こんにちは!ゴルフギアの情報収集が趣味で、週末はほとんどゴルフコースか練習場にいる「19番ホール研究所」運営者のthe19thです。
いやはや、ゴルフ好きの心をくすぐる一本が登場しましたね。ヤマハから2026年モデルとして発表された「RMX DD-2 ドライバー」。新しいクラブ、特にドライバーのニュースを聞くと、もう気になって仕方ありません。今回のDD-2は、特に多くのアマチュアゴルファーが永遠の課題として抱える「スライス」の改善に大きく貢献してくれる、という前評判で持ちきりです。実際のところ、その評価はどうなのか、試打した人のリアルな感想はどうなのか、気になりますよね。
私自身もそうですが、新しいドライバーを検討する時って、知りたいことがたくさん出てきます。歴代モデルからどんな進化を遂げたのか、兄弟モデルとして同時に発表されたDD-1との違いは具体的に何なのか、そして市場の絶対王者ともいえるゼクシオ13と比較してどんなメリットがあるのか。もちろん、正式な発売日や気になる価格、そして何より「本当につかまるのか?」という性能に関するリアルな口コミまで、徹底的に調べ尽くしてから購入を決めたい、というのが本音ではないでしょうか。決して安い買い物ではないですから、後悔だけはしたくないですもんね。
そこでこの記事では、そんなあなたの尽きない疑問や購入前の不安をすべて解消できるよう、ヤマハ RMX DD-2 ドライバーに関するあらゆる情報を網羅的に調査し、私自身のゴルフ経験と知識を交えながら、どこよりも分かりやすく、そして深く掘り下げて解説していきます。この記事を読み終える頃には、DD-2があなたのゴルフを変える一本になるかどうかが、きっと見えてくるはずです。最高のクラブ選びの、頼れる相棒としてお役立ていただければ幸いです。
- DD-2の革新的な技術とスライス改善の仕組み
- 試打データから見るリアルな飛距離と方向性
- ライバルモデル(DD-1・ゼクシオ13)との徹底比較
- 購入前に知りたい価格やシャフト、口コミのまとめ
ヤマハ DD-2 ドライバーの評価を左右する新技術
さて、ここからはヤマハ DD-2 ドライバーがなぜこれほどまでにゴルファーたちの注目を集めているのか、その心臓部ともいえるテクノロジーに深く切り込んでいきたいと思います。「最新モデルだから良い」という単純な話ではありません。その性能の裏には、ヤマハが長年培ってきた確固たる技術的背景と、ゴルファーの悩みに真摯に向き合った設計思想が存在します。歴代モデルから受け継がれた「飛びの哲学」から、スライスを撲滅するために搭載された新技術、そしてクラブ全体のパフォーマンスを決定づけるシャフトとのマッチングまで、DD-2を形作る要素を一つひとつ、丁寧に解剖していきましょう。
歴代モデルから受け継いだ飛びのDNA

ヤマハのゴルフクラブ開発の歴史は、常に「常識への挑戦」の連続でした。そして、このRMX DD-2もまた、その輝かしい系譜の最先端に位置する、まさに正統進化モデルと言えます。DD-2の性能を理解するためには、過去の傑作たちが築き上げてきた技術的な遺産を知ることが不可欠です。
多くのゴルファーの記憶に鮮明に残っているであろう「Inpres UD+2」シリーズ。あの「+2番手の飛び」というキャッチコピーは、ゴルフ業界に衝撃を与えました。その飛びの秘密は、徹底した低・深重心化と、他を圧倒する「超・重心角」にありました。重心角を極端に大きくすることで、ゴルファーが意識しなくてもインパクトでヘッドが自然にターンし、ボールをしっかり捕まえてくれる。この「つかまえて飛ばす」というUD+2の設計思想は、DD-2の強力なドローバイアスの根幹を成す、まさにDNAそのものなのです。
一方で、前作にあたる「RMX VD59」は、異なるアプローチでゴルファーを助けてくれました。その最大の特徴は、ルール上限に迫る5820g・cm²という驚異的な慣性モーメント(MOI)。これにより、打点が左右にブレてもヘッドの挙動が極めて安定し、「とにかく曲がらない」という絶対的な直進性を実現しました。DD-2は、このVD59が完成させた「寛容性」という遺産をしっかりと受け継ぎ、そこに新たな武器を加えています。
楽器メーカーならではの「感性」へのこだわり
