ヘッドスピード40に合うシャフト決定版!2025年最新50g台を厳選

ヘッドスピード40に合うシャフト 用品

ゴルフ仲間の皆さん、こんにちは。19番ホール研究所のthe19thです。ドライバーの飛距離、伸び悩んでいませんか。特にヘッドスピード40m/s前後の私たちは、市場で最も人口が多いボリュームゾーンと言われていますが、実は一番クラブ選びが難しい層でもあるんです。

ハードヒッター向けのSシャフトだと硬すぎて飛ばないし、だからといってRシャフトだと頼りなくて左右に散らばる。私自身もかつてはこのジレンマに苦しみ、何本ものシャフトを試しては手放すということを繰り返していました。しかし、最新の素材技術や物理的な解析が進んだ2025年の今、私たちにドンピシャではまる「正解」が明確に見えてきました。

今回は、物理的な視点と私自身の実体験を交えながら、ヘッドスピード40m/sのポテンシャルを最大化するシャフト選びについて、徹底的に深掘りしていきます。

  • かつての常識「60g台」を捨て「50g台」を選ぶべき明確な工学的理由。
  • 見栄を張った「S」よりも「SR」や「トルク」で選ぶことの重要性。
  • フジクラVTCや三菱ケミカルXlinkなど最新技術がもたらす飛距離効果。
  • アイアン用カーボンシャフトMCIへの移行がスコアと身体を守る鍵。

失敗しないヘッドスピード40に合うシャフトの選び方

ヘッドスピード40に合うシャフト

「純正シャフトのSだと物足りないけれど、カスタムシャフトの60Sはハードすぎる」。この悩みを抱えている方は非常に多いはずです。まずは、私たちヘッドスピード40m/s前後のゴルファーが、なぜ従来の選び方では失敗してしまうのか、そして最新の理論では何を基準に選ぶべきなのか、その本質的なメカニズムを解説します。

ドライバーの重さは50g台がおすすめ

まず結論から申し上げますと、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーにとって、ドライバーシャフトの重量は間違いなく「50g台」がベストです。一昔前までは「男性なら60g台が標準」という不文律がありましたが、それはもう過去の話。現代の素材技術において、その常識は完全にアップデートされています。

なぜ50g台なのか。その最大の理由は「慣性モーメント(MOI)」と「スイングの再現性」にあります。シャフトが60g台後半になると、クラブ全体の総重量が増し、スイング中の慣性モーメントが大きくなります。元気なうちは振れても、ラウンド後半になると疲労でヘッドスピードが落ち、振り遅れや右へのプッシュアウトが出やすくなるんですね。

逆に40g台前半まで軽くしてしまうと、今度は手先だけで操作できてしまうため「手打ち」を助長し、スイング軌道が安定しなくなるリスクがあります。

50g台(具体的には52g〜58g)は、適度な質量があるためスイングプレーンが安定しやすく、かつフィニッシュまで一気に加速し続けられる「振り抜きやすさ」のバランスが最も優れているスイートスポットなのです。

「50g台だと軽くて当たり負けするのでは?」という心配もあるかもしれません。しかし、近年のシャフトは東レの「トレカ®」や三菱ケミカルの「パイロフィル®」といった高弾性カーボンシートを使用し、樹脂含有量を極限まで減らすことで、軽量ながらも60g台に匹敵する剛性を実現しています。つまり、「軽さでスピードを上げ、剛性でボールを叩く」ことが可能になったのです。これを利用しない手はありません。

硬さはSだけでなくSRや振動数で選ぶ

シャフト選びで最も陥りやすい罠が「フレックス(硬さ)の表記」です。「男ならSだろ」という見栄、私にもありました。しかし、メーカーによってSの基準はバラバラですし、何よりヘッドスピード40m/sにとって、多くのカスタムシャフトの「S」はオーバースペックである場合が多いのです。

ここで注目してほしいのが「SR(スティッフ・レギュラー)」というスペックです。「Rは柔らかすぎるけどSは硬い」という私たちのために用意されたこのフレックスこそ、実は黄金スペックである可能性が高いのです。硬すぎるシャフトを使うと、しなりを感じられず、無理にしならせようとして力みが生じます。これでは「エネルギーロスの増大」を招き、ボール初速が低下してしまいます。

