「シェブロン選手権2026って、結局どうなったの?」——今このページにたどり着いたあなたは、たぶんそこが一番知りたいところかなと思います。
「優勝は誰?」「西郷真央選手の連覇はどうなった?」「日本人選手は何位まで行ったの?」「会場が変わったって聞いたけど、新しいコースはどんなところ?」「WOWOWが終わったなら、来年からはどうやって観ればいいの?」。このあたりの疑問、まとめて解決していきますね。
2025年に西郷真央選手が5人のプレーオフを制してメジャー初優勝を飾り、歓喜の池ダイブで日本中を沸かせたあの名シーン。まだ鮮明に覚えているゴルフファンも多いはずですよね。あの続きを楽しみにしていた方にとって、2026年大会は「新しい舞台での第1章」でもありました。
この記事では、大会結果と優勝者から順に、日程・新会場メモリアルパークGCの正体・確定した賞金額・出場選手・視聴方法・リーダーボードの追い方・池ダイブの行方まで、日本のゴルフファンが気になるところを私なりに全部まとめました。読み終えるころには、2026年大会の全体像も、次の大会に向けた準備も、まとめて整理できているはずですよ。
- シェブロン選手権2026の優勝者と最終結果、日本勢の順位
- 開催日程と、新会場・メモリアルパークGCがどんなコースなのか
- 大会史上最高となった賞金総額900万ドルの中身と推移
- WOWOWからU-NEXTへ移った視聴方法と、向いている人・向いていない人
- 池ダイブ継続の裏側と、2027年に向けて押さえておきたいこと
シェブロン選手権2026の結果と基本情報
まずは結論から。そのあとで日程・会場・賞金・出場選手と、順番に整理していきますね。今年は会場変更という大きなニュースもあったので、例年とは少し違った見どころのある大会になりました。
【結果】優勝はネリー・コルダ|通算18アンダーで完全優勝
シェブロン選手権2026を制したのは、ネリー・コルダ選手(アメリカ)でした。初日から首位に立ち、そのまま一度も譲らない完全優勝(ワイヤー・トゥ・ワイヤー)。最終ラウンドも落ち着いた「70」でまとめ、通算18アンダーでフィニッシュしています。
2位には通算13アンダーでイン・ルオニン選手とパティ・タバタナキット選手が並びました。つまり2位に5打差。メジャーの最終日でこの差を保ったまま逃げ切るというのは、正直かなり異次元です。「追われる側のプレッシャー」がどれだけ重いかを知っている人ほど、この勝ち方のすごさが刺さるんじゃないでしょうか。
コルダ選手にとっては、この大会2勝目でありメジャー通算3勝目。さらにこの優勝で、約8か月ぶりに世界ランキング1位へ返り咲いています。18番でパーパットを沈めたあとは、お姉さんや甥っ子と一緒に恒例の池ダイブへ。本人にとっては生涯2度目のダイブになりました。
| 順位 | 選手 | 通算スコア |
|---|---|---|
| 優勝 | ネリー・コルダ(アメリカ) | 18アンダー |
| 2位タイ | イン・ルオニン | 13アンダー |
| 2位タイ | パティ・タバタナキット(タイ) | 13アンダー |
日本勢の結果|最上位は竹田麗央・勝みなみの12位タイ
日本勢は、竹田麗央選手と勝みなみ選手が通算4アンダーの12位タイで最上位。続いて岩井明愛選手と山下美夢有選手が通算3アンダーの21位タイでした。ディフェンディングチャンピオンだった西郷真央選手は、残念ながら連覇とはなりませんでした。
上位に食い込みきれなかったのは事実ですが、複数の日本人選手が最終日まで通算アンダーパーで戦い切ったという意味では、地力の底上げは確実に進んでいると私は感じています。メジャーの最終日にアンダーで回るのって、コースセッティングを考えると本当に簡単なことじゃないんですよね。
2026年の日程と開催スケジュールを振り返る