そして、ヤマハのゴルフクラブを語る上で絶対に外せないのが、世界的な楽器メーカーとしての側面です。近年のドライバーはカーボン素材の採用が増え、性能が向上する一方で、「打音がこもる」「打感が硬い」といった感性面での課題を抱えるモデルも少なくありません。しかし、ヤマハはこの課題に対し、ピアノやギターの音響解析で培った独自のノウハウで応えます。ヘッド内部の補強リブの配置をミリ単位で最適化し、インパクト時の振動周波数をコントロール。これにより、カーボンヘッドでありながら、ゴルファーが「芯で捉えた」と感じる爽快な金属音と、手に伝わる心地よい打感を両立させているのです。これは、単なるスペックでは測れない、ヤマハだけの特別な価値と言えるでしょう。
注目すべき発売日と気になる価格
クラブの性能に心が躍ったら、次に現実的な情報として押さえておきたいのが、発売日と価格ですよね。最高の相棒候補を手に入れるための、具体的な計画を立てていきましょう。
ヤマハ RMX DD-2 ドライバーの正式な発売日は2025年10月23日と公式にアナウンスされています。(出典:ヤマハゴルフ公式サイト)この時期は、ちょうどゴルフシーズンが一段落し、来シーズンに向けてじっくりとクラブセッティングを見直すのに最適なタイミング。オフシーズンの間に練習場でしっかりと打ち込み、春のゴルフシーズン開幕と同時に、新しい武器で最高のスタートを切る、なんていうのも素敵なプランですね。
そして、最も気になるメーカー希望小売価格は96,800円(税込)と設定されています。この価格をどう捉えるかですが、近年の主要メーカーのフラッグシップモデル、例えばキャロウェイの「Paradym Ai Smoke」シリーズやテーラーメイドの「Qi10」シリーズなども同等かそれ以上の価格帯で展開されていることを考えると、DD-2が特別な高級モデルというわけではなく、最新技術を搭載したプレミアムドライバーの標準的な価格と言えるでしょう。
スライス改善に特化したヘッド設計
「なぜ、DD-2はスライスに効くのか?」その答えは、ヘッド形状と内部設計に隠されています。開発チームがアマチュアゴルファーの悩みに徹底的に寄り添った結果生まれた、数々の工夫を見ていきましょう。
まず、アドレスした時に目に付くのが、後方に向かって低く長く伸びた「シャローバック形状」です。この形状は、見た目の安心感をもたらすだけでなく、物理的にも非常に重要な役割を担っています。ヘッド後方に重量を配分しやすくなるため、結果としてヘッドの重心を「極限まで低く、そして深く」設定することが可能になるのです。この「低・深重心」こそが、スライス改善と飛距離アップの鍵を握っています。
慣性モーメント(MOI)がもたらす絶対的な安定感
「深重心」設計の最大のメリットは、ヘッドの慣性モーメント(MOI)を最大化できる点にあります。慣性モーメントとは、簡単に言えば「物体の回転しにくさ」を示す数値。これが大きいと、インパクトで打点がトウ側やヒール側にズレてしまっても、ヘッドがブレにくく、フェースが開きにくいのです。スライスの多くは、インパクトでフェースが開くことによって発生するため、このMOIの高さが、左右の曲がり幅を劇的に抑え、ボールをフェアウェイに留めてくれる強力な武器となります。
低重心が生み出す、やさしい高弾道
一方で、「低重心」設計は、ボールの上がりやすさに直結します。重心点が低いほど、インパクトの衝撃がボールの中心より下に入りやすくなり、自然とボールを高く打ち出すことができます。これにより、ヘッドスピードに自信がないゴルファーでも、理想的な高弾道・低スピンのボールがオートマチックに打てるようになり、キャリーを最大限に伸ばすことが可能になります。ボールが上がらないことが原因で飛距離をロスしていた方にとっては、まさに救世主のような設計と言えるでしょう。
打点の科学に基づいたフェース設計
さらにDD-2がユニークなのは、アマチュアゴルファーの打点分布を徹底的に分析し、それに合わせてフェースの湾曲(バルジとロール)を最適化している点です。一般的に、トウ側で打てばフック回転、ヒール側で打てばスライス回転がかかる「ギア効果」という物理現象がありますが、DD-2のフェースは、アマチュアが最もミスしやすいエリアでこのギア効果が最適に働き、曲がったボールがコース中央に戻ってくるように設計されています。これは、話題のAIフェースとはまた違う、ヤマハ独自の「打点の科学」に基づいたアプローチであり、寛容性の高さを裏付けています。