振動数(CPM)で考える
一般的な目安として、ヘッドスピード40m/s前後の方には、振動数が240cpm〜250cpm程度のシャフトがマッチしやすいと言われています。これは多くのカスタムシャフトの50SR、あるいは50Sの柔らかめの方に相当します。

特に最新のシャフトは、先端の剛性を高めてヘッドの暴れを抑えつつ、手元や中間部を滑らかにしならせる設計が増えています。SRを選ぶことで、切り返しでの「間」が作りやすくなり、タイミング良くインパクトを迎えることができます。シャフトが勝手に仕事をしてくれる感覚を味わうには、見栄を捨てて「しなり」を味方につけることが最短ルートです。無理に硬いシャフトを使って「叩きに行く」のではなく、適切な硬さで「振り抜く」ことこそが、飛距離アップの秘訣ですよ。

トルクと調子の違いで弾道を改善する

フレックスと同じくらい、いや、最近の大型ヘッドにおいてはそれ以上に重要なのが「トルク(ねじれ剛性)」です。トルクとは、シャフトのねじれやすさを表す数値のこと。この数値が、打感やヘッドの挙動に直結します。

ヘッドスピード40m/sのゴルファーにおける最適解は、ズバリ「トルク 3.0〜5.0度」の範囲です。最近のドライバーヘッドは「高慣性モーメント(10K)」化が進んでおり、ヘッド自体がターンしにくくなっています。そのため、シャフトのトルクが少なすぎると(2.0度台など)、遊びがなさすぎてヘッドの開閉を感じにくく、タイミングがシビアになります。

トルク値 特性とメリット 注意点
2.0〜3.5度 反応が良く、自分でフェース面を管理できる。 HS40m/sでは敏感すぎてミスがダイレクトに出やすい。
3.5〜5.0度 推奨ゾーン。適度なねじれでミスを吸収し、タイミングが取りやすい。 特になし。オートマチックな挙動で安定する。
5.0度以上 ヘッドが動きやすく、球がつかまりやすい。 叩きに行くとヘッドが遅れて右へのミスが出ることも。

また、「キックポイント(調子)」の選定も弾道改善の鍵です。
スライスに悩んでいるなら「先中調子」や「先調子」を選んでください。インパクト直前でヘッドが走り、ボールを捕まえてくれます。逆に、左へのひっかけが怖い、あるいは吹け上がってランが出ないという方は「中元調子」や「元調子」を試してみてください。手元がしなることでタメが作りやすく、ロフトが立って当たるため、強弾道でランを稼げます。

重要なのは、「自分はどのミスを減らしたいか」を明確にすること。スライスを減らすためにシャフトを変えるのか、弾道の高さを抑えるために変えるのか。目的がはっきりすれば、選ぶべきトルクと調子は自然と決まってきます。

アイアンシャフトも軽量スチールよりMCI

ヘッドスピード40に合うシャフト

ドライバーのシャフトを見直したら、ぜひアイアンのシャフトにも目を向けてみてください。「アイアンはスチール一択」と思い込んでいませんか? 特に「N.S.PRO 950GH」などの軽量スチールを使用している方が多いと思いますが、ヘッドスピード40m/sの方にとって、これからの選択肢として強くおすすめしたいのが「高性能カーボンシャフト」、特にフジクラの「MCI(Metal Composite Irons)」です。

従来のカーボンシャフトは「軽すぎてバランスが出ない」「打感がぼやける」といった欠点がありましたが、MCIはシャフトの先端に金属管をコンポジット(複合)させることでこれを解決しています。スチールシャフトと同等のバランスポイントを持ちながら、カーボンの最大のメリットである「衝撃吸収性」と「設計自由度」を享受できるのです。

私たちが年齢を重ねるにつれ、スチールの硬い打感は手首や肘への負担となります。MCIなどのカーボンシャフトは、インパクトの衝撃をマイルドにしてくれるため、練習量を増やしても体を痛めにくいという大きなメリットがあります。

推奨スペック
HS40m/sの方なら、MCI 70(RまたはS)やMCI 80(RまたはS)が、重量フロー的にもドライバー(50g台)との繋がりが完璧です。スチールからの移行でも違和感なく、かつ楽に高さを出してグリーンを狙えるようになりますよ。

