「沖縄でゴルフをしたい」と決めたところまでは良かったのに、いざ予約サイトを開いたら手が止まってしまった。青い海が見えるコース、プロが戦う名門コース、驚くほど安いコース、どれも良さそうで決められない。もし今、あなたがそんな状態なら、この記事はきっと役に立つはずですよ。
どうも、「19番ホール研究所」のthe19thです。沖縄のゴルフ場選びが難しいのは、選択肢が多いからだけではありません。本州のゴルフ旅行とは、前提条件そのものが違うからなんです。昼食休憩を挟まないスループレーが基本だったり、島の南北で移動時間が驚くほど変わったり、冬なのに「寒すぎて回れない」という声が出たり。この「前提の違い」を知らないまま予約すると、旅程そのものが崩れてしまいます。
それに、レンタカーなしで行けるのか、二人だけで回れる2サム保証はあるのか、服装はどこまでカジュアルで許されるのか。気になることは次から次に出てきますよね。せっかくの沖縄ゴルフ、予算も日程も、一緒に行くメンバーのレベルも全部ふまえて、納得のいくプランにしたいはず。私も情報を集め始めた頃は、頭がパンクしそうでした。
そこでこの記事では、まず「どの軸で絞るか」という判断のフレームを最初にお渡しします。そのうえで目的別のおすすめコース、沖縄特有のプレースタイルや自然環境の攻略法、移動手段、季節ごとの服装、予約時の確認ポイントまで、順を追って解説していきますね。読み終わる頃には、「自分はこのエリアの、このタイプのコースを選べばいい」とハッキリ言えるようになっているはずです。
- 目的やレベルに合ったゴルフ場の絞り込み方(判断軸は4つだけ)
- 名門・絶景・格安・初心者向け・空港近くという目的別のおすすめコース
- 沖縄特有の自然環境(重い海風・芝目の強いグリーン)を攻略するヒント
- レンタカーがなくてもゴルフ場へたどり着く現実的な方法
- 季節ごとの気候に合わせた服装と、持っていくべき装備
- 予約前に必ず確認しておきたいチェック項目と、よくある失敗の回避策
迷ったらここから!沖縄のゴルフ場を絞り込む4つの判断軸
コース紹介に入る前に、遠回りのようで一番の近道になる話をさせてください。沖縄のゴルフ場選びで迷子になる人のほとんどは、いきなり「どのコースがいいか」から考え始めています。でも実際は、その前に決めるべきことが4つあるんです。
この4つさえ順番に決めてしまえば、候補は自然と3つか4つまで絞れます。あとはその中から、好みで選ぶだけ。逆に言うと、ここが決まっていない状態で予約サイトを眺めても、永遠に決まりません。私も最初はそれで丸一日つぶしました。
| 判断軸 | 決めること | これを外すとどうなるか |
|---|---|---|
| ①宿泊地(エリア) | 那覇周辺か、恩納村などのリゾートか、北部か、離島か | 毎朝の移動が1時間超えになり、旅全体が移動でつぶれる |
| ②旅の主役 | ゴルフが主役か、観光やグルメが主役か | ラウンド数を欲張りすぎて、家族や同行者の不満が爆発する |
| ③メンバーのレベル差 | 全員が回れるか、初心者や久しぶりの人がいるか | 難コースで初心者が心を折られ、全員のペースも崩れる |
| ④移動手段 | レンタカーか、バスやタクシーか、ホテル送迎か | そもそもコースに行けない、または帰りの時間が読めない |
特に見落としがちなのが③のレベル差です。上級者だけなら難コースで盛り上がりますが、ゴルフ歴の浅い人が混ざっているのに戦略性の高いコースを選ぶと、その人だけがボールを探し続ける一日になってしまいます。せっかくの旅行で、それは避けたいですよね。

迷ったら「宿泊地」から決めるのが一番ラクですよ。沖縄は宿を軸にすると、行けるコースが自動的に絞られます。
エリアごとの距離感をつかんでおく
沖縄本島は、地図で見るとコンパクトに感じますが、実際に走ると印象が変わります。高速道路(沖縄自動車道)が通っているのは中部から北部にかけての一部区間だけで、それ以外は一般道が中心。しかも那覇市内や国道58号は、時間帯によって普通に渋滞します。
下の表は、宿泊エリアごとのざっくりした距離感と、向いている旅のスタイルを整理したものです。所要時間は交通状況で変わるので、あくまで計画を立てるときの目安として使ってくださいね。
| エリア | 那覇空港からの距離感(目安) | 雰囲気 | 向いている旅 |
|---|---|---|---|
| 南部(那覇・豊見城・糸満・八重瀬・南城) | おおむね30〜45分 | 市街地とリゾートが混在 | 到着日・最終日にラウンドを入れたい人、短い日程の人 |
| 中部(西原・中城・宜野湾・北谷・読谷) | おおむね40分〜1時間 | アメリカンな街並みと地元感 | 観光とゴルフを両立したい人、コスパ重視の人 |
| 北部(恩納村・名護・本部・宜野座) | おおむね1時間〜2時間 | 本格リゾート | 連泊してゴルフ漬け、または家族旅行と組み合わせる人 |
| 離島(宮古島・石垣島など) | 那覇から飛行機で乗り継ぎ | 非日常の絶景 | 景色を最優先する人、日程に余裕がある人 |
ポイントは、宿泊地からゴルフ場までを片道1時間以内に収めること。スループレーで早く終わっても、往復2時間の移動があると、結局その日は他に何もできません。3日以上の日程なら、前半は南部、後半は北部というように宿を移動するのも賢いやり方かなと思います。
目的別で選ぶ沖縄のおすすめゴルフ場
判断軸が決まったら、いよいよコース選びです。沖縄のゴルフ場は、それぞれに強い個性があります。だからこそ、「あなたがゴルフに何を求めるか」で選ぶのが一番。プロの舞台に立ちたいのか、ひたすら美しい景色に癒されたいのか、それとも仲間とワイワイ笑いながら回りたいのか。
ここからは、プレースタイルや目的に合わせてカテゴリ別に紹介していきますね。それぞれ「どんな人に向いているか」だけでなく、「どんな人には向いていないか」も添えました。合わないコースを避けられるだけでも、旅の満足度はぐっと上がりますから。
