飛んで曲がらない!テーラーメイドQi35アイアンの全貌|Qi・Qi MAX LITEの違いと選び方

qi35 アイアン

「テーラーメイドのQi35アイアンって、本当に飛んで曲がらないの?」そう思いながら、あなたはこのページにたどり着いたのではないでしょうか。アイアンって、ドライバー以上に「曲がる不安」がつきまとうクラブですよね。せっかくのセカンドショットが右へ左へすっぽ抜けて、スコアを崩した経験、私にもあります。だからこそ「まっすぐ、そして遠くへ飛ばしてくれる一本」があれば、と思う気持ちはすごくよくわかります。

テーラーメイドのQiシリーズは、アマチュアゴルファーが求める「やさしさ」と「飛距離」を、かなり高い次元で両立してきたモデルとして注目され続けています。特に、最新モデルとして扱われるQi35アイアンや、その軽量派生モデルであるQi MAX LITEアイアンは、前作Qiアイアンの設計思想をさらに磨き上げて、高い直進性を実現しているのが大きな特徴。「とにかく曲げたくない」「でも飛距離も欲しい」という、わがままな願いに応えようとしたアイアンなんですよね。

とはいえ、このアイアンについて検索しているあなたは、たぶん「本当に曲がらないのか」「自分に合うモデルはどれか」「人気のP790と比べてどうなのか」といったところで迷っているのではないかなと思います。飛び系アイアンって、いいところばかりが目立ちがちですけど、実は選び方を間違えると「飛ぶけどグリーンで止まらない」なんて落とし穴もあるんです。

この記事では、テーラーメイドが追求した最新テクノロジーを深掘りしつつ、Qi35アイアンの性能や、軽量モデルQi MAX LITEアイアンのメリット、さらには競合製品との性能差まで、できるだけ多角的に見ていきます。読み終わるころには、あなたのクラブ選びの迷いがすっきり晴れて、「自分にはこれだ」と思える一本を見つけるための、はっきりした判断基準が持てるはずですよ。

この記事でわかること
  • Qiアイアンの基本コンセプトである「飛んで曲がらない」の技術的な根拠
  • ヘッドのサイズや番手別重心設計による寛容性の具体的な仕組み
  • 軽量モデルQi MAX LITEアイアンの特徴と、いちばん合うゴルファー像
  • 人気のP790アイアンや競合他社モデルとの違いと、選ぶときの注意点
目次

テーラーメイドQi35アイアンの技術的な進化と基本性能

qi35 アイアン

まずはここで、Qi35アイアンがどんな技術で「飛んで曲がらない」を実現しているのかを、順番に見ていきましょう。専門用語も出てきますが、できるだけ噛み砕いて説明するので安心してくださいね。この章では、次のポイントを解説していきます。

  • Qiアイアンから引き継いだ設計思想
  • 寛容性を高めるヘッドのサイズや形状
  • 直進性を高める番手別重心設計の仕組み
  • 驚きの飛距離性能とストロングロフトの秘密
  • 打感の柔らかさと打音に関する評価

Qiアイアンから引き継いだ設計思想

現在のテーラーメイドのアイアンに一貫して流れている設計思想は、「寛容性」と「飛距離」の両立です。前作Qiアイアンは、2022年発売のステルスアイアンの後継として登場し、「飛んで曲がらない」というコンセプトを掲げた飛び系の中空モデルでした。この考え方は、最新のQi35シリーズにもしっかり引き継がれていると考えられます。

そもそもQiという名称自体、前作のQi10シリーズが「Quest(探求)」と「Inertia(慣性)」を組み合わせた造語だったことからもわかる通り、高い慣性モーメントによるミスへの強さを追い求めているんですね。慣性モーメントというのは、ざっくり言うと「芯を外したときにヘッドがブレにくい力」のこと。この数値が高いほど、多少打点がズレても曲がりや飛距離ロスが小さくなる、というわけです。

一方でQi35シリーズでは、さらなる進化として「3」にFORM(形状・デザイン)、FUNCTION(機能・テクノロジー)、FIT(適合・フィッティング)の3つの要素を込めています。つまり、単に飛ばしやすさだけでなく、構えやすさや、フィッティングを通じたゴルファーへの適合性まで含めて充実させようとしているんですね。「速く飛べばいい」だけじゃなく、「あなたに合わせる」という発想が加わっているわけです。