驚きのつかまりを生むドローバイアス

スライスに悩むゴルファーがクラブに求める性能、それは何と言っても「ボールのつかまり」ですよね。DD-2は、その期待に真正面から応えるべく、非常に強力な「ドローバイアス設計」を採用しています。これは、単にフェースが左を向いている(フックフェース)といった単純な話ではありません。ヘッド内部の構造によって、スイング中に自然とボールがつかまる動きをアシストしてくれる、もっと物理的で効果的な仕組みなのです。
その秘密は、ヘッド内部の重量配分にあります。DD-2では、比重の重いタングステン・ニッケル合金(W-Ni)ウェイトを、ヘッドのヒール側(シャフト寄り)に戦略的に配置しています。これにより、ヘッドの重心がシャフトの軸線上から少しヒール側にずれることになります。この、シャフト軸線と重心点との距離が「重心距離」であり、この距離が短いほど、また重心角が大きいほど、ヘッドはスイング中にターンしやすくなります。
この結果、今までであれば右に大きく曲がっていたであろうボールが、軽いフェードやストレートボールに変化します。長年染み付いたスライス癖を、スイング改造という苦しい道のりではなく、クラブの性能という物理的なアプローチで矯正してくれる。これは、多くのゴルファーにとって非常に心強い味方となるはずです。
標準シャフト TENSEIとの相性
どんなに優れたヘッドでも、その性能を100%引き出すためには、ゴルファーとヘッドを繋ぐ「シャフト」との相性が極めて重要になります。ヤマハ RMX DD-2では、その点も抜かりありません。標準装着シャフトとして、世界中のツアープロから絶大な信頼を得ている三菱ケミカル社の「TENSEI」シリーズが採用されています。これは、メーカーがヘッドの特性を深く理解し、その性能を最大限に発揮させるための最適な組み合わせを提案してくれている、という証でもあります。
DD-2に用意されている標準シャフトは、ゴルファーのパワーやスイングタイプに合わせて選べる2種類です。
TENSEI GR 50(50g台)
こちらは、いわゆる「アベレージゴルファー向け」のスペックです。重量が50g台と比較的軽量なため、非力な方でも振り抜きやすく、ヘッドスピードの向上も期待できます。シャフト全体のしなりが大きく、インパクトにかけてスムーズにしなり戻ることで、ボールをしっかり捕まえ、高く打ち出す動きをアシストしてくれます。
こんな方におすすめ:
- ヘッドスピードが38m/s~43m/s程度の方
- ゆったりとしたスイングリズムで振るタイプの方
- シャフトのしなりを使って楽に飛ばしたい方
- ボールが上がりにくい、つかまりにくいと感じている方
TENSEI FR 60(60g台)
こちらは、ある程度パワーがあり、しっかりとクラブを振っていきたい方向けのスペックです。60g台の重量がスイングの安定感をもたらし、シャフトの剛性を高めることで、インパクトで当たり負けせず、エネルギーを効率よくボールに伝達します。叩きにいってもシャフトが暴れにくく、左への引っかけを抑制する効果も期待できます。
こんな方におすすめ:
- ヘッドスピードが42m/s~48m/s程度の方
- スイングテンポが速く、力強く叩きにいくタイプの方
- 軽量シャフトでは物足りなさや頼りなさを感じる方
- つかまりすぎによる左へのミスを避けたい方
カチャカチャ機能で弾道を最適化
現代のドライバーに欠かせない機能となった、ネック部分で弾道を調整できる、通称「カチャカチャ」。もちろん、このヤマハ RMX DD-2にも高性能な可変スリーブが搭載されています。この機能の素晴らしい点は、購入した後でも、自分のスイングの変化や、その日のコンディション、さらにはコースの状況に合わせて、ドライバーの性能を自分好みに微調整できることです。まさに、あなただけの「最適解」を見つけ出すための秘密兵器と言えるでしょう。
DD-2の可変スリーブでは、主に「ロフト角」と「ライ角」の2つを調整できます。
ロフト角調整:弾道の高さをコントロール
ロフト角は、ボールの打ち出し角とバックスピン量を決定づける非常に重要な要素です。DD-2では、表示されているロフト角(9.5°または10.5°)を基準に、最大で±2°の範囲で調整が可能です。具体的な活用シーンをいくつか挙げてみましょう。