シェブロン選手権2026の開催期間は、現地2026年4月23日(木)〜4月26日(日)の4日間でした。LPGAツアーには年間5つのメジャーがありますが、その中でシーズン最初のメジャー第1戦にあたるのがこの大会です。春のゴルフシーズンの号砲、という位置づけですね。
競技形式は72ホールのストロークプレー。第2ラウンド終了時点で上位65位タイまでが決勝ラウンド(第3・4ラウンド)に進出できます。この大会には全132名がエントリーしており、予選カットラインをめぐる攻防も観戦の大きな見どころになりました。
日本時間でのスタート時間の目安
会場のあるテキサス州ヒューストンの現地時間(CDT:米国中部夏時間)と日本時間との時差は14時間です。現地の朝7時スタートなら日本時間では同日の夜9時、現地朝8時スタートなら日本時間の夜10時。つまり日本では夜から翌朝にかけてライブ進行することになります。
ただし実際のスタート時間や組み合わせは大会直前まで確定しないことが多いです。正確な情報はLPGA公式サイトや大会公式サイトで最新のものを確認するのが確実ですよ。
シェブロン選手権2026 基本日程
| ラウンド | 現地日程 | 日本時間の目安 |
|---|---|---|
| 第1ラウンド | 4月23日(木) | 4月23日 夜〜24日 朝 |
| 第2ラウンド | 4月24日(金) | 4月24日 夜〜25日 朝 |
| 第3ラウンド | 4月25日(土) | 4月25日 夜〜26日 朝 |
| 最終ラウンド | 4月26日(日) | 4月26日 夜〜27日 朝 |

「深夜スタート」と覚えていると1日ズレやすいので要注意。第1ラウンドは日本時間だと木曜の夜から金曜の朝にかけて進みます。カレンダーに入れるなら「開始の日付」で登録するのがおすすめですよ。
会場はメモリアルパークGCへ|3年ぶりの舞台変更
2026年のシェブロン選手権で最も大きなトピックのひとつが、開催コースの変更でした。2023年から2025年までの3年間使われていたテキサス州ウッドランズの「ザ・クラブatカールトンウッズ」から、同じテキサス州のヒューストン市内にある「メモリアルパークGC(Memorial Park Golf Course)」へと舞台が移っています。
メモリアルパークGCはヒューストン市が管理する公共ゴルフコースで、2020年に著名なコース設計家のトム・ドーク氏によるフルリノベーションが完了した、いわば「生まれ変わったコース」。男子のPGAツアー「テキサスチルドレン・ヒューストンオープン」の開催コースとしても使われており、ツアープロからの評価も高い舞台です。
メモリアルパークGCはどんなコース?
トム・ドーク氏のリノベーションによって、かつての平坦な印象から一変しました。戦略性の高いレイアウトと、テキサスの自然を活かした景観が特徴です。ヒューストン市街地に近い立地にもかかわらず、コースに一歩入ると別世界が広がる感じ。ツアーレベルの競技に対応した本格的なセッティングが可能で、LPGAツアーの新たなホームにふさわしい格を備えています。
実際、コルダ選手が18アンダーまで伸ばしたことからもわかるように、噛み合えばスコアは出るコースです。ただし「誰でも伸ばせる」わけではなく、2位が13アンダーで3位以下が大きく離れた点を見ると、ティーショットの置き所とグリーン周りの判断で差がつくタイプだったと読み取れます。ここが優勝スコアだけ見ていると見落としやすいところかなと。
市営のパブリックコースがメジャー会場になる意味
個人的に面白いなと思っているのが、メンバー制の名門ではなく市営のパブリックコースがメジャー会場になったという点です。会員でなくてもプレーできる場所で世界最高峰の試合が行われる、というのは競技を身近にする力があります。
「テレビで見たあのホールを、自分でも歩ける」。ゴルフというスポーツにとって、この距離感の近さはかなり大きな価値だと思うんですよね。都市部の公共コースが競技の舞台になる流れは、日本のゴルフ環境を考えるうえでもヒントになりそうです。