前作のステルスアイアンは、キャップバックデザインによって中空の飛びとキャビティの寛容性を両立させたモデルでした。Qiアイアンは、そのステルスが持っていた性能をさらに磨き上げ、直進性をより高めた一本。この設計の継続は、ハイハンディキャップ層や、とにかく曲げずにスコアを作りたいゴルファーにとって、大きな恩恵をもたらすと考えられます。

ちょっと補足

「慣性モーメントが高い=やさしい」とよく言われますが、これは主にオフセンターヒット(芯を外した打点)に強くなるという意味です。芯でしか当たらない人には恩恵が伝わりにくく、むしろ日によって打点がバラつくアマチュアほど効果を実感しやすい、という点は覚えておくと選びやすくなりますよ。

寛容性を高めるヘッドのサイズや形状

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Qiアイアンは、その寛容性を実現するために、ヘッドのサイズと形状にしっかり工夫が凝らされています。ブレードは厚めに設計され、全体的に丸みを帯びた形状。グースが利いていて、フェース長も十分にあり、トップラインも厚めです。このあたりの見た目は、ダンロップの最新モデルであるゼクシオ13アイアンを構えたときの景色に似ている、という評価もあるんですよね。

大きな顔を持つヘッドは、アドレスした際にフェース面がしっかり見えます。だから球を簡単にとらえて飛ばせそうなイメージが湧いてくる。この「飛ばせそう」という安心感、地味だけどスコアに直結するんですよね。構えた瞬間に不安になるクラブって、それだけで力んでミスにつながりやすいですから。

加えて、ソール幅も厚く作られているため、わずかなミスヒットでもヘッドが地面で滑ってくれるカバー力が期待できます。これは、特にダフリのミスに悩むアマチュアゴルファーにとって、大きな安心材料になるはず。ソールが薄いクラブだと、少し手前に入っただけでザックリしてしまいますが、幅広ソールは「滑って抜けてくれる」ぶん、ミスがミスになりにくいんです。

さらに、前作ステルスアイアンに比べてフェースのサイズを大きくすることでスイートエリアが拡大され、ミスヒット時の飛距離の変化や打感の変化が少ない構造になっています。こうやってヘッドを大型化しつつ、オートマチックに飛ばせるように設計されている点が、このモデルの寛容性の根っこにあるわけですね。

直進性を高める番手別重心設計の仕組み

Qiアイアンが追求する「飛んで曲がらない」性能の鍵になっているのが、「FLTD CGデザイン(フライテッドCGデザイン)」と呼ばれる番手別重心設計の仕組みです。この技術は、P790アイアンやP770アイアンといったテーラーメイドの別モデルでも採用されているもの。名前だけ聞くと難しそうですが、要は「番手ごとに重心の位置を変えている」ということなんですね。

この設計の目的は、番手ごとに求められる役割をきちんと果たさせることにあります。具体的には、ロフトが立っていて球が上がりにくいロングアイアン(4番・5番など)では、重心(CG)を戦略的に低く、深く配置。こうすることで、球のつかまりと高い打ち出し角を実現しています。一方で、コントロール性が求められるショートアイアンでは、重心を徐々に高く設定して、スピンの安定性と操作性の向上を図っているんです。

このような番手ごとの最適化は、「右へのミスを防ぎ、飛んで曲がらない」という全体テーマに沿って行われています。ロングアイアンのつかまりが前作ステルスよりも良くなった、という声もあるんですよ。この緻密な重心設計のおかげで、ゴルファーはどの番手を持っても、意図しない大きな曲がりを心配しすぎることなく、直進性の高いボールを打ち出せるというわけです。長い番手ほど「難しい」と感じやすいアマチュアにとって、これはかなりありがたい設計ですよね。

驚きの飛距離性能とストロングロフトの秘密

qi35 アイアン

Qiアイアンは、なんといっても飛距離性能の高さが特筆されるポイントです。この飛びは、主にストロングロフト設計とフェース技術の組み合わせによって実現されています。Qiアイアンの7番アイアンのロフト角は28度。従来のアイアンセットと比べると、これはかなり立っている「飛び系」に分類される数字です。