「カーボンはシニア向け」という固定観念は捨てましょう。女子プロの多くがアイアンにカーボンを採用している事実が、その性能の高さを証明しています。

2025年版の最新トレンドと技術

2024年から2025年にかけてのシャフト市場は、まさに「技術のカンブリア爆発」と言える状況です。各メーカーが独自のテクノロジーを投入し、HS40m/s層の「スマッシュファクター(ミート率)」を最大化することにしのぎを削っています。

特に注目すべき技術トレンドは以下の3つです。

  1. フジクラ「VTC(Variable Torque Core)」
    従来は連動していた「曲げ剛性」と「ねじれ剛性」を切り離して制御する技術です。これにより、「手元はしっかりして振りやすいのに、先端はねじれず安定する」といった夢のような挙動が可能になりました。
  2. 三菱ケミカル「Xlink Tech(クロスリンクテック)」
    樹脂の組成を分子レベルで最適化し、カーボン繊維の密度を高める技術です。これにより、強度が14%向上し、マイルドな打感と当たり負けしない剛性を両立しています。
  3. グラファイトデザイン「Nitta 2G-Namd」
    カーボンナノチューブ素材を進化させ、しなり戻りの速度と復元力を劇的に向上させています。ムチのような加速感で、ヘッドスピードそのものを引き上げてくれます。

これらの技術は、単に「飛ぶ」だけでなく、「ミスヒットに強い」という恩恵を私たちにもたらしてくれます。オフセンターヒット時のヘッドのブレを物理的に抑え込んでくれるため、多少芯を外しても飛距離が落ちないのです。最新のテクノロジーは、プロのためだけでなく、私たちアマチュアを助けるためにあると言っても過言ではありません。

(出典:Fujikura Golf Technology

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メーカー別ヘッドスピード40に合うシャフトの特徴

ヘッドスピード40に合うシャフト

理論武装が済んだところで、いよいよ具体的なモデル選びに入りましょう。市場には星の数ほどシャフトがありますが、HS40m/sの私たちが「これを選んでおけば間違いない」と言える名器を厳選しました。それぞれの特徴と、どんなタイプのゴルファーに合うかを解説します。

フジクラスピーダーNXグリーンの評価

今、市場で最も評価されているシャフトの一つが、フジクラの「SPEEDER NX GREEN(スピーダー NX グリーン)」です。初代NX(ブルー)も名器でしたが、グリーンはさらにHS40m/s層にとって扱いやすい特性を持っています。

最大の特徴は、VTC技術によって手元側の剛性を高めつつ、中間部から先端にかけてスムーズなしなりを持たせている点です。これにより、切り返しでシャフトが暴れず、自分でコントロールしている感覚を持ちながら、インパクトではしっかりとヘッドが戻ってきてくれます。

おすすめのユーザー:
「50SR」または「50S」が推奨スペックです。特に50SRは秀逸で、トルク4.9度という数値以上に締まった挙動を見せます。「ある程度自分で叩きに行きたいけど、左へのミスは消したい」「強弾道で飛ばしたい」という方に最適です。ボール初速の向上を体感できるはずです。

ツアーADはCQやPTが相性良し

プロ使用率No.1を誇るグラファイトデザインからは、対照的な2本をピックアップします。「Tour AD CQ」と「Tour AD PT」です。

Tour AD CQ(Conquest):
これは近年の「重ヘッド・高慣性モーメント」に対応した最新の先中調子モデルです。「先調子は暴れる」というイメージを覆す安定感がありながら、インパクトゾーンでの加速感(走り感)は抜群です。ムチのようにしなってボールを捕まえてくれるので、右へのプッシュアウトやスライスに悩むHS40m/sの方にとって、最強の武器になります。「CQ-5」のR1またはSが狙い目です。

Tour AD PT(High Modulus):
こちらは2005年の発売以来、一度もカタログ落ちしていない伝説のシャフトです。特徴は「癖のなさ」。特定の場所が硬かったり柔らかかったりせず、全体が綺麗にしなります。シャフトが余計なことをしないため、自分のスイングの良し悪しがそのまま弾道に出ます。「スイングを作り直したい」「操作性を重視したい」というアスリート志向の方には、このPT-5(R1/S)が最高の先生になってくれるでしょう。