- ボールが上がらず、キャリーが出ない場合:ロフトを「+1°」や「+2°」に設定(寝かせる)ことで、打ち出し角が高くなり、楽にボールが上がるようになります。
- ボールが吹け上がって飛距離をロスする場合:ロフトを「-1°」や「-2°」に設定(立てる)ことで、打ち出しを抑え、スピン量を減らし、前へ飛ぶ力の強い弾道に変えることができます。
- 風が強い日のラウンド:アゲインストの風が強いホールではロフトを少し立てて低い球で、フォローの風が強いホールではロフトを寝かせて高く打ち、風に乗せる、といった戦略的な使い方も可能です。
ライ角調整:ボールのつかまりをコントロール
ライ角は、アドレス時のクラブヘッドの傾き具合のことで、ボールの左右の打ち出し方向(つかまり具合)に影響を与えます。DD-2では、標準のライ角設定(STD)に加えて、よりつかまりを良くする「UPRT(アップライト)」設定を選択できます。
ライ角をアップライトにすると、アドレス時にクラブのトウ側が少し浮き上がり、ヒール側が地面に近づきます。この状態でスイングすると、インパクトでフェースが左を向きやすくなるため、ボールのつかまりが向上し、スライスを抑制する効果が高まります。「DD-2の標準設定でもまだスライスが出てしまう…」という方にとって、このアップライト設定は非常に有効な一手となるでしょう。
ヤマハ DD-2 ドライバーの試打とライバル比較
さて、ここまでDD-2を支えるテクノロジーについて詳しく見てきましたが、ゴルファーとして一番知りたいのは、やはり「実際に打ったらどうなのか?」という、そのリアルな性能ですよね。ここからは、様々なメディアやゴルファーによる試打レビューを分析し、その性能を客観的に評価します。さらに、購入を検討する上で誰もが気になるであろう兄弟モデル「DD-1」や、市場の王者「ゼクシオ13」といったライバルたちとの徹底比較を通じて、DD-2があなたにとって本当にベストな選択なのかを、一緒に見極めていきましょう。
試打レビューで見えたリアルな飛距離

数々の試打レポートやインプレッションを総合的に分析すると、ヤマハ RMX DD-2の飛距離性能に関する評価は、ある一つの方向性で一致しているように見えます。それは、このドライバーが「会心の一発の最大飛距離」を追求するタイプではなく、「安定して好結果を生み出し、平均飛距離を大きく引き上げてくれる」タイプである、ということです。
この「平均飛距離の向上」という恩恵の源泉となっているのが、DD-2の核心技術である三菱ケミカル共同開発の「8軸カーボンフェース」です。従来のカーボンフェースが特定の方向にのみ強い「異方性」を持つのに対し、8方向から緻密に編み込まれたカーボン繊維は、全方位に対して均一で強靭な強度を誇ります。これにより、インパクトのエネルギーを極限までロスなくボールに伝えることができ、フェースのどの位置でヒットしても高いボール初速を維持することが可能になるのです。つまり、アマチュアにありがちな打点のブレが、そのまま飛距離のブレに繋がりにくい、というわけです。
ミスヒットへの驚異的な強さ
多くのテスターが口を揃えて賞賛するのが、このオフセンターヒットへの強さです。例えば、
- 「少しヒール寄りの下目で打ってしまったが、力なく右に滑るスライスにはならず、前に飛んでフェアウェイに残ってくれた」
- 「トウの先端で薄く当たった感触でも、ドロップして失速することなく、そこそこのキャリーを稼いでくれた」
といった声が非常に多く聞かれます。ティーショットでOBを一発打つだけでスコアが「+2」や「+3」になってしまうことを考えれば、この「大ケガをしない」という性能がいかに重要か、お分かりいただけるでしょう。ベストショットとワーストショットの飛距離差が縮まることで、セカンドショット以降のクラブ選択も楽になり、ゴルフ全体のマネジメントが非常に安定します。
日本の気候にマッチした実戦性能
さらに、見過ごされがちですが実戦で非常に有効なのが、フェース表面に施された「全天候型フェーステクスチャー」です。高温多湿で、雨や朝露の影響を受けやすい日本のゴルフ環境において、ボールとフェースの間の水分は、スピン量を不安定にする大敵です。特にスピン量が極端に減ってしまうと、ボールが揚力を失いドロップする現象が起きます。この特殊なフェース加工は、水分を適切に排水し、ウェットな状況でもドライな時と変わらない安定したスピン量を確保してくれます。これにより、天候に左右されず、常に計算できる安定した弾道が得られるのです。