〜2022年:カリフォルニア州ランチョ・ミラージュ「ミッションヒルズCC」(クラフト・ナビスコ選手権→ANAインスピレーション時代)
2023〜2025年:テキサス州ウッドランズ「ザ・クラブatカールトンウッズ」
2026年〜:テキサス州ヒューストン「メモリアルパークGC」
長年親しまれたカリフォルニアのミッションヒルズCCとは、雰囲気がガラリと変わりました。その分、コースの個性や攻略法の研究も観戦の楽しみのひとつになりますよね。ティーショットの落とし所はどこか、グリーンの難しさはどのくらいか——そういう「コース読み」の視点で観るのも、競技ゴルフ観戦の醍醐味だと個人的には思っています。
なお、コースの詳細なスペック(距離・パー数など)は年によって変動する可能性があります。最新情報はシェブロン選手権公式サイトでご確認ください。
賞金総額900万ドル|大会史上最高額に更新
ここは数字が動いた部分なので、しっかり押さえておきたいところ。シェブロン選手権2026の賞金総額は900万ドル(日本円でおよそ14億3,000万円)で、これは大会史上最高額です。前年の800万ドルから100万ドル(約1億6,000万円)の増額になりました。
そして優勝賞金は135万ドル(およそ2億1,500万円)。前年の120万ドルから15万ドルアップしています。為替レートによって円換算額は変わるので、円の数字はあくまで目安として見てくださいね。
賞金推移から見える「シェブロン効果」
シェブロン(石油関連大手)が2022年から冠スポンサーに就いてから、この大会の賞金は一気に伸びました。2021年の優勝賞金は約46.5万ドル。それが2022年に75万ドル、2023年以降は120万ドル、そして2026年は135万ドルへ。5年ほどで約2.9倍になった計算です。
これは女子ゴルフ全体の待遇改善を象徴する動きのひとつで、世界のトップ選手がこぞってこの大会に照準を合わせる理由にもなっています。賞金が上がれば出場選手のレベルが上がり、レベルが上がれば試合が面白くなる。観る側にとってもプラスの循環ですよね。
賞金総額・優勝賞金の推移(参考)
| 年 | 賞金総額 | 優勝賞金 |
|---|---|---|
| 2021年 | 約300万ドル | 約46.5万ドル |
| 2022年 | 約500万ドル | 75万ドル |
| 2023年 | 約500万ドル | 約76.5万ドル |
| 2024年 | 800万ドル | 120万ドル |
| 2025年 | 800万ドル | 120万ドル |
| 2026年 | 900万ドル | 135万ドル |
賞金額をチェックするときの注意点
賞金の話でつまずきやすいのが、「賞金総額」と「優勝賞金」と「日本円換算」を混同してしまうケースです。ニュースの見出しでは円換算が使われることが多いので、為替が動くと同じ大会なのに違う金額に見えることがあります。
・円換算額は為替次第で数千万円単位で変わります。比較するならドル建てで見るのが確実です。
・賞金配分は順位ごとに決まっており、予選落ちすると賞金は発生しません。
・「賞金ランキング」と「ポイントランキング」は別物です。出場資格に関わるのは大会や年によって扱いが異なるので、公式の規定を確認してください。
なお、LPGAツアーは2026年シーズン全体で年間賞金総額1億3,200万ドル(約200億円超)という史上最高規模になっています。女子ゴルフというスポーツへの投資が世界的に広がっている証拠で、選手のモチベーションも当然上がりますよね。プレーの質と緊張感、どちらも例年以上のものになった1年だったと思います。
年間を通した日程や賞金配分の全体像は、こちらの記事で詳しくまとめています。シーズン全体の流れをつかみたい方はあわせてどうぞ。
→ アメリカLPGAツアー2026完全ガイド|日程・賞金配分・日本人選手の活躍と観戦方法