ここで「ロフトが立っている」というのがどういうことか、ちょっと補足しておきますね。ロフト角というのはフェースの傾きのこと。この角度が小さい(立っている)ほど、同じ振り方でもボールが遠くへ飛びやすくなります。昔の7番アイアンは34度前後が普通でしたから、28度というのは今どきの「番手表示が2〜3番手ぶん違う」くらいの立ち方なんです。

通常、ロフト角が立つと球が上がりにくくなるというデメリットがあります。でもQiアイアンでは、前述した番手別重心設計や超低重心化技術によって、この問題をうまく克服しているんですね。特に、フェース全体が高初速エリアになるようにAI設計されているので、芯を外したときの飛距離のブレが出にくい。さらに、貫通型スピードポケットやキャップバックデザインといったテーラーメイド独自のテクノロジーが、ボール初速のアップとスイートエリアの拡大に貢献しています。

この結果、Qiアイアンは試打データにおいて7番で総飛距離が180ヤードに達するなど、その触れ込みに偽りはない性能を発揮しています。ただし、ここは正直にお伝えしておきたいところ。ロフトが立っている分、スピンが減ってランが増える傾向にあるため、グリーン上で球をピタッと止めるには、より高い弾道を打てるシャフトに変更するなどの調整が必要になる場合もあります。「飛ぶけどグリーンで止まらない」というのは、飛び系アイアンでいちばん起きやすいギャップなので、頭に入れておいてくださいね。

とはいえ、この飛距離性能と直進性の高さをうまく活かせれば、「100切り」を目指すゴルファーやアベレージゴルファーにとって、スコアメイクの大きな武器になるのは間違いありません。届かなかったパー4のセカンドが届くようになるだけで、ゴルフの景色って結構変わりますからね。

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飛距離は正義。でも「止まらない飛距離」は諸刃の剣なんですよね。だからこそ、次で紹介するフィッティングの話が効いてきます。

打感の柔らかさと打音に関する評価

飛び系アイアンを選ぶとき、多くのゴルファーが気にするのが打感や打音のフィーリングですよね。「飛ぶのはわかったけど、打った感触が気持ちよくないと続かない」という人、意外と多いんです。Qiアイアンは中空構造を採用していますが、この構造は内部にウレタンなどの充填材(SPEEDFORM AIRなど)を入れることで、打感を追求できるメリットがあります。

Qiアイアンの打感については、試打者から「柔らかいと硬いの中間」という表現がされています。フェース全体でボールを受け止めて弾き飛ばすようなフィーリングがあって、ミスヒットしても打感が変わりにくいという評価も。ただ、同じ飛び系で競合となるタイトリスト T350アイアンやゼクシオ13アイアンの方が、インパクトが手に伝わる感覚が強かったという意見もあるんですね。だから、従来の軟鉄鍛造アイアンのようなソフトさを期待すると、ちょっと物足りなさを感じる可能性もあります。ここは好みが大きく分かれるところかなと思います。

一方、打音については、Qi35ドライバーがカーボンの打感でありながら心地よい打音を実現しているという評価もあり、アイアンも同様に「振動減衰システム」の採用によって、心地よい打感と打音に工夫が凝らされています。前述の通り、中空モデルでは軽量ウレタン素材が充填されることで、フェースの弾きの強さとソフトな打感の両立を図っているんですね。飛距離性能を犠牲にせず、プレーヤーが求めるフィーリングに近づける努力がされている、と言えるでしょう。打感は数値で測れない部分なので、ここだけは購入前の試打で自分の耳と手で確かめておくのがいちばん確実ですよ。

Qi35アイアンのモデル選択と競合製品との比較

qi35 アイアン

ここからは、いよいよ「結局どれを選べばいいの?」という部分に踏み込んでいきます。ターゲット層の話から、軽量モデルとの違い、そしてライバルのP790や他社製品との比較まで、あなたが自分に合う一本を判断できるように整理していきますね。この章で扱うのは次の内容です。