DD-1との違いは?どっちを選ぶべきか
ヤマハRMXシリーズには、このDD-2と対をなす兄弟モデル「DD-1」が存在します。同じRMXの名を冠していても、そのキャラクターは大きく異なります。あなたのゴルフスタイルや目指す方向性によって、どちらが最適なパートナーになるかは変わってきます。ここで両者の違いを明確にし、あなたが選ぶべき一本を明らかにしましょう。
まず、両者の最も大きな違いをまとめた比較表をご覧ください。
| 特性 | RMX DD-1 | RMX DD-2 |
|---|---|---|
| ヘッド体積 | 450cm³ (やや小ぶりで操作性が高い) | 460cm³ (最大級で安心感・寛容性が高い) |
| ヘッド形状 | ディープフェース (重心が高めで低スピン) | シャローバック (重心が低く高弾道) |
| ターゲット | 操作性重視 ドロー/フェードを意図的に打ち分けたいゴルファー |
寛容性・直進性重視 オートマチックにスライスを改善したいゴルファー |
| つかまり性能 | ニュートラル〜フェードバイアス | 強力なドローバイアス |
| おすすめゴルファー像 | ・自分のスイングで球筋をコントロールしたい中~上級者 ・左へのミス(チーピン)を絶対に避けたいハードヒッター |
・とにかく楽に、真っすぐ飛ばしたいアベレージゴルファー ・長年のスライス癖に悩んでいる方 ・安定性を最優先したい方 |
操作性の「DD-1」か、寛容性の「DD-2」か
DD-1は、ヘッド体積がやや小ぶりな450cm³で、フェース面が縦に厚いディープ形状をしています。これにより、ゴルファーはフェースローテーションを積極的に使いやすく、ドローやフェードといった球筋を意図的に打ち分ける「操作性」に優れています。重心もDD-2に比べると浅く高めなので、吹け上がりを抑えた強い中弾道が打ちやすい設計です。自分のスイング技術に自信があり、コースの状況に応じて多彩なボールを打ちたいと考えるプレーヤーには、DD-1が最適な武器となるでしょう。
一方、DD-2は、ルール最大級の460cm³のヘッド体積とシャローバック形状により、とにかく「やさしさ」と「安定性」を追求したモデルです。難しい操作はクラブに任せて、ゴルファーはただシンプルに振ることに集中すれば良い。強力なドローバイアスと高い慣性モーメントが、スイング中の小さなミスをカバーし、ボールを真っすぐ、高く、そして遠くへ運んでくれます。
結論として、ほとんどのアマチュアゴルファー、特にスコア100切りを目指すレベルの方や、スライスに悩んでいる方にとっては、迷わずDD-2を選ぶのがスコアアップへの一番の近道になる可能性が高いと、私は考えています。現代ゴルフでは、無理に球を曲げるよりも、計算できる持ち球でコースを攻略する方が、結果的に良いスコアに繋がりやすいからです。
ゼクシオ13との比較でわかる長所
日本のアベレージ向けドライバー市場において、ダンロップの「ゼクシオ」は、長年にわたり絶対的な王者として君臨してきました。したがって、同じターゲット層を狙うヤマハ RMX DD-2にとって、ゼクシオとの比較は避けては通れない道です。両者は似ているようで、実はゴルファーに提供する「価値」が異なります。その違いを理解することで、DD-2ならではの魅力がより一層際立ってきます。
| 比較項目 | ヤマハ RMX DD-2 | ダンロップ ゼクシオ 13 |
|---|---|---|
| 開発アプローチ | 物理特性(高MOI、重心設計)でミスを軽減 | 空力(ActivWing)と軽量化でHSを向上 |
| 打音・打感 | 引き締まったカーボンサウンド 弾き感と柔らかさが両立 |
高く澄んだ伝統の金属音 爽快な「ゼクシオサウンド」 |
| 重量・振り心地 | しっかりとした重量感で安定したスイングが可能 | 圧倒的な軽さで楽に振り抜ける |
| 主なターゲット層 | HS 38-45m/s 上達を目指すアベレージ、セミハードヒッター |
HS 35-42m/s シニア層、楽にゴルフを楽しみたいゴルファー |
「振りやすさ」のゼクシオ、「安定感」のDD-2