出場選手と日本人選手の顔ぶれ
2026年シーズンのLPGAツアーには、過去最多となる15名の日本人選手が参戦しています。これだけの人数が世界最高峰の女子ゴルフツアーで戦っているという事実だけでも、日本女子ゴルフの充実ぶりが伝わってきますよね。シェブロン選手権2026にも、その中から出場資格を満たした選手たちが名を連ねました。
主な日本人選手
2026年シーズンに米ツアーで戦っている主な日本人選手は、以下のような顔ぶれです(各大会の確定出場者は大会ごとに変わるため、詳細は公式の出場者リストをご確認ください)。
- 西郷真央:2025年大会のディフェンディングチャンピオン。連覇を懸けて臨みました
- 山下美夢有:2025年シーズンにメジャー制覇を果たし、世界ランキングも上位をキープ
- 古江彩佳:2024年エビアン選手権覇者。安定した技術力が武器
- 笹生優花:全米女子オープン2勝の実績を持つパワーヒッター
- 渋野日向子:Qシリーズを突破して出場権を奪還。復活を懸けたシーズン
- 畑岡奈紗:米ツアーのベテラン勢として安定感のあるプレーを続ける
- 岩井明愛・岩井千怜:双子姉妹がともに世界の舞台で奮闘
- 竹田麗央:この大会で日本勢最上位タイ。複数のツアー優勝実績を持つ若手の中心
- 勝みなみ:同じく12位タイで日本勢最上位タイ。勝負どころでの粘りが光る
- 吉田優利・西村優菜・馬場咲希:それぞれ異なる資格で世界に挑む
日本人同士の顔合わせも増えてきたので、「どの組が一緒にスタートするのか」という組み合わせにも注目が集まるようになりました。ひとつの組に日本人が2人入ると、中継のカメラが回ってくる時間も増えるので、観戦効率という意味でもちょっと得した気分になりますよね。
そもそも出場資格ってどう決まるの?
「15人参戦しているなら全員出られるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、メジャーは別枠です。シェブロン選手権のようなメジャー大会は、通常のツアー競技とは違う出場資格が設定されています。ざっくり言うと、次のような考え方です。
- 過去のメジャー優勝者枠:一定期間内にメジャーを勝っている選手
- 世界ランキング枠:締切時点の世界ランキング上位者
- ポイント/賞金ランク枠:直近シーズンの成績上位者
- 直近の優勝者枠:対象期間のツアー優勝者
- アマチュア枠など:主要アマ競技の成績上位者
つまり、ツアーに参戦していること=メジャー出場権ではないんですね。ここは毎年混乱しやすいポイントかなと思います。資格カテゴリーの細かい条件は年ごとに見直されるので、正確な内容はLPGA公式の規定を確認するのが確実です。
ちなみに西郷真央選手は、高校1年でジャンボ尾崎氏に弟子入りした経歴の持ち主。あの門下からなぜ強い選手が育つのかについては、別記事で掘り下げています。
→ ジャンボ尾崎の弟子はなぜ強い?アカデミーの全貌と活躍する門下生一覧
テレビ放送とライブ配信の視聴方法【2026年から大きく変更】
「いつも通りWOWOWで観ようと思っていたのに……」という方、ここは大事なところです。WOWOWによるLPGAツアーの放送は2025年シーズンをもって終了しました。2012年から14年間にわたって日本のゴルフファンのLPGA観戦を支えてくれたWOWOWですが、2025年最終戦「CMEグループ ツアー選手権」で幕を下ろしています。
2026年からはU-NEXTが独占ライブ配信
2026年シーズンのLPGAツアーは、U-NEXTが独占ライブ配信を担当しています。海外女子メジャー全5大会も配信対象。U-NEXTはすでにPGAツアーやマスターズなども扱っているので、「海外ゴルフ観戦はU-NEXTひとつで完結する」という体制が整った形ですね。
- 全試合・全ラウンド配信:予選ラウンドから最終ラウンドまでライブで視聴可能
- 海外女子メジャー5大会に対応:シェブロン選手権をはじめ、主要メジャーが配信対象