名門トーナメントコースで腕試ししたい人へ
「どうせならプロと同じ舞台でプレーしてみたい」「自分の実力がどこまで通用するのか試したい」。そんな向上心あふれるアスリート志向のあなたには、数々の熱戦が繰り広げられてきたトーナメントコースがおすすめです。丁寧に整備されたグリーン、戦略性を問われるレイアウト、そして1打ごとに背筋が伸びるような独特の緊張感。ここでしか味わえない密度の濃い一日になりますよ。
沖縄のトーナメントコースと聞いて、多くのゴルフファンが真っ先に思い浮かべるのは、女子プロゴルフツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の舞台として知られる「琉球ゴルフ倶楽部」でしょう。西・東・南の27ホールはそれぞれ表情が異なり、特にテレビ中継で使われる東・西コースは池やバンカーが巧みに配置されていて、一筋縄ではいきません。宮里藍プロをはじめ、多くのスター選手がドラマを生んだこの場所でプレーすることは、ゴルファーにとって特別な体験になるはずです。
ここは「見た目の派手さ」より「じわじわ効いてくる難しさ」が持ち味だと感じます。フェアウェイのどこに置くかで次の一打が決まる、いわゆるコースマネジメント型。飛距離自慢の人より、狙った場所に置ける人のほうがスコアをまとめやすいタイプでしょう。逆に、スコアを気にせずのんびり景色を楽しみたい人には、少し窮屈に感じるかもしれませんね。
男子のメジャー大会の舞台に挑戦したいなら、名護市にある「かねひで喜瀬カントリークラブ」が候補に挙がります。「日本プロゴルフ選手権」の会場にもなった、沖縄屈指のチャンピオンコースとして知られる存在です。亜熱帯の深い森に囲まれた「ウッズコース」と、名護湾の海風が吹き抜ける「オーシャンコース」の18ホールは、自然の地形を巧みに活かした戦略的なレイアウト。森と海、まったく性格の違う9ホールずつを一日で味わえるのが面白いところです。
隣接する高級リゾートホテルに宿泊すれば、ゴルフと最高級の滞在を組み合わせた贅沢な時間も過ごせます。ただし北部エリアなので、那覇空港からの移動時間は長め。到着日にサッと回る用途には向きません。北部に連泊する旅程を組める人向けと考えたほうが良さそうです。
さらに、近年注目度を増しているのが「PGMゴルフリゾート沖縄」です。男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」の舞台となった実績を持ち、レジェンド青木功プロが改造監修を手掛けたことで、戦略性と景観美が大きく向上したと紹介されています。ターコイズブルーの海に向かって打ち下ろすホールの眺めは、思わず声が出る気持ちよさ。
PGMグループの上位ブランドを冠するだけあって、クラブハウスの造りやレストラン、スタッフの応対まで含めて満足度が高いのも特徴です。「プレーだけでなく、一日の過ごし方まで含めて楽しみたい」という人に向いていますね。一方で、ひたすら安く数をこなしたい人には、価格帯的に合わないかもしれません。
格式のあるコースでは、服装に特に気を配りましょう。襟付きシャツは当然として、クラブハウス内ではジャケットの着用が求められる場合もあります。またメンバーシップコースの場合、ビジター予約にメンバーの同伴や紹介が必要なケース、平日しか受け付けていないケースもあります。
プレーファストも当たり前に求められるので、ある程度の腕前とマナーに自信がついてから挑戦するのが安心かなと思います。利用条件やドレスコードは変更されることもあるため、予約前に必ず各ゴルフ場の公式サイトで最新の内容を確認してくださいね。服装の基準そのものに不安がある方は、ゴルフ クラブハウス 服装 メンズ:マナーと基本スタイルを徹底解説も参考にしてみてください。
歴史と伝統を重んじるなら、八重瀬町にある「那覇ゴルフ倶楽部」も忘れてはいけません。沖縄で初めて「日本オープンゴルフ選手権」が開催された由緒あるコースで、高低差は少ないものの、多数のバンカーと池が鉄壁のディフェンスを敷いていると紹介されています。
ここの本当の難しさは、地形ではなく風です。沖縄特有の湿気を含んだ「重い海風」を真正面から受けるため、同じホールでも日によって必要な番手が2つも3つも変わります。風を読んでクラブを選ぶ作業そのものを楽しめる人には、これ以上ない舞台。逆に、風でスコアが崩れるとイライラしてしまうタイプの人は、別のコースのほうが旅の思い出としては良くなるかもしれません。
- 向いている人:平均スコアが安定してきた中級者以上、プロの舞台に立つこと自体に価値を感じる人、マナーに自信がある人
- 向いていない人:コースデビュー直後の初心者、料金を最優先したい人、ワイワイ賑やかに回りたいグループ
海が見える絶景リゾートゴルフを満喫したい人へ
「スコアを数えるのも忘れるくらい、美しい景色の中でプレーしたい」。そんなあなたには、沖縄の青い海と空を独り占めできるオーシャンビューのコースがぴったりです。ターコイズブルーの海に向かって真っ白なボールを打ち出す爽快感は、沖縄ゴルフでしか味わえない贅沢。スマホを構える手が止まらなくなりますよ。
沖縄本島で”絶景”の代名詞ともいえるのが、糸満市にある「ザ・サザンリンクスゴルフクラブ」です。高さ40メートルを超える海岸線の断崖絶壁の上にレイアウトされた本格的なシーサイドリンクスで、初めて立ったときの開放感はちょっと言葉になりません。海越えの名物ホールでは、スリルと感動が同時に襲ってきます。風を読み、勇気を持って越えられたときの達成感は忘れられない思い出になるはずです。
全ホールから太平洋を望めるだけでなく、人工物が視界に入らないよう設計されているため、自然との一体感を存分に味わえます。ただし、断崖の上ということは、遮るものがない=風がそのまま吹き抜けるということでもあります。風の強い日はスコアメイクがかなり難しくなるので、「今日は景色を楽しむ日」と割り切れる心の余裕があると、より楽しめるかなと思います。