ゼクシオ13の最大の武器は、徹底した軽量化と、ダウンスイング前半のヘッドのブレを抑える「ActivWing」という空力技術です。これにより、ゴルファーは無意識のうちにヘッドスピードが上がり、振りやすく、そして飛ばせるという体験を得られます。「楽に、気持ちよく飛ばす」という点において、ゼクシオの右に出るものはないかもしれません。
それに対し、RMX DD-2が提供するのは「安定感」と「信頼感」です。ゼクシオよりも少ししっかりとした重量設定と、業界トップクラスの慣性モーメントにより、スイングが多少ブレてもヘッドの挙動が乱れにくく、常に安定した弾道を生み出します。特に、少し力が入ってしまった場面や、体力が落ちてくるラウンド後半でも、クラブがゴルファーを支えてくれるような安心感があります。「ゼクシオは振りやすいけど、軽すぎて少し頼りなく感じる」「もっとしっかり叩きにいけるドライバーが欲しい」と感じているゴルファーにとって、DD-2はまさに理想的な選択肢となり得るのです。
感性の領域での違い
性能面だけでなく、打感や打音といった「感性」の領域でも両者は対照的です。「キーン」と高く響き渡る爽快なゼクシオサウンドは、長年のファンを魅了し続けています。一方、DD-2のサウンドは、より現代的で引き締まった落ち着きのある音。カーボンフェースの進化を感じさせながらも、ヤマハ独自の音響チューニングによって決して物足りなさを感じさせない、絶妙な仕上がりです。これは完全に好みの問題ですが、試打の際にはぜひ耳を澄ませて、どちらの音が自分の感性に響くかを確かめてみてください。
購入者の口コミやリアルな評判を紹介

メーカーの宣伝文句や我々のようなメディアの評価も大切ですが、最終的に購入の後押しになるのは、やはり実際に身銭を切って購入したユーザーたちの「生の声」ですよね。ここでは、インターネット上のゴルフフォーラムやSNS、ECサイトのレビューなどから、ヤマハ RMX DD-2に関するリアルな口コミや評判を収集し、その傾向を分析してみました。
口コミから見えるDD-2の全体像
これらの口コミを総合すると、DD-2はメーカーが謳っている通りの「スライス改善」と「寛容性」という性能を、多くのユーザーが実際に体感し、高く評価していることがわかります。特に、長年の悩みから解放されたという喜びの声は、このドライバーの存在価値を何よりも雄弁に物語っています。一方で、その強力なつかまり性能ゆえに、フック系のゴルファーには合わない可能性があるという点も、正直な意見として散見されました。価格に関しては、高価であることは認めつつも、その性能に納得し、満足しているユーザーが多いという印象です。これらのリアルな声を参考に、ご自身のスイングタイプや悩みに照らし合わせてみてください。
まとめ:ヤマハ DD-2 ドライバーはあなたに合うか
さて、ここまでヤマハ RMX DD-2 ドライバーについて、その技術的な背景からリアルな性能、そしてライバルとの比較まで、あらゆる角度から徹底的に掘り下げてきました。様々な情報を通して見えてきたのは、このドライバーが単なる新製品ではなく、明確な目的を持って開発された「問題解決型プロダクト」であるという事実です。
最後に、この記事の総まとめとして、DD-2があなたのゴルフライフを劇的に変える最高のパートナーになり得るかどうか、最終チェックをしてみましょう。
もし、あなたが今、以下のような悩みや願望を抱えているなら、DD-2はまさにあなたのために作られたドライバーかもしれません。
このチェックリストに3つ以上当てはまるのであれば、あなたはDD-2を試打してみる価値が大いにあると言えます。このドライバーがもたらしてくれるのは、単なる飛距離アップだけではありません。それは、ティーイングエリアで不安なくアドレスできる「精神的な余裕」であり、セカンドショットを常にフェアウェイの良いライから打てるという「スコアメイク上の優位性」です。
もちろん、クラブに絶対はありませんし、最終的な判断はあなた自身が実際に打ってみて、その振り心地や弾道を確かめることが何よりも重要です。この記事が、その一歩を踏み出すための、そして最高の選択をするための、信頼できる情報源となっていれば、これほど嬉しいことはありません。
あなたのゴルフライフが、このヤマハ DD-2 ドライバーとの出会いによって、より楽しく、より素晴らしいものになることを心から願っています。