- 男女まとめて観られる:PGAツアーなど男子コンテンツも同じサービス内で完結
- スマホ・テレビ両対応:深夜は枕元のスマホ、決勝はテレビ、といった使い分けができます
料金については、LPGAツアーを含む海外ゴルフを観るには「ワールドゴルフパック」というゴルフ向けのプランに加入する形が基本になります。金額はプラン改定や無料トライアルの有無で変わることがあるので、申し込み前に必ず公式サイトで最新の料金を確認してください。
U-NEXTが向いている人・向いていない人
「おすすめです」だけだと判断できないと思うので、正直なところを書きますね。
・LPGAツアーを年間通して追いかけたい人
・男子ツアーやメジャーもまとめて観たい人
・深夜〜早朝の進行に合わせて、スマホやタブレットで観たい人
・日本人選手の出番だけでも見逃さずチェックしたい人
・年に1〜2試合だけ、ニュースのハイライトで満たされる人
・月額の固定費を増やしたくない人
・ライブではなく結果だけ分かればいい人
・通信環境が不安定で、長時間のライブ視聴が難しい人
要は、「年間で何試合観るか」で損得が決まるということですね。シーズン中に何度も観るなら1試合あたりのコストはかなり下がりますが、年1回だけならニュースのハイライトで十分かもしれません。ここは自分の観戦頻度と相談してもらうのが一番かなと思います。
次のメジャーからリアルタイムで追いかけたいなら、大会が始まる前に登録だけ済ませておくのが安心です。開幕直後は手続きしている間に見どころが終わっている、なんてこともあるので。
U-NEXTの詳しい料金体系や、契約前に知っておきたい注意点はこちらでまとめています。加入を検討している方は先に目を通しておくと失敗しにくいですよ。
→ U-NEXTのゴルフ配信を完全解説!料金・視聴方法まとめ【2026年版】
シェブロン選手権2026の見どころと観戦の実用情報
基本情報を押さえたところで、次は観戦をもっと楽しくするための実用パートです。リーダーボードのリアルタイム確認方法から、大会前の優勝予想の答え合わせ、伝統の池ダイブ、組み合わせの読み方、そしてよくある質問まで、一気に見ていきましょう。
リーダーボードと速報の確認方法
「試合中、スコアをリアルタイムで追いたい」という方のために、シェブロン選手権のリーダーボードや速報を確認できる主なサービスをまとめておきます。現地時間と日本時間には14時間の差があるため、日本では主に夜〜翌朝にかけてライブ進行することになります。観戦スタイルに合わせて使い分けてみてください。
リアルタイムスコア確認ができる主なサービス
- シェブロン選手権公式サイト(thechevronchampionship.com):最も正確なリーダーボードが確認できます。英語サイトですが、スコア表示は直感的に読めます
- LPGA公式サイト(lpga.com):全選手のスコア・順位をリアルタイムで確認可能。ホールバイホールの詳細スコアも見られます
- ALBA Net / ゴルフダイジェスト・オンライン:日本語で速報やニュースを発信。日本人選手の状況を追いやすいのが強みです
- スポーツナビ(Yahoo! JAPAN):リーダーボードを日本語で確認できます。動作が軽くスマホ向き
- FlashScore:リアルタイムのスコア追跡に強いサービス。スマホアプリも便利
- X(旧Twitter):「#シェブロン選手権」「#ChevronChampionship」などのハッシュタグで速報をキャッチ。大会公式アカウントの発信も要チェックです
個人的には、ライブ中継を流しながらスマホでリーダーボードとSNSを並行チェックするのが一番臨場感のある楽しみ方だと感じています。「今どのホール?」という興奮を日本にいながら体感できるのは、本当にいい時代になったなと思いますよね。
深夜〜早朝の観戦で失敗しないコツ