ディアマナPDやTBで方向性を安定

「白マナ」「青マナ」の愛称で知られる三菱ケミカルのDiamanaシリーズ。ここからは第5世代の「PD」と「TB」をご紹介します。

Diamana PD:
「安定性の極致」とも言える中元調子モデルです。先端の剛性が極めて高く、オフセンターヒット時の当たり負けを防ぎます。一般的に元調子はハードルが高いと思われがちですが、PDの50g台(50SR/50S)は振動数も適切に管理されており、HS40m/sでも十分に扱えます。「吹け上がって飛距離をロスしている」「左へのミスを絶対に消したい」という方には、PDが驚くほどの安定感をもたらします。

Diamana TB:
こちらは王道の青マナ系譜、中調子です。非常にスムーズな剛性分布(EIカーブ)を描き、誰が振ってもタイミングが取りやすいのが特徴。「今のドライバーが合っているのか分からない」「とりあえず基準となる1本が欲しい」という方は、まずこのTB 50Sを試してみてください。そこから「もう少し捕まりが欲しい」「もう少ししっかりさせたい」と調整していくのが、フィッティングの近道です。

(出典:Mitsubishi Chemical Golf Shafts Technology

アッタスキングならスライスの悩み解消

「どうしてもスライスが止まらない」「球がつかまらない」という悩みを持つHS40m/sの方への最終兵器、それがUSTマミヤの「ATTAS KING(アッタス キング)」です。シリーズ13代目となるこのモデルは、「つかまりの王様」というキャッチコピー通り、強烈なドローバイアスを持っています。

手元部に「四軸織物」を採用し、先端部には高弾性素材「M40X」を使用。これにより、手元はしっかりしつつ、インパクトで先端が鋭く走ってボールを捕まえます。右に滑る球が、このシャフトに変えるだけでハイドローに変わることも珍しくありません。

他メーカーの50g台よりも少し重量感がある(5Sで約58g)のも特徴で、頼りなさを感じさせません。スライサーの方は迷わずこれを試打リストに入れてください。

自分に合うスペックを試打で確認する

ここまで具体的なモデルを紹介してきましたが、最終的に「運命の1本」を決めるのは、スペックシートの数値ではなく、あなた自身の「振り心地」です。

同じ50Sでも、メーカーによって振動数は異なりますし、キックポイントの感じ方も人それぞれスイングテンポによって変わります。できれば、量販店や練習場の試打会に足を運び、以下のポイントを確認してください。

  • タイミング: 切り返しでシャフトのしなりを感じられるか。
  • 打点: フェースの芯で捉えられているか(ミート率)。
  • 弾道高さ: 適正な打ち出し角(13度〜15度)が出ているか。

長さのセッティングも重要
最近のトレンドは45.0〜45.25インチです。かつてのような45.75インチ以上の長尺は、ミート率を下げる原因になります。HS40m/sなら、45.25インチ程度に抑えた方が、結果的に平均飛距離が伸びることが多いですよ。

ヘッドスピード40に合うシャフトで飛距離アップ

ヘッドスピード40m/sという領域は、適切なギアを選べば230ヤード、あるいはそれ以上を飛ばせるポテンシャルを秘めています。重要なのは、「自分のスイングにシャフトを合わせる」のではなく、「自分のスイングを助けてくれるシャフトを選ぶ」ことです。

50g台のSRや、最新のトルク制御技術が搭載されたシャフトは、私たちのスイングエネルギーを余すことなくボールに伝えてくれます。「硬いシャフトを振るのが上級者」という古い価値観は捨てましょう。楽に振って、効率よく飛ばす。これこそが、賢い大人のゴルフです。

ぜひ、今回の記事を参考に、あなたにとっての最高のスイングパートナーを見つけてください。次のラウンドでの「今日飛んでるね!」という同伴者の言葉が、何よりの証拠になるはずです。

最後に、私が今回の記事作成にあたり参考にした、HS40m/s向けシャフトの比較検証動画をご紹介します。実際の試打データや弾道の違いが映像で確認できるので、イメージが湧きやすいですよ。

人気のドライバー3本比較!HS40m/s前後のゴルファー必見

この動画では、PINGやブリヂストンなど最新モデルをHS40m/s前後のスタッフが試打しており、リアルな挙動や音が非常に参考になります。

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the19th

40代、ゴルフ歴20年の「ギアオタク」サラリーマンです。ベストスコアは73( HC10)。「シングル」の称号まであと一歩のところで、長年足踏みしています。
「その1打は、ギアで縮まる」を信念に、これまで試打してきたクラブは数知れず。給料のほとんどは最新ギアに消えていきます。
このブログは、20年間こだわり続けた「ギア選び」の記録です。

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