  • ターゲット層はどこか、Qi35アイアンの特徴
  • 軽量モデルQi MAX LITEアイアンのメリット
  • 人気のP790など中上級者向けモデルとの性能差
  • 競合他社アイアンとの性能面における比較
  • Qi35アイアンの性能を最大限に引き出すための注意点
  • テーラーメイドQi35アイアンに関するまとめ

ターゲット層はどこか、Qi35アイアンの特徴

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今のゴルフ市場では、Qiアイアンのような飛び系中空モデルが、幅広いゴルファーに支持されています。その中でもQiアイアンの最も明確なターゲット層は、「100切り」を目指す人や、アベレージスコアが100前後のゴルファーだと考えられます。まさに「アイアンでスコアを崩したくない」という層にドンピシャなんですね。

このモデルは「飛んで曲がらない」というコンセプトのもと、高い直進性とミスへの寛容性を追求しています。アイアンショットに自信がない初中級者でも安心して構えられる大型のフェース、強めのグースネック、そしてオフセンターヒット時の飛距離ロスや曲がりが小さい設計。この3つがそろっているのが特徴です。

こんなふうに、クラブがオートマチックにボールを飛ばして、ミスをカバーしてくれる性能は、ゴルフを始めたばかりの人や、安定したスコアメイクを求める人にとって、かなり心強い選択肢になります。逆に言うと、ツアープロのように細かな球筋のコントロールや、意図的な曲げを多用する上級者には、クラブのやさしさによってインテンショナルショット(狙って曲げる球)がかき消されてしまうことがあり、ややオーバースペックに感じるかもしれません。つまり「上手い人向け」ではなく「これから上手くなりたい人向け」のアイアン、というイメージですね。まだクラブ選び自体に迷いがある方は、アイアンの失敗しない選び方もあわせて読むと、自分の基準がはっきりしてきますよ。

軽量モデルQi MAX LITEアイアンのメリット

Qi35シリーズと同時に発表されたQi MAX LITEアイアンは、Qiアイアンの優れた性能をベースにしながら、特定のゴルファー層に特化した軽量モデルです。このモデルは、ドライバーのQi35 MAX LITEモデルと同じように、クラブ全体を軽量に仕上げている点が最大のメリット。「振り切れないと飛ばない」という悩みに、真正面から応えた設計なんですね。

この軽量設計は、パワーに自信がない方、ヘッドスピードが速くないシニアや女性ゴルファーにとって、本当に大きな恩恵をもたらします。クラブが軽くなると、楽に振り抜けるようになり、ヘッドスピードの向上やミート率の安定につながるんですよ。「最近飛ばなくなってきたな」と感じている方ほど、この軽さの効果を実感しやすいかもしれません。また、Qi MAX LITEアイアンの7番ロフト角は26.5度と、Qiアイアン(28度)よりもさらに立っているストロングロフト設計になっています。

Qi MAX LITEアイアンは、Qiアイアンのデザインを踏襲していて、ヘッドの大きさや形状もよく似ています。オートマチックでやさしいアイアン、という評価を受けているモデルですね。軽量化によって楽に振れて、ヘッドの安定性で飛距離を伸ばせる設計になっていると考えられます。つまり、Qiアイアンの寛容性はそのまま享受しつつ、体力的な負荷を減らしたいゴルファーにとって、この軽量モデルは理想的な選択肢になるわけです。

ただし、ひとつ注意点も。ロフトが26.5度とかなり立っているぶん、ヘッドスピードがある程度ある方が使うと、スピンが減りすぎて球が高く上がらず、グリーンで止まりにくくなることがあります。「軽い=誰にでも合う」ではないので、そこは後述するフィッティングの話とあわせて考えてみてくださいね。

Qi MAX LITEアイアンのスペックを、Qiアイアンと比較しやすいように表にまとめてみました。

スクロールできます
モデル名7番ロフト角(度)7番長さ(インチ)7番重量(SR)対象ゴルファー
Qi MAX LITE26.537.25約352g軽量シャフトを求めるシニアや女性、ヘッドスピードが遅いゴルファー
Qi アイアン28.0飛距離と直進性を求める初中級者
数値はメーカー公表値をもとにした参考値です。最新の正確なスペックは公式サイトでご確認ください。