深夜観戦って、気合いだけで乗り切ろうとすると高確率で失敗します。私も何度もやらかしているので、現実的なやり方を挙げておきますね。
- 全部観ようとしない:最終日は最終組がホールアウトする直前の数ホールが山場。そこに狙いを絞ると体力が持ちます
- 応援する選手のスタート時間から逆算する:全体の開始時刻ではなく、その選手のティーオフ時刻で予定を立てるのがコツです
- 日付のズレに注意:日本時間だと現地の翌日にまたがります。アラームを前日の日付で設定してしまうミスが起きがち
- SNSを開く順番を決めておく:起きた瞬間にSNSを見ると結果が目に入ります。見逃し配信で追う予定なら、まず配信アプリから開くのが安全です
- 中断・順延を織り込む:雷雨などで進行が止まると終了時刻は大きく後ろへずれます。「終わる時間は読めない」前提で構えておくと気楽です
LPGAツアーのスコア表示は「-7」「E(イーブン)」「+3」など、パーに対する増減で表されます。「-」が大きいほど上位。日本の国内女子ツアー(JLPGA)と同じ方式なので、国内ツアーを見慣れていれば違和感なく読めるはずです。順位の「T」は「タイ(同順位)」の意味ですよ。
大会前の優勝予想と、実際の結果を答え合わせ
観戦の楽しさを増やしてくれるのが「誰が勝つか」という予想ですよね。ここでは大会前に注目されていた選手を挙げつつ、実際の結果と照らし合わせてみます。予想が当たったかどうかより、「なぜその結果になったか」を考えるほうが次の観戦に効くと思っているので。
日本人の最注目株だった西郷真央(連覇チャレンジ)

大会前、まず名前が挙がっていたのがディフェンディングチャンピオンの西郷真央選手でした。2025年大会での5人プレーオフを制した勝負強さは折り紙つき。千葉県出身で、高校1年でジャンボ尾崎氏に弟子入りという異色のキャリアを経て、米ツアー2年目でメジャー制覇を成し遂げた選手です。
ただ2026年は、連覇はなりませんでした。ここで見落としたくないのが、2025年と2026年では会場そのものが違うという点です。前年の勝ちパターンがそのまま使えない状況で、ディフェンディングチャンピオンとしての注目も浴びながら戦うのは、想像以上に難しい条件だったはずです。
山下美夢有・古江彩佳・笹生優花——多彩な日本人候補たち
2025年シーズンにメジャーを制した山下美夢有選手は、精度の高いショットと安定感で世界ランキング上位をキープ。2024年エビアン選手権覇者の古江彩佳選手は、難コースでも崩れないメンタルの強さが魅力です。また全米女子オープン2勝の笹生優花選手は、パワーで長いコースを短くできる存在。
結果としては、日本勢最上位は竹田麗央選手と勝みなみ選手の12位タイ、続いて岩井明愛選手と山下美夢有選手が21位タイ。事前の注目度が高かった選手とは違う顔ぶれが上位に来たわけですが、これがメジャーの怖さであり面白さでもありますよね。「調子のいい選手が勝つ」ではなく「その週のコースに合った選手が残る」という感覚です。
海外勢の中心にいたネリー・コルダが期待に応えた
大会前から「圧倒的な安定感を持つ選手」として名前が挙がっていたのがネリー・コルダ選手でした。そして結果は、初日から首位を守り切っての完全優勝。世界ランキング上位の選手が、その通りの強さを見せたケースです。
興味深いのは、コルダ選手がこの大会をすでに一度制していたこと。コース相性以上に「この大会の空気に慣れている」ことが効いたのかもしれません。会場が変わっても勝ち切ったあたり、大会そのものへの適応力なのかなと個人的には見ています。
池ダイブの伝統は新会場でも継続
シェブロン選手権といえば、優勝者が18番グリーンサイドの池に飛び込む「池ダイブ」の伝統を欠かすことはできません。2025年に西郷真央選手が「死ぬかと思った!深い!」と笑顔で叫びながら飛び込んだシーンを覚えている方も多いのではないでしょうか。あれは本当に最高でしたよね。