本島北部、本部町まで足を延ばせば、宮里藍・聖志・優作の3兄弟がジュニア時代に腕を磨いた場所としても知られる「ベルビーチゴルフクラブ」があります。ここは「全ホールオーシャンビュー」を公言するほど、どこからでも東シナ海の絶景が楽しめるコースです。瀬底島や、伊江島のシンボル「タッチュー」を背景にしたショットは、最高の記念写真になること間違いなしですね。
距離は比較的短めでフェアウェイも広いため、スコアを気にせずのびのびとリゾートゴルフを楽しみたい方に特に向いています。裏を返すと、飛距離で圧倒したいタイプの上級者には物足りなく感じる可能性もあります。腕試しが目的なら、前述の名門コースのほうが満足度は高いでしょう。
絶景コースは、スタート時間を調整するだけで体験がまるで変わります。早朝スタートなら朝日を浴びながら、午後スタートなら夕日に染まる海を眺めながらのプレーが可能です。
予約時に日没時間やスタート枠を確認して、幻想的な「マジックアワー」を狙ってみるのも素敵ですね。ただし夕方は日が落ちるとあっという間に暗くなるので、最終ホールまで回りきれるかどうかは、ゴルフ場に直接確認しておくと安心です。
もし、究極のオーシャンビューとリゾート体験を求めるなら、宮古島まで足を運ぶ価値は十分にあります。「東洋一」とも称される与那覇前浜ビーチに隣接する「エメラルドコーストゴルフリンクス」では、”宮古ブルー”と呼ばれる独特の青い海を間近に感じながらプレーできます。海越えホールや、天然のビーチをバンカーとして使うユニークな設計は、ここでしか味わえないものです。
また、巨大リゾート内にある「シギラベイカントリークラブ」も、全ホールから海が見える開放的なコース。南国の花々が咲き誇るコースと美しいクラブハウスが、リゾート気分を最高に盛り上げてくれます。
ただし離島遠征は、那覇からさらに飛行機での移動が必要になります。クラブの輸送や搭乗手続きの時間も見込むと、実質的に1日は移動に使う覚悟が必要かなと。2泊3日の日程で無理に組み込むより、離島に行くなら離島を主役にしたほうが、結果的に満足度は高くなると思いますよ。
- 向いている人:写真や思い出を最優先したい人、記念日の旅行、ゴルフ初中級者、同行者にゴルフ未経験に近い人がいるグループ
- 向いていない人:とにかくスコアを追い込みたい人、風の影響を受けるのが嫌な人、移動時間を最小にしたい人
コスパ重視!料金を抑えて何度も回りたい人へ
「合宿みたいに、滞在中は毎日ラウンドしたい」「ゴルフもしたいけど、観光やグルメにも予算を回したい」。そんな堅実派のあなたには、コストパフォーマンスに優れたゴルフ場がおすすめです。沖縄には、「安かろう悪かろう」ではなく、リーズナブルながらメンテナンスがしっかりしていて戦略性も楽しめる優良なコースがちゃんとあります。
コストパフォーマンスで名前が挙がりやすいのが、中城村にある「オーシャンキャッスルカントリークラブ」です。世界遺産「中城城跡」に隣接する高台にあり、太平洋と東シナ海の両方を一望できるロケーションも魅力の一つ。県内の料金比較でも手頃な価格帯として紹介されることが多いコースです。
ただし、安いからといって簡単なわけではありません。アップダウンが激しく、フェアウェイが絞られているホールも多いため、飛距離よりも正確なショットコントロールが求められます。緻密なコースマネジメントが試される、腕自慢でも楽しめるコースという位置づけですね。ちなみに高低差があるということは、それだけ体力も使うということ。夏場の連戦にはあまり向かないかもしれません。
那覇市内からのアクセスの良さと料金の手頃さを両立したいなら、西原町にある「沖縄カントリークラブ」も見逃せません。1965年開場の歴史あるコースで、地元ゴルファーから長く愛されてきた存在です。丘陵コースなのでアップダウンはありますが、距離は短めなので、女性やシニアの方でも十分に楽しめます。
大手予約サイトでは、一人予約や早朝・午後スルーといったプランが出ていることも多く、旅の隙間時間を有効活用したい方にも合います。プランの内容や料金は時期によって入れ替わるので、狙っている日程が決まったら早めに検索しておくと選択肢が広がりますよ。
沖縄のゴルフ場料金は、季節・曜日・時間帯によって大きく動きます。一般的に安くなりやすいのは、観光客が少ない梅雨時期や真夏の平日。また、多くのコースで設定されている「午後スルー」や「薄暮プレー」は、通常料金より割安に設定されていることが多いです。
予約サイトの直前割引やクーポン、ポイント還元を組み合わせると、さらに条件が良くなることもあります。ただし具体的な金額は日々変動するので、必ず予約サイトや公式サイトで、その日の最新料金を確認してくださいね。
「フルラウンドは体力的に厳しいけど、少しだけプレーしたい」「本格的なコースデビューの前に慣らしておきたい」という方には、南城市にある「芭蕉布コース」のようなショートコースという選択肢もあります。18ホールでもパー58と、通常のゴルフ場の半分ほどの距離設定。気軽にサクッと回れるのが魅力です。
料金も本格コースよりぐっと抑えられていることが多く、海を見ながらカジュアルにゴルフを楽しめるので、家族連れやカップルにもおすすめですね。「同行者にゴルフ未経験の人がいる」という場面でも、ショートコースなら全員が楽しめます。営業時間やプレー形態は変わることがあるため、訪問前に公式情報を確認しておきましょう。
- 向いている人:滞在中に複数ラウンドしたい人、観光にも予算を配分したい人、平日に動ける人
- 向いていない人:クラブハウスの豪華さや食事にこだわりたい人、フラットで歩きやすいコースを求める人
初心者も安心!広くてフラットなコースを選びたい人へ