人気のP790など中上級者向けモデルとの性能差

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テーラーメイドのアイアンラインナップの中で、Qiアイアンが「飛び系・寛容性重視」なのに対し、P790アイアンは「中上級者向け・飛距離と操作性のバランス」に位置づけられます。同じテーラーメイドでも、狙っている層がけっこう違うんですね。

P790アイアンは、すっきりとしたシルエットの中空モデルでありながら、Qiアイアンよりもヘッドサイズが小さめで、ソールも厚すぎません。だから、シャープな見た目と操作性を求めるゴルファーに人気があります。P790アイアンの7番ロフト角は30.5度で、Qiアイアンの28度と比べるとロフトが寝ています。この数字からも、P790が球の高さやスピン性能を重視していることがわかりますね。

一方で、P790アイアンもQiアイアンと同じく番手別重心設計(FLTD CGデザイン)を採用していて、ロングアイアンで球が上がりやすく、ミドル番手で直進性が高いという設計になっています。また、P790は軟鉄鍛造ボディで中空部に樹脂が充填されており、ソフトな打感が特徴。「飛距離も欲しいけど打感にもこだわりたい」という人に響くモデルです。

したがって、オートマチックな直進性と最大限の飛距離を求めるならQiアイアンが向いています。一方で、飛距離も欲しいけど、より洗練された見た目とある程度の操作性を残したい中上級者は、P790アイアンを選んだ方が満足度は高くなるでしょう。P790アイアンは、Qiアイアンと比べてヘッドの操作がしやすいぶん、上手くなっても長く使えるクラブだ、という意見もあります。P790のより詳しい評価が気になる方は、P790は飛ばない?辛口評価と噂の真相も参考にしてみてください。「飛ばない」と言われる理由の正体まで踏み込んでいるので、比較の判断材料になりますよ。

QiアイアンとP790、どっち?
  • Qiアイアンが向く人:とにかく曲げたくない/飛距離を最優先したい/オートマチックにやさしく打ちたい初中級者
  • P790が向く人:シャープな見た目が好き/ある程度の操作性は残したい/打感にこだわりたい中上級者

競合他社アイアンとの性能面における比較

qi35 アイアン

Qiアイアンは、その「飛んで曲がらない」コンセプトやストロングロフト設計から、他社の飛び系アイアンやゲーム改善アイアンとよく比較されます。ライバルと並べてみることで、Qiアイアンの立ち位置がよりはっきり見えてきますよ。

たとえば、キャロウェイのELYTEアイアンやPINGのG440アイアンも、Qiアイアンと同じく打ちやすさで人気ランキング上位に入っています。キャロウェイのELYTEアイアンは、AI設計フェースで安定した高初速とスピン量を実現しつつ、シャープな見た目ながらやさしい設計が特徴。PINGのG440アイアンは、高初速・高弾道設計で飛距離性能とやさしさを両立した、完成度の高いモデルです。どちらも「やさしくて飛ぶ」路線なので、Qiアイアンとは直接のライバル関係にあります。

Qiアイアンは、前述の通り、打感の面ではタイトリストのT350アイアンやゼクシオ13アイアンの方が、インパクトが手に伝わる感覚が強かった、という評価があります。T350アイアンは中空構造で高初速を実現しつつ、タイトリストらしい見た目の良さを持っています。ゼクシオ13アイアンは、超軽量設計と低深重心設計により、ゼクシオ史上最高の高弾道性能を実現していて、とにかくミスを減らしたいゴルファーに最適なモデルです。ゼクシオ全体の傾向や歴代モデルの違いが気になる方は、ゼクシオアイアン歴代モデルの比較もチェックしてみてくださいね。

これらの競合モデルと並べてみると、Qiアイアンは、番手別重心設計による直進性の追求と、飛距離を伸ばすためのストロングロフト設計が際立っていると言えます。キャロウェイやPINGといった海外ブランドの飛び系アイアンの中でも、Qiアイアンは特に「スライスしにくい安心設計」として、アイアンの精度に悩むゴルファーにおすすめしやすいモデルなんですね。「右へのミスが多い」という自覚がある人ほど、恩恵を感じやすいはずですよ。