この伝統は、大会がカリフォルニア州のミッションヒルズCC(通称・ポピーズポンド)で開催されていた時代から続く由緒あるもの。2023年に会場がテキサス州へ移っても継続され、2026年からの新会場・メモリアルパークGCでも公式に伝統継続が発表されました。
そして2026年、優勝したコルダ選手は18番でパーパットを決めたあと、お姉さんや甥っ子と一緒に飛び込んでいます。会場が変わっても、あの光景はちゃんと受け継がれたわけですね。
2026年の「池」は仮設プールだった
メモリアルパークGCの18番グリーン右側には、大会に合わせて仮設プールが用意されました。サイズは約4.5m×3m、水深約3.2mとされています。地面と同じ高さで設置され、チャンピオンや関係者が安全に上がってこられるよう、コンクリート製の土台と階段も設けられました。
恒久的な池(トム・ドーク設計)は2027年大会までに完成予定とされており、2026年大会はこの仮設プールでの池ダイブとなりました。「仮設」と聞くと味気なく思えるかもしれませんが、実際の映像を見る限り、感動的なシーンはしっかり成立していたと思います。伝統って、場所ではなく人が続けるものなんだなと感じました。
「ポピーズ・ポンド」と呼ばれたミッションヒルズCCの池は、大会の象徴的な存在でした。会場移転後も伝統は受け継がれ、新会場でも変わらずチャンピオンが池に飛び込む光景が見られています。この伝統が続く限り、シェブロン選手権は単なるゴルフ競技を超えた「ドラマ」であり続けるはずです。
組み合わせとペアリング情報の探し方
「どの選手と誰が同じ組でスタートするのか」——組み合わせ(ペアリング)情報は、観戦計画を立てるうえで意外と重要です。応援する選手のスタート時間を把握しておけば、リアルタイム観戦の準備もスコア追跡もぐっと楽になります。
ペアリング発表のタイミング
LPGAツアーでは通常、大会開幕の2〜4日前にペアリング(組み合わせ)が発表されます。ただし第3ラウンド以降は前日のスコア順に組み直されるため、決勝ラウンドの組み合わせは前日の競技終了後に確定します。ここは意外と見落としがちなポイントかなと。
発表されたペアリングはLPGA公式サイトおよびシェブロン選手権公式サイト、またはALBA Netやゴルフダイジェスト・オンラインなどのゴルフメディアでも確認できます。
スタート時間の計算方法(もう一度おさらい)
テキサス州は米国中部夏時間(CDT)で動いており、日本(JST)との時差は14時間です。例えば現地午前7時30分スタートの組は、日本時間の同日午後9時30分開始。「現地時間+14時間=日本時間」と覚えておけば計算は簡単です。
注意したいのは、アメリカには夏時間と冬時間があるという点。時期によっては時差が15時間になることもあります。4月の大会は夏時間の期間なので14時間ですが、他の大会に応用するときは「今は夏時間かどうか」を一度確認したほうが安全ですよ。
① LPGA公式サイト — 最も正確な一次情報源
② シェブロン選手権公式サイト — 大会固有の詳細情報
③ ALBA Net・ゴルフダイジェスト・オンライン — 日本語で読みやすい解説付き
④ X(旧Twitter) — 速報性が高い。公式アカウントのフォローがおすすめ
なお、競技は天候や不測の事態で中断・延期となる場合があります。2025年大会でも悪天候による日没順延が発生しました。テキサスは春先に雷雨が起きやすい地域でもあるので、最新情報はリアルタイムで公式SNSやメディアを確認するのが確実です。
2027年大会に向けて押さえておきたいこと
2026年大会が終わった今、次に向けてチェックしておきたいポイントも整理しておきますね。
- 恒久的な池の完成:トム・ドーク氏設計の池が2027年大会までに完成予定とされています。仮設プールからの「本設」移行がどうなるかは注目ポイント
- コースセッティングの見直し:初開催の結果を踏まえて、距離やピン位置が調整される可能性があります
