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ゴルフ服装の基本マナー解説!NG例から季節別コーデまで

ゴルフ服装の基本マナー解説!NG例から季節別コーデまで Column

こんにちは!ゴルフの魅力に取り憑かれている「the19th」です。

ゴルフに誘われたり、これから始めようと思ったりしたとき、多くの人が最初にぶつかる壁が「服装」の問題ではないでしょうか。特に初めてゴルフ場に行くとなると、男性も女性もどんな服装をすればいいのか、マナー違反にならないか不安になりますよね。クラブハウスでのドレスコードや、夏、冬といった季節ごとの適切な格好、さらには初心者が揃えるべきアイテムまで、考えることはたくさんあります。特に、知らずにマナー違反をして恥をかいてしまう、ダメな例だけは避けたいという気持ちは、私もよく分かります。最近ではワークマンやユニクロなど、安い価格帯で機能的なウェアも増えましたが、選択肢が多すぎて逆に何を選べばいいか迷ってしまうかもしれません。ゴルフのズボンや靴にも、実は暗黙のルールがあったりします。

この記事では、そんな服装に関するゴルフの悩みをまるっと解決できるよう、ゴルフ場の基本的なマナーから、スコアアップにも繋がる機能的なウェアの選び方まで、私の経験を交えながら分かりやすく解説していきますね。

  • ゴルフ場での基本的な服装マナー
  • 男女別・季節ごとの服装選びのコツ
  • 初心者が揃えるべき服装とアイテム
  • 予算を抑えるための賢いウェア選び
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失敗しない服装 ゴルフの基本マナー

まず最初に押さえておきたいのが、ゴルフの服装における基本的なマナーです。ゴルフは「審判のいないスポーツ」とも言われ、プレーヤー自身の誠実さや同伴者への配慮が何よりも重んじられます。その精神性は服装、つまりドレスコードにも色濃く反映されているんですね。でも、ポイントさえ押さえれば決して難しいものではありません。ここで紹介する基本ルールを覚えて、自信を持ってゴルフ場デビューしましょう!

ゴルフの服装でダメな例とは?

何よりもまず、「これだけは絶対に避けたい!」というNGな服装から確認していきましょう。知らずにマナー違反をしてしまい、ゴルフ場で恥ずかしい思いをする…なんて事態は避けたいですものね。ゴルフ場はスポーツをする場所であると同時に、多くの人が集う社交の場でもあります。そのため、自分本位な服装ではなく、周囲の人に不快感を与えないための配慮がとても大切になります。

具体的には、以下に挙げるような服装は、コースの格式にかかわらず、ほとんどすべてのゴルフ場で禁止事項とされています。これらはゴルフというスポーツが持つ文化や歴史に根ざしたルールなので、しっかりと覚えておきましょう。

【要注意】ゴルフ場での代表的なNG服装リスト

  • Tシャツ、タンクトップ類: 襟のないシャツは基本的にNGです。Tシャツは歴史的に「肌着」と見なされてきた経緯があり、フォーマルな場にはふさわしくないとされています。
  • ジーンズ(デニム素材の衣類): ジーンズはもともと作業労働者のための「労働着」です。ゴルフ場という「非日常の特別な空間」には、日常や労働を強く連想させる服装は持ち込まない、という考え方が基本にあります。
  • ジャージ、スウェット類: これらは部屋着や軽い運動着というイメージが強く、クラブハウスなどの社交の場には適しません。
  • サンダル、ミュール、ゴルフ用でないスニーカー: かかとが露出する履物は安全性の観点から危険です。また、ゴルフ専用でない靴は芝生を傷つける可能性があるため禁止されています。
  • カーゴパンツ: 横に大きなポケットが付いたパンツも、ジーンズと同様に作業着のイメージが強いことから避けられる傾向にあります。ポケットが膨らんでシルエットが崩れるのが美しくない、という美的観点も理由の一つです。
  • 迷彩柄や過度に派手なロゴのウェア: 特に伝統ある名門コースでは、コースの雰囲気を壊すとして敬遠されることがあります。

これらのルールは、ゴルフが「紳士淑女のスポーツ」として育まれてきた歴史そのものと言えます。自分がおしゃれだと思うかどうかではなく、その場の雰囲気に敬意を払い、同伴者が気持ちよく過ごせるかどうか、という視点で服装を選ぶことが、すべての基本になるわけですね。

クラブハウスでの服装マナー

ゴルフ場での服装マナーを理解する上で非常に重要なのが、シーンによって求められる服装が異なるという点です。具体的には「クラブハウス(来場・退場時や休憩中)」「コース(プレー時)」の2つの空間で、ドレスコードを使い分ける必要があります。

クラブハウスは単なる受付やロッカーがある建物ではありません。歴史的に見れば、メンバー同士が交流する「社交クラブ」としての役割を担ってきました。いわば、ホテルのロビーや少し格式の高いレストランのような場所です。そのため、ここで求められるのはスポーツウェアではなく、「スマートカジュアル」に近い、品格のある装いです。

ジャケット着用の是非

クラブハウスにおけるドレスコードの象徴ともいえるのが「ジャケット(ブレザー)」の着用です。特に格式高い名門コースや伝統あるメンバーシップコースでは、夏期(おおむね6月~9月頃)を除き、入場時のジャケット着用を義務付けている場合が少なくありません。これは、クラブハウスという空間への敬意を示すための重要なルールとされています。

一方で、近年はゴルフ人口の多様化に伴い、ドレスコードも柔軟になりつつあります。PGM(パシフィックゴルフマネージメント)などが運営する比較的カジュアルなコースでは、季節を問わずジャケット着用を不要としているところも増えています。このように、ゴルフ場がターゲットとする客層によってドレスコードがマーケティング的に使い分けられているのが現状です。

だからこそ、訪問するゴルフ場の公式サイトを事前に必ずチェックし、ドレスコードを確認しておくことが、無用なトラブルを避けるための最も確実な方法と言えるでしょう。

【参考】ゴルフ場の格式別ドレスコード傾向

カテゴリ 該当コースの傾向 ジャケット規定 足元の規定 特記事項
名門・伝統コース 歴史ある会員制倶楽部 必須(夏季除く) 革靴推奨 厳格な規定あり。迷彩柄や派手なロゴも忌避される傾向。
一般的コース アコーディア、PGM上位など 推奨(必須ではない) 革靴・きれいめな靴 一般的なビジネスカジュアルで十分対応可能。
カジュアルコース リゾート、河川敷など 不要 スニーカー可 そのままプレーできる服装での来場も許容される場合がある。

※上記はあくまで一般的な傾向です。必ず各ゴルフ場の公式サイトでご確認ください。

男性の服装は襟付きシャツが基本

コースに出てプレーする際の服装は、クラブハウスでのスマートカジュアルとは異なり、動きやすさという「機能性」が重視されます。しかし、そこにもやはり守るべき「形式美」としてのマナーが存在します。男性のトップスにおける絶対的な基本ルール、それが「襟付きのシャツ」を着用することです。

一般的には、半袖または長袖のポロシャツを選んでおけば、まず間違いありません。なぜ「襟付き」がここまで重要視されるのかというと、これもやはりTシャツが「肌着」と見なされてきた歴史的背景があります。襟を付けることで、肌着との境界線を明確にし、スポーツウェアとしての品位を保つという意味合いがあるんですね。

モックネックやタックインのルール

近年では、ファッションの多様化に伴い、首元に少し高さのある「モックネック」や、首全体を覆う「タートルネック」も、襟付きシャツに準ずるものとして多くのコースで認められるようになってきました。タイガー・ウッズ選手がモックネックを着用して一世を風靡した影響も大きいかもしれません。ただし、これもコースの格式によっては判断が分かれる可能性があるため、心配な場合は伝統的なポロシャツを選ぶのが最も無難な選択と言えます。

もう一つ、意外と見落としがちなのが、シャツの裾をズボンに入れる「タックイン」のマナーです。だらしなく裾を出したままプレーするのは、多くのゴルフ場でマナー違反と見なされます。スイングの際にも裾が邪魔になることがありますし、何より見た目がスマートではありません。最近のゴルフパンツには、ウエストの内側にシリコンの滑り止めが付いているものが多く、タックインしたシャツがズレ上がってくるのを防いでくれるので非常に便利ですよ。

最後に、機能性インナーについてです。UVカットや吸汗速乾、筋肉のサポートなど高機能なインナーは夏のゴルフに欠かせませんが、これはあくまで「アンダーウェア(下着)」です。インナー1枚でプレーすることはマナー違反になりますので、必ず上からポロシャツなどを着用するようにしてください。

女性の服装はスカート丈に注意

女性のゴルフウェアは、男性に比べてデザインやカラーが非常に豊富で、ファッションを楽しむことがプレーのモチベーションの一つにもなりますよね。華やかなウェアはゴルフ場を明るい雰囲気にしてくれます。しかし、その一方で、ファッション性を追求するあまり、意図せずマナーから逸脱してしまうケースも見受けられます。特に注意したいのが、ボトムスの選び方です。

スカート・ショートパンツの適正な丈とは?

若年層を中心に人気のミニスカートやショートパンツは、動きやすく見た目もスタイリッシュですが、丈の長さには十分な配慮が必要です。あまりにも丈が短すぎると、ボールを拾うために屈んだり、パッティングのラインを読んだりする際に、下着が見えそうになってしまうことがあります。そうなると、本人だけでなく、同伴者、特に男性は目のやり場に困ってしまい、気まずい雰囲気になってしまうかもしれません。

女性のボトムス選びのポイント

明確な規定はありませんが、一般的には「膝上10cm程度まで」が、動きやすさと品位を両立できる長さの目安とされています。これくらいの丈であれば、周りの目を気にすることなく、安心してプレーに集中できるはずです。

レギンス・タイツ着用の注意点

日焼け防止や虫除け、防寒の観点から、スカートやショートパンツの下にレギンスやトレンカを着用するスタイルは、今や完全に定着しています。機能的にも非常に有効な組み合わせですが、ここにも注意点があります。一部の超名門と呼ばれるような、厳格なドレスコードを持つゴルフ場では、これらを「下着」と見なし、レギンス姿のままクラブハウスへ入場することを禁止している場合があるのです。プレーはOKでも、レストランでの食事はNG、というケースもあります。これもやはり、訪問するゴルフ場の公式サイトで事前に確認するか、不明な場合はハイソックスなど、よりフォーマルな代替案を用意しておくと安心ですね。

ゴルフの服装で重要なズボンの選び方

プレー中のボトムスは、男女ともにスラックスチノパンといったロングパンツが最も基本的で、どんなゴルフ場でも間違いのない選択です。もちろん、ただのパンツであれば何でも良いというわけではなく、ゴルフというスポーツに適した機能性やデザインを選ぶことが大切です。ここでは、ズボン選びの具体的なポイントを見ていきましょう。

素材とシルエット

ゴルフは、スイングや歩行、屈伸運動など、想像以上にアクティブな動きが求められるスポーツです。そのため、ズボンの素材はストレッチ性に優れたものを選ぶことが絶対条件。窮屈なパンツはスムーズな体の回転を妨げ、ナイスショットの確率を下げてしまいます。また、汗をかくことを見越して、吸汗速乾性のある素材を選ぶと、