Qi35アイアンの性能を最大限に引き出すための注意点

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いくらQiアイアンが高い寛容性や飛距離性能を持っていても、その力を最大限に引き出すには、いくつか押さえておきたい注意点があります。ここを知らずに買ってしまうと「思ってたのと違う」となりかねないので、しっかり確認しておきましょう。

まず、Qiアイアンはストロングロフト(7番28度)設定なので、飛距離は出るものの、球が上がりすぎてしまったり、逆にスピン不足でグリーンに止まらないという問題が起きる可能性があります。特に、ヘッドスピードが速いゴルファーがQi MAX LITEアイアン(7番26.5度)のような超ストロングロフトの軽量モデルを使うと、さらにスピンが減って、高さを確保できなくなる恐れがあるんですね。だからこそ、購入前には必ず弾道計測器で打ち出し角とスピン量を測定して、適切なロフト角やシャフトを選ぶフィッティングの重要性が、とても高くなります。

飛び系アイアンで失敗しやすいポイント
  • 飛ぶけどグリーンで止まらず、結局オーバーしてスコアを崩す
  • 番手間の飛距離が詰まって、狙った距離を打ち分けにくくなる
  • 打感が思ったより硬めで、軟鉄鍛造派には物足りなく感じる

次に、Qiアイアンのようなオートマチックなアイアンは、操作性が求められる場面ではデメリットになることがあります。クラブがまっすぐ飛ばそうとする力が強いぶん、意図的に球を曲げたり(フックやスライス)、弾道の高さをコントロールしたりしたい上級者には、クラブの性能がむしろ邪魔に感じられるかもしれません。「やさしさ」と「操作性」は、ある意味トレードオフの関係なんですよね。

また打感については、前述の通り、軟鉄鍛造アイアンのような非常にソフトな打感を求める人だと、硬いと柔らかいの中間的なフィーリングが物足りなく感じる可能性があります。打感の好みは、本当に人それぞれ。数値では測れない部分なので、購入前に試打を行って、自分の手に合うかどうかを確かめておくのがおすすめです。

こうした注意点を踏まえたうえで、自分のスイング特性や求める性能に照らして、Qiアイアンが本当に最適なのかを検討してみてくださいね。より専門的な知見を得たいなら、テーラーメイドのフィッティングプログラムなどの情報を、日本公式サイトで確認してみるのも有効な手段です。スペックやサービス内容は変わることもあるので、最新情報は公式サイトでチェックするのが確実ですよ。スコアの伸ばし方そのものを見直したい方は、90切りへ向けた中古アイアンの選び方も、クラブ選びの視野を広げるヒントになるはずです。

どんな人にどのモデルが向いているか

ここまで読んで、「で、結局私はどれを選べばいいの?」と思っている方も多いはず。タイプ別に、おすすめの選び方をまとめておきますね。あくまで一般的な傾向なので、最終的には試打とフィッティングで確かめるのが前提ですが、方向性を決める目安にしてください。

タイプ別・選び方の目安
  • とにかく曲げたくない初中級者・100切りを目指す人→ Qiアイアン。直進性と飛距離のバランスがちょうどいい
  • ヘッドスピードが落ちてきたシニア・パワーに不安のある女性→ Qi MAX LITEアイアン。軽さで振り切れて飛距離をキープしやすい
  • 飛距離も欲しいが操作性と打感も大事にしたい中上級者→ P790アイアン。長く付き合える一本になりやすい
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迷ったら、まずは試打予約から。実際に打ってみると、スペックの数字だけではわからない「自分に合う・合わない」がはっきりしますよ。

「気になるモデルの在庫や価格をチェックしてみたい」という方は、下のリンクから最新の価格や口コミを確認してみてください。試打の予約前に、ざっくり相場感をつかんでおくと商談もスムーズになりますよ。

テーラーメイドQi35アイアンに関するまとめ

この記事では、テーラーメイドの最新テクノロジーを搭載したQi35アイアン(QiアイアンおよびQi MAX LITEアイアン)について、その技術的な進化、性能、そして競合製品との比較まで、じっくり見てきました。かなりのボリュームでしたが、最後に大事なところをおさらいしておきましょう。