「ゴルフを始めたばかりで、まだボールがどこに飛ぶか分からない」「OBを連発して、周りに迷惑をかけないか心配」。初心者の方にとって、コース選びは本当に重要ですよね。狭くてトリッキーなコースは、ボールを失くしやすく、スコアもまとまらず、ゴルフの楽しさを感じる前に心が折れてしまいます。
でも大丈夫。沖縄には、初心者の方やエンジョイ派のゴルファーがストレスなく回れるコースがちゃんとあります。そもそも周りのゴルファーも、リゾート気分で来ている人が多いので、本州の平日コンペのようなピリピリした空気になりにくいのも、沖縄の良いところかなと思います。
初心者の方にまずおすすめしたいのが、那覇空港から車で約30分とアクセスも良い「パームヒルズゴルフリゾートクラブ」です。ここの魅力は、なんといっても全体的にフラットでフェアウェイが広いこと。隣のホールとの間隔も広めに取られているので、「今のはOBかも」と思った打球がセーフだった、なんてことも起こります。
プレッシャーが少ない分、思い切ってドライバーを振る練習にもなりますね。名物の12番ホールは、糸満市街と海を一望できる豪快な打ち下ろし。爽快な気分でプレーできます。アコーディア・ゴルフが運営しているのでウェブ予約のプランも豊富で、クラブハウスの施設が充実しているのもポイント。プレー後にしっかり汗を流せるのは、旅行中だと本当にありがたいんですよね。
北部エリアで探すなら、先ほど絶景コースとして紹介した「ベルビーチゴルフクラブ」も良い選択肢です。距離が比較的短く、フェアウェイも広めに設計されているため、初心者の方でもスコアをまとめやすいのが特徴。難しいハザードが少ないのでボールを失くす心配も減り、純粋に沖縄の景色とゴルフを楽しめます。「初心者の同行者がいるけど、景色も諦めたくない」という欲張りな旅程には、ちょうどいい落としどころですね。
- フェアウェイの広さ:広いほどOBの心配が減り、のびのびプレーできます
- コースの距離:距離が短いほど、少ない打数でグリーンに近づけます
- 高低差:フラットなコースのほうが疲れにくく、ショットも安定します
- レンタルの充実度:クラブやシューズを借りられれば、飛行機移動でも手ぶらで行けます
- 練習施設の有無:スタート前に練習グリーンや打席で体を慣らせると、1番ホールの緊張がだいぶ和らぎます
持ち物やマナーの基本から不安がある方は、ゴルフ初心者のコースデビュー準備!持ち物からマナーまでで全体像をつかんでおくと、当日の緊張がかなり減りますよ。「どのくらいのスコアなら周りに迷惑をかけずに回れるのか」が気になる方は、ゴルフ迷惑かけないスコアは?初心者向け目安とマナー徹底解説!も合わせて読んでおくと安心です。
また、家族旅行でゴルフにあまり時間を割けない場合や、本格的なラウンドはまだ早いというお子様連れには、「カヌチャゴルフコース」の短縮プレープランのような選択肢も便利です。18ホールだけでなく、3ホール・6ホール・9ホールといった短時間のプレーに対応している設定があり、コースデビューの緊張も少なく、気軽にゴルフの楽しさに触れられます。遊び心のある設計もあって、リゾート気分でワイワイ楽しめますよ。プラン内容は時期によって変わることがあるので、予約前に公式サイトで確認してくださいね。

初心者と上級者が混ざるときは、「9ホールだけ一緒に回って、午後は別行動」という組み方もアリですよ。全員が無理なく楽しめます。
空港に近いから到着日・最終日も組み込める
せっかくの沖縄旅行、限られた時間を最大限に使いたいですよね。「着いたその足で午後からラウンドしたい」「帰りの飛行機の時間ギリギリまで、最後の1ラウンドを楽しみたい」。そんなアクティブなゴルファーの願いを叶えてくれるのが、那覇空港からアクセスの良い南部のゴルフ場です。移動時間を削れば、実質的に1ラウンド分の時間が生まれます。
那覇空港から車で30〜40分圏内には、良いコースが集中しています。このエリアを拠点にすれば、効率的なゴルフ旅のスケジュールを組むことが可能です。
| ゴルフ場名 | 空港からの時間(目安) | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| パームヒルズゴルフリゾートクラブ | 約30分 | 広々としたフェアウェイ、充実した施設 | 到着後すぐにリゾート気分でプレーしたい人 |
| ザ・サザンリンクスゴルフクラブ | 約40分 | 断崖絶壁の絶景リンクスコース | 旅の最初か最後に感動的な景色を味わいたい人 |
| 琉球ゴルフ倶楽部 | 約35分 | 女子ツアー開催の名門コース | 最終日に本格的なコースで腕試しをしたい人 |
| 那覇ゴルフ倶楽部 | 約30分 | 歴史あるチャンピオンコース、高い戦略性 | 空港近くで手ごたえのあるコースを求める上級者 |
モデルプラン①:到着日にそのままラウンド
例えば、午前11時頃に那覇空港に到着する便なら、こんな流れが組めます。
11:00 那覇空港着 → 11:30 レンタカー手続き → 12:30 ゴルフ場到着、チェックイン・着替え → 13:00 午後スループレースタート → 17:30 プレー終了、シャワー → 18:30 ホテルにチェックイン
初日からたっぷり18ホールをプレーでき、充実したスタートを切れますね。ただし注意点がひとつ。レンタカーの手続きは、繁忙期だと想像以上に時間がかかります。空港からレンタカー会社の営業所までシャトルバスで移動し、そこで手続き待ちの列に並ぶことも。到着から出発まで1時間以上見ておくと、心に余裕が生まれます。
モデルプラン②:最終日の午前中に回りきる
夕方以降のフライトで帰る日なら、こんな組み方ができます。
7:30 ホテルをチェックアウト → 8:00 ゴルフ場到着、午前スループレースタート → 12:30 プレー終了、ランチ・シャワー → 14:00 ゴルフ場出発 → 14:30 レンタカー返却 → 15:00 那覇空港到着、お土産探し → 16:30 搭乗
最終日もゴルフを満喫し、汗を流してさっぱりした状態で飛行機に乗れるので、気持ちよく旅を締めくくれます。フライト前の利用を考えるなら、シャワー施設やお風呂の充実度もコース選びの重要なポイントになりますね。
最終日ラウンドで一番怖いのは、進行が遅れることです。前の組が詰まると、スループレーでも予定より30分〜1時間押すことがあります。フライトの3時間前には空港に着ける計算にしておくと安心。
また、レンタカーの返却手続きと空港までのシャトル移動にも時間がかかります。ゴルフバッグを持っての移動になるので、なおさら余裕を見てください。心配な場合は、ゴルフバッグだけ先に宅配便で自宅へ送ってしまうのが確実です。
沖縄のおすすめゴルフ場を賢く楽しむコツ
行きたいゴルフ場のイメージは固まってきましたか?ここからは、コース選びの次の一歩として、沖縄ゴルフを120%楽しむための実践的な情報をお伝えします。沖縄特有のプレースタイルや自然環境への対策、移動手段などを事前に知っておくだけで、あなたのゴルフ旅は格段に快適になりますよ。ちょっとした知識が、当日のプレーやスケジュールを大きく左右することもありますから。
沖縄の基本は「スループレー」。その魅力と注意点
沖縄のゴルフ文化を語るうえで欠かせないのが、昼食休憩を挟まずに18ホールを一気に回る「スループレー」というスタイルです。本州のように、ハーフを終えてクラブハウスで1時間ほどのランチ休憩、というのが当たり前だと思っていると、少し驚くかもしれません。
沖縄ではこのスループレーが基本。その背景には、日差しが強い時間帯を避けて効率よく回りたいという気候的な理由や、アメリカンスタイルが根付いた歴史的な背景があるとされています。最初は「休憩なしで18ホールはきついかも」と感じるかもしれませんが、慣れると意外なほど快適です。
【メリット】
- プレーに集中できる:長い休憩で体のリズムや集中力が途切れません。調子が良いときに、その流れのまま後半へ入れるのは本当に気持ちいいですよ
- 時間を最大限に使える:午前中にスタートすれば、おおむね4時間半〜5時間ほどでラウンドが終了。残りの半日を観光や海水浴、買い物に充てられます
- 渋滞を避けやすい:終了が早いので、観光地からの帰宅ラッシュが始まる前に移動できます
【デメリット】
- 体力的な負担:特に夏の炎天下は想像以上に消耗します。後半バテないペース配分が必要です
- 食事のタイミング:スタート前にしっかり食べるか、プレー後に遅めのランチにする必要があります。ラウンド中に食べられる軽食(おにぎり、サンドイッチ、バナナ、エナジーバーなど)の持参がおすすめです
- ペースが速い:休憩がない分、全体の進行が本州より速く感じることも。初心者がいる組は、事前に「打つ順番を待たずに準備しておく」といった段取りを共有しておくとスムーズです
スループレーを快適に乗り切るコツは、とにかく事前準備にあります。スタート前に売店でスポーツドリンクを多めに買い、カートの保冷ボックスに入れておくのはほぼ必須。塩分補給のタブレットや梅干し、体を冷やす氷嚢(ひょうのう)なども持参すると、熱中症対策として非常に有効です。
それと、地味ですが効くのが手袋とタオルの替え。汗で濡れたグローブはグリップが滑るうえ、握力も余計に使います。予備をひとつ持っておくだけで、後半のショットの安定感がまるで違いますよ。
二人で楽しむなら「2サム保証」を押さえておく
「夫婦やカップル水入らずで、のんびりプレーしたい」「気の置けない友人と二人だけで回りたい」。そんなニーズは、リゾート地である沖縄では特に多いかなと思います。知らない人と組み合わせ(ジョイント)になるのは少し気まずい、と感じる方も少なくないですよね。そんなときに心強いのが「2サム保証」のプランです。
「2サム保証」とは、その名の通り2人でのプレーを確約してくれる制度のこと。追加料金なしで保証してくれる場合と、「2サム割増」として一人あたり追加料金が必要になる場合があります。割増額はゴルフ場やプランによって異なるので、予約時にこの点をしっかり確認しておくことが大事です。
ちなみに、似た言葉で「2サム受付」「2サム可(保証なし)」という表記もあります。これは「2人でも受け付けるが、他の人と組み合わせになる可能性がある」という意味。二人きりで回りたいなら、必ず「2サム保証」と明記されたプランを選んでくださいね。ここは本当に間違えやすいポイントです。
沖縄で2サムプレーに寛容で、カップルや夫婦に人気が高いのが、大人のための隠れ家的リゾート「ジ・アッタテラス ゴルフリゾート」です。ゆったりとした時間を過ごしてもらうことをコンセプトにしており、2サムプレーを基本とした運営が行われています。静寂の中で、鳥のさえずりを聞きながら二人だけの時間を満喫できますよ。
また、カジュアルな雰囲気で人気の「宜野座カントリークラブ」も、ナビ付きカートで気軽に2サムプレーを楽しめると評判です。そのほか、PGMやアコーディア系列のコースをはじめ、多くのゴルフ場で平日限定や特定の時間帯に2サム保証プランが設定されています。設定条件は時期によって変わるため、最新の内容は予約サイトで確認してください。
楽天GORAやGDO、じゃらんゴルフといった大手ゴルフ場予約サイトを使うのが最も早いです。これらのサイトでは「プレー人数」の条件で2サム保証にチェックを入れて検索でき、利用できるゴルフ場とプラン、割増の有無が一覧で比較できます。
シーズンオフや平日を狙うと、割増なしのプランが見つかりやすい傾向があります。逆に、連休や年末年始などの繁忙期は2サム自体の枠が減ることもあるので、日程が決まっているなら早めに押さえておくのが安全です。
二人だけのプライベートなゴルフは、スコアを競うだけでなく、会話や景色をゆっくり楽しめるのが最大の魅力。沖縄の美しい自然の中で、大切な人との時間を深める素敵な一日になるはずです。ちなみに、逆に「一人で気軽に回りたい」という方は、一人予約という選択肢もありますよ。詳しくはゴルフ一人予約で嫌な思いは本当?回避の全知識で解説しています。
レンタカーなしでもゴルフ場へ行く方法
「運転免許を持っていない」「普段運転しないから、慣れない道はちょっと不安」「プレー後にオリオンビールを飲みたい」。いろいろな理由で、レンタカーを使わない(使えない)方もいますよね。でも安心してください。沖縄では、レンタカーなしでもゴルフ場にアクセスする方法がちゃんとあります。事前に計画さえ立てておけば、ストレスの少ないゴルフ旅は十分に可能です。
主な移動手段は次の3つ。それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
| 移動手段 | メリット | デメリット | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 空港リムジンバス | 費用を抑えやすい/予約が簡単/大きな荷物も預けやすい | 運行ルートと時刻が限られる/ホテル前までしか行けない | 北部のリゾートホテル併設コースへ向かうとき |
| 定額観光タクシー・貸切タクシー | ドアツードアで移動がラク/時間を自由に組める/プレー後の飲酒が可能 | 料金は割高になりやすい/事前予約がほぼ必須 | 3〜4人グループ、バスのルートから外れたコースへ行くとき |
| ホテル送迎サービス | 無料または比較的安価/ホテルから直接向かえる | 提供しているホテルが限られる/対象ゴルフ場も限定される | 系列ゴルフ場を持つリゾートホテルに宿泊するとき |
具体的な使い分けの考え方
かねひで喜瀬カントリークラブやカヌチャゴルフコース、PGMゴルフリゾート沖縄など、北部のリゾートエリアにあるホテル併設のゴルフ場へ行くなら、那覇空港から運行している空港リムジンバスが便利で経済的です。バス停がホテルのすぐ前にあることが多く、移動の負担がほとんどありません。ただし本数は限られるので、時刻表は必ず事前にチェックしておきましょう。
一方、南部や中部のゴルフ場へ行く場合や、バスのルートから外れた場所へ向かう場合は、定額観光タクシーや貸切タクシーの利用を検討しましょう。特に3〜4人のグループなら、一人あたりの負担はかなり抑えられます。何より、プレー後に気兼ねなく乾杯できる解放感は、タクシーならではの特権ですね。
また、系列ゴルフ場を持つリゾートホテルに宿泊する場合、宿泊者向けのシャトルサービスが用意されていることがあります。例えばテラスホテルズ系列のホテルとジ・アッタテラス ゴルフリゾートのように、宿泊とゴルフをセットで考えると移動の悩みが一気に解決するケースも。運行の有無や条件はホテルによって異なるので、予約時に直接問い合わせてみることをおすすめします。
そしてもうひとつ、レンタカーなし派にとって重要なのがゴルフバッグの扱いです。空港からホテルやゴルフ場へ直接クラブを送っておけば、移動が驚くほど身軽になります。ただし宅配便は、沖縄など離島扱いの地域だと本州より日数がかかるため、出す日を逆算しておかないとプレー当日に間に合わないという事故が起きます。締切の目安はゴルフ宅急便は何日前に出す?【地域別早見表】間に合う締切時間まで解説で確認しておくと安心ですよ。

クラブを送らず「現地レンタル」に割り切るのも手です。移動が一番ラクになりますし、荷物の心配がゼロになります。
沖縄特有の「風」と「芝」を攻略するコツ
沖縄のコースでプレーして、多くのゴルファーが直面するのが「いつも通りのゴルフができない」という壁です。その最大の要因が、本州とは性質のまったく違う「風」と「芝」。これを理解して対策を立てられるかどうかで、スコアは大きく変わります。ここでは、沖縄の自然を味方につけるための具体的な攻略法を解説しますね。
重い海風との付き合い方
沖縄のコース、特に海沿いで常に意識しなければならないのが「風」です。沖縄の言葉で風は「カジ」と呼ばれますが、この海風はただ強いだけでなく、湿気を含んで「重い」のが特徴だと言われます。そのためボールが風の影響を受けやすく、アゲンスト(向かい風)では想像以上に飛距離が落ち、フォロー(追い風)ではどこまでも転がっていくことがあります。
- アゲンストの対策:基本は「番手を1〜2つ上げて、低く抑えた球を打つ」ことです。ボールを通常より少し右足寄りに置き、グリップを短く持ってコンパクトに振り抜く「パンチショット」が有効。無理に飛ばそうと力むと球が吹き上がり、余計に距離をロスします
- フォローの対策:飛距離を稼げるチャンスですが、グリーンをオーバーしやすいので注意が必要です。キャリーでどこに落とすかをイメージし、ランも計算に入れてクラブを選びましょう
- 横風の対策:流される分を計算して、狙う方向をあらかじめずらします。左からの風なら目標の少し左を向いて構える、といった具合ですね。スライス回転のボールは風に乗りやすく、フック回転は風に強いという特性も覚えておくと役立ちます
- 共通の心構え:風の日は「1打で挽回しようとしない」こと。大きなミスを避けて、ボギーで上がれれば上出来くらいの気持ちでいるほうが、結果的にスコアはまとまります
芝の罠(高麗芝・バミューダ芝)を回避する
グリーンやフェアウェイで使われている芝の種類も、本州のゴルフ場とは異なります。沖縄で主流なのは、暑さに強い「高麗芝」や「バミューダ芝」。この違いを知らずに本州と同じ感覚でプレーすると、思わぬところでスコアを落とします。
- 高麗芝のグリーン:最大の特徴は「芝目」が非常に強いこと。芝が寝ている方向(順目)に打つと驚くほど速く転がり、逆に芝が逆立っている方向(逆目)ではボールが急ブレーキをかけたように失速します。カップの縁の芝がどちらを向いているか、太陽の方向(芝は太陽に向かって伸びる傾向があります)や水の流れ(芝は水が流れる低いほうへ寝る傾向があります)をヒントに芝目を読み切ることが、パット数を減らす鍵です
- バミューダ芝・ティフトン芝のラフ:これらの西洋芝は粘り気が強く、クラブヘッドに絡みついてきます。ラフに入ったボールを長いクラブで無理に打とうとすると、ヘッドが抜けずに大ダフリの原因に。こういうときは欲張らず、サンドウェッジやアプローチウェッジで、まずはフェアウェイに戻すという堅実な判断がスコアを守ります
- ティーショットの考え方:ラフのペナルティが重い=フェアウェイキープの価値が高い、ということです。ドライバーで攻めるより、3番ウッドやユーティリティで確実にフェアウェイに置いたほうが、トータルの打数は減りやすいですよ
沖縄の自然は手ごわいですが、それを読み切って攻略できたときの喜びは格別です。スコアが出なくても「これが沖縄ゴルフだ」と割り切って、自然との対話を楽しんでみてください。むしろ、思い通りにいかないからこそ記憶に残るんですよね。
季節ごとの天気と、最適な服装ガイド
「常夏の島」というイメージが強い沖縄ですが、実際にははっきりとした季節の変化があり、時期によって気候も最適な服装も大きく変わります。特に冬場は、本土からの旅行者が「こんなに寒いとは思わなかった」と驚くことも珍しくありません。快適に回るためにも、訪れる時期の気候を把握して準備することが大事です。
まずは、那覇の年間の気候データを見てみましょう。
| 月 | 平均気温(℃) | 降水量(mm) | 日照時間(h) |
|---|---|---|---|
| 1月 | 17.3 | 101.6 | 85.4 |
| 2月 | 17.5 | 114.5 | 84.6 |
| 5月 | 24.3 | 242.8 | 139.7 |
| 8月 | 29.1 | 247.3 | 212.0 |
| 11月 | 22.7 | 119.1 | 119.4 |
この表で注目してほしいのは、1月・2月の日照時間の短さです。冬の沖縄は晴天率が意外と低く、曇りや小雨の日が続くこともあります。「南国だから晴れているはず」という前提で荷物を用意すると、当日かなり困ることになります。
季節別・服装の考え方
- 冬(12月〜2月):平均気温は17℃前後と、数字だけ見れば暖かく感じます。でもこれが罠。この時期は北風が強く吹く日が多く、体感温度は数字よりかなり低く感じられます。半袖ポロシャツ一枚ではまず厳しいでしょう。必須なのは、風を通さないウインドブレーカーや薄手のアウターです。長袖の機能性アンダーウェアの上にポロシャツ、そしてアウターという重ね着スタイルがおすすめ。日が差せば暑くなるので、脱ぎ着しやすい構成にしておくのがコツです
- 春・秋(3月、4月、11月):一年で最もゴルフに適したベストシーズンです。日中は半袖ポロシャツで快適に回れますが、朝夕や曇りの日は少し肌寒く感じることも。カーディガンや薄手のセーターなど、簡単に着脱できる羽織りものを一枚持っていくと体温調節がしやすくて便利ですよ
- 梅雨(5月〜6月):降水量が一気に増える時期です。スコールのような突然の強い雨に見舞われることも多いため、防水・透湿性に優れたレインウェアは必須。傘や防水キャップ、濡れたグリップを拭くタオルを多めに用意しておくと安心です。湿度も高いので、通気性の良いウェアを選びましょう。替えのシャツと靴下をキャディバッグに入れておくと、後半が別世界の快適さになります
- 夏(7月〜10月):言うまでもなく、紫外線対策と熱中症対策が最優先です。ウェアはUVカット機能と吸湿速乾性の高いものを選びましょう。サングラス、つばの広い帽子、アームカバー、日焼け止めは絶対に忘れないでください。スループレーで長丁場になるため、十分な水分(スポーツドリンク推奨)と塩分タブレットを常に携帯し、こまめに補給することが何より大切です。台風シーズンとも重なるので、フライトやプレーの中止規定も事前に確認しておきましょう
夏の装備をどう組むか具体的に決めたい方は、ゴルフ暑さ対策はワークマンで最強装備を組むが参考になります。空調ウェアや冷感インナーの使いどころまで整理しているので、沖縄の夏ラウンドにもそのまま応用できますよ。
どの季節でも、ゴルフ場のドレスコードとして襟付きシャツは基本のマナーです。リゾートコースでは比較的カジュアルな服装が許容されることも多いですが、名門コースでは基準が厳しい場合もあるので、事前に公式サイトで確認しておくと安心ですね。女性の服装について迷ったら、ゴルフ場への服装、女性の正解は?マナー完全ガイドにひと通りまとめています。
▼ 現地で「持ってくればよかった」となる前に。沖縄仕様の装備をひと通りそろえるならこちら
▶ 沖縄ラウンドで後悔しない装備をチェックする
予約はいつ・どこで取る?失敗しない手順
行きたいコースが決まったら、次は予約です。ここ、意外とつまずく人が多いところなんですよね。沖縄は観光シーズンとゴルフのベストシーズンが重なるため、「行きたい日に、行きたいコースが空いていない」という事態が普通に起こります。
基本の流れは、次の3ステップで考えると整理しやすいです。
- ①航空券とホテルを先に押さえる:ゴルフ場は後から調整できますが、繁忙期の航空券と宿は先に埋まります。まず旅の骨格を固めましょう
- ②宿泊地から1時間以内のコースを検索する:予約サイトのエリア絞り込みを使い、条件(2サム保証、スループレー、レンタル有無)でフィルタをかけます
- ③複数サイトで同じコース・同じ日を比較する:同じゴルフ場でも、サイトによってプラン内容や特典が違うことがあります。ポイント還元まで含めて比較すると納得感が出ます
- スタート時刻と受付締切:スループレーは開始が早いことも。集合時刻から逆算して宿を出る時間を決めます
- 2サム・3サムの条件:保証か、受付のみか。割増の有無も要チェックです
- キャディの有無:セルフが基本のコースが多いですが、コースによって異なります
- レンタルクラブ・シューズの在庫:数に限りがあるため、必要なら予約時に申し込みを
- 食事の有無:スループレーだと昼食なしプランが基本。ラウンド後に食べるのか、先に済ませるのかを決めておきます
- キャンセル規定:台風シーズンは特に重要。何日前から料金が発生するのかを必ず確認してください
- ドレスコード:クラブハウスでの服装ルールが設定されている場合があります
もし旅程が流動的で「行けるかどうか当日にならないと分からない」という場合は、当日予約という手もあります。天候次第で判断したい人には、むしろこちらのほうが向いているかもしれません。探し方はゴルフ当日予約は可能!探し方と1人予約のコツにまとめています。
▼ 空き枠は日々変わります。気になるコースは、今日の時点の空き状況だけでも見ておくのが得策
▶ 沖縄のゴルフ場の空き状況と料金を今すぐ確認する
沖縄ゴルフでやりがちな失敗と、その回避策
最後に、事前に知っておくだけで防げる失敗を挙げておきますね。どれも「言われてみれば当たり前」なのに、旅行前の高揚感の中では見落としがちなポイントばかりです。
| よくある失敗 | 何が起きるか | 回避策 |
|---|---|---|
| 移動時間を短く見積もる | スタート時刻に間に合わない、旅程全体が押す | 地図アプリで当日の時刻を指定して所要時間を確認し、さらに30分の余裕を持つ |
| 日焼け対策が甘い | 初日に焼けすぎて、翌日以降のプレーがつらくなる | 日焼け止めは高い数値のものを持参し、ハーフごとに塗り直す |
| クラブの宅配を出すのが遅い | プレー当日にクラブが届いていない | 離島扱いの日数を確認し、余裕を持って発送する |
| ラウンド数を詰め込みすぎる | 体力が持たず、同行者との温度差も生まれる | 連続ラウンドは2日までにして、間に観光日を挟む |
| 台風・悪天候を想定していない | キャンセル料が発生する、代替日がない | キャンセル規定を事前確認し、夏場は予備日を確保する |
| レンタカーの返却時間を忘れる | 延長料金が発生する、フライトに影響する | 返却時刻から逆算してプレー終了予定を決める |
特に強調したいのが、「ラウンド数を詰め込みすぎない」という点です。沖縄は日差しが強く、スループレーで一気に回るため、想像以上に体力を使います。3日連続でフルラウンドを組むと、3日目はもうスイングどころではない、なんてことも。余白を残したほうが、結果的に旅全体の満足度は上がりますよ。
結局どれを選ぶ?タイプ別の最終チェック
ここまで、目的別のコース選びから、沖縄ゴルフを賢く楽しむためのコツまで、かなり詳しくお話ししてきました。情報量が多かったかもしれませんが、これであなたの頭の中の「沖縄ゴルフの地図」は、だいぶ鮮明になったのではないでしょうか。
結局のところ、最高のゴルフ場とは他の誰かが決めるものではなく、「あなた自身が何をゴルフに求めているか」によって決まるものだと私は思います。最後に、選択を1行で決められるチェックリストを置いておきますね。
- プロが唸る難コースで自分の限界に挑戦したい → 名門トーナメントコース
- スコアは二の次。とにかく美しい景色に癒されたい → 海が見える絶景リゾートコース
- 滞在中に何度もプレーしてゴルフ漬けの日々を送りたい → コスパ重視の手頃なコース
- 難しいことは考えず、仲間とワイワイ楽しくプレーしたい → 初心者も安心の広々としたコース
- 旅行の時間を1分1秒も無駄にしたくないアクティブ派 → 空港に近いコース
- 二人だけの時間をゆっくり過ごしたい → 2サム保証のあるリゾートコース
沖縄のゴルフ場に関するよくある質問
最後に、沖縄で初めてラウンドする方からよく出てくる疑問をまとめておきますね。細かいところですが、知っているかどうかで当日の安心感がかなり変わります。
まとめ:沖縄のおすすめゴルフ場は「目的」から逆算して選ぼう
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。長くなったので、最後に要点をぎゅっとまとめておきますね。
- コース名から探すのではなく、宿泊地・旅の主役・メンバーのレベル・移動手段の4軸から絞る
- 宿泊地からゴルフ場までは片道1時間以内を目安にすると、旅程が破綻しにくい
- 沖縄はスループレーが基本。水分・塩分・替えのグローブなど、事前準備が快適さを左右する
- 重い海風と芝目の強いグリーンが最大の壁。番手を上げて低い球、ラフでは無理をしないのが鉄則
- レンタカーがなくても、リムジンバス・貸切タクシー・ホテル送迎で十分に対応できる
- 料金・プラン・条件は変動するので、最終判断の前に必ず公式サイトや予約サイトで確認する
次にやることはシンプルです。まず宿泊するエリアを仮決めして、そのエリアから1時間以内のコースを予約サイトで検索してみてください。候補が3つに絞れたら、この記事の「向いている人/向いていない人」を見比べるだけで、答えは自然と出るはずですよ。
ちなみに、他のエリアで同じように目的別のコース選びを知りたい方は、【宮崎】おすすめゴルフ場11選!目的別に徹底解説や東海のおすすめゴルフ場12選!目的別に徹底解説も同じ考え方で書いています。南国リゾートゴルフという意味では、宮崎のほうは沖縄と比較しながら読むと面白いかもしれません。
▼ 日程が決まっているなら、空き枠が残っているうちに動くのが一番の節約です
▶ 沖縄のゴルフ場・宿泊プランをまとめて探してみる
沖縄の雄大な自然、抜けるような青い空、そしてどこまでも続くエメラルドグリーンの海。そんな場所でプレーするゴルフは、スコアがどうであれ、きっと記憶に深く残る一日になります。風に翻弄されて笑ってしまった話も、海越えを越えられた瞬間の歓声も、全部が土産話になりますから。
さあ、最高のゴルフ旅の計画を立てて、島へ出かけましょう。
ゴルフ場のプレー料金やプラン、サービス内容、営業時間、アクセス方法は、シーズンや予約状況によって常に変動します。この記事の情報はあくまで検討のための参考として使っていただき、最終的な予約の前には、必ず各ゴルフ場の公式サイトや予約サイトで最新の正確な情報を確認してくださいね。