- 賞金額の動向:2026年は史上最高額に到達。今後も同水準以上が続くかは公式発表待ちです
- 視聴環境:配信サービスの契約体系は年度で変わることがあるので、シーズン開幕前に確認を
いずれも現時点で確定していない事項を含みます。日程・会場・賞金といった重要情報は、必ず大会公式サイトの発表を一次情報として確認してくださいね。
シーズン中の次のメジャーが気になる方は、こちらもどうぞ。日程や視聴方法をまとめています。
→ ゴルフのエビアン選手権2026!日程・日本勢・視聴方法まとめ
よくある質問FAQ
シェブロン選手権2026について、よく寄せられる疑問にまとめて答えておきます。気になる項目があればチェックしてみてください。
シェブロン選手権2026の総まとめ
最後に、重要ポイントを整理しておきましょう。
シェブロン選手権2026は、現地4月23日(木)〜26日(日)の4日間、テキサス州ヒューストンのメモリアルパークGCで開催されました。LPGAツアー2026シーズンのメジャー第1戦であり、賞金総額900万ドルという大会史上最高額をかけた戦い。優勝はネリー・コルダ選手、通算18アンダーでの完全優勝でした。
今年の注目点は3つありました。
- ①新会場・メモリアルパークGCへの移転:市営のパブリックコースがメジャーの舞台に。伸ばせるが差もつくセッティングでした
- ②西郷真央の連覇チャレンジ:連覇はならず。日本勢最上位は竹田麗央・勝みなみの12位タイ
- ③池ダイブ伝統の継続:仮設プールで実施され、コルダ選手が家族とともに飛び込みました
そして忘れてはいけないのが、視聴環境の変化(WOWOWからU-NEXTへ)です。ここを知らないまま次のメジャーを迎えると、当日になって「観られない」という事態になりかねません。観たい大会が始まる前に、視聴手段を確保しておく。これが2026年以降のゴルフ観戦で一番大事な準備かなと思います。
ゴルフ歴20年、年間50〜60ラウンドを重ねてきた私の視点で言えば、メジャー観戦は「ギア選び」と同じくらい奥が深いです。選手のクラブ選択、コース攻略の判断、プレッシャーのかかる場面でのスイング——すべてが普段のラウンドのヒントになります。特に今年のコルダ選手のように、リードを守りながら淡々と回るゴルフは、スコアをまとめたいアマチュアにとって学びの塊ですよ。
シェブロン選手権2026 まとめ
| 開催日程 | 現地2026年4月23日(木)〜26日(日) |
|---|---|
| 会場 | メモリアルパークGC(テキサス州ヒューストン) |
| 賞金総額 | 900万ドル(大会史上最高額) |
| 優勝賞金 | 135万ドル |
| 優勝者 | ネリー・コルダ(通算18アンダー・完全優勝) |
| 日本勢最上位 | 竹田麗央・勝みなみ(通算4アンダー・12位タイ) |
| 視聴方法 | U-NEXTによる独占ライブ配信 |
| 池ダイブ | 継続(仮設プールで実施/恒久池は2027年までに完成予定) |
次にやっておくと良いこと
この記事を読み終えたあと、具体的に何をすればいいか。私のおすすめは次の3つです。
- 年間スケジュールを確認する:次のメジャーがいつかを把握しておくと、観戦計画が立てやすくなります
- 視聴環境を先に整える:ライブで観たいなら、大会が始まる前に加入手続きを済ませておくのが確実です
- リーダーボードをブックマークしておく:深夜に眠い目をこすりながら検索するのは、地味にしんどいので
▶ 次のメジャーをライブで観る準備をする(U-NEXTの最新情報を確認)
最新情報・正確な成績の確認は、必ずシェブロン選手権公式サイト(thechevronchampionship.com)でご確認ください。賞金や出場資格などの重要事項は、公式発表を一次情報として参照することをおすすめします。
あなたの観戦が、来年もっと楽しいものになりますように。