Qiアイアンは、高い寛容性と驚異的な飛距離性能を両立した「飛び系」の中空アイアンです。特に、アイアンショットに悩む初中級者にとっては、スコアメイクの強力な武器になってくれるはず。ただし「飛ぶからこそ止まりにくい」という側面もあるので、フィッティングでの調整がカギを握ります。

以下に、本記事で解説した重要なポイントと結論を箇条書きでまとめます。

  • Qiアイアンはステルスアイアンから続く高い直進性と寛容性を追求している
  • ヘッドはブレードが厚くグースも効いた大型形状で安心感のある見た目だ
  • ソール幅が厚いためミスヒットしてもヘッドが地面を滑ってミスをカバーしやすい
  • 番手別重心設計であるFLTD CGデザインにより各番手に最適な弾道を実現する
  • ロングアイアンは低重心設計でつかまりやすく高い打ち出し角が出やすい構造だ
  • ショートアイアンは高重心設計によりスピン性能とコントロール性を高めている
  • 7番ロフト角は28度(Qi MAX LITEは26.5度)と強烈なストロングロフトである
  • ストロングロフトながら番手別重心設計により球の上がりやすさを確保している
  • 飛ぶぶんスピンが減りやすいためグリーンで止めたい人はシャフト調整も検討したい
  • 試打データでは7番で総飛距離180ヤードなど驚異的な飛距離性能が確認された
  • 打感は中空構造に充填材を入れることで柔らかさと弾き感を両立している
  • 打感は軟鉄鍛造のアイアンと比べると硬いと柔らかいの間の中間的な評価が多い
  • ターゲット層は100切りやアベレージゴルファーといった初中級者である
  • 軽量モデルQi MAX LITEアイアンはシニアや女性などパワー不足のゴルファーに最適だ
  • P790アイアンはQiアイアンより操作性に優れ中上級者に好まれる傾向にある
  • 性能を最大限に引き出すためには購入前のフィッティングが不可欠である

あなたのアイアン選びで大事なのは、「飛ぶかどうか」だけじゃなく「自分のスイングやスコア目標に合っているか」です。この記事が、その判断のちょっとした後押しになれたなら嬉しいです。気になったら、まずは近くのショップで試打予約をして、実際にその一打を体感してみてくださいね。

よくある質問(FAQ)

Qi35アイアン(Qiアイアン)の7番ロフトは何度ですか?

Qiアイアンの7番ロフト角は28度です。軽量モデルのQi MAX LITEアイアンはさらに立った26.5度になっています。昔の一般的な7番(34度前後)と比べると、かなりのストロングロフト設計で、そのぶん飛距離が出やすい反面、球を止めるにはフィッティングでの調整が有効です。

シニアや女性にはQiアイアンとQi MAX LITEアイアンのどちらがいいですか?

ヘッドスピードが速くない方やパワーに不安がある方には、軽量設計のQi MAX LITEアイアンが振り切りやすくおすすめです。楽に振れてミート率が安定しやすいので、飛距離をキープしやすくなります。ただしロフトが立っているぶんスピンが減りやすいので、球が上がるかどうかは試打で確認しておくと安心ですよ。

QiアイアンとP790アイアンは、どちらが飛びますか?

ロフトだけで見るとQiアイアン(7番28度)の方がP790(7番30.5度)より立っているため、飛距離は出やすい傾向にあります。ただしP790はソフトな打感や操作性に優れ、中上級者に好まれます。飛距離と直進性を最優先するならQiアイアン、打感と操作性のバランスを取りたいならP790、という選び分けがわかりやすいですよ。

飛び系アイアンはグリーンで止まらないと聞きますが本当ですか?

ロフトが立った飛び系アイアンは、スピンが減ってランが増える傾向があるのは事実です。ただしQiアイアンは番手別重心設計や低重心化で高さを確保する工夫がされています。それでも止まりにくさが気になる場合は、弾道計測器で打ち出し角とスピン量を測り、シャフトやロフトを調整することで改善できることが多いです。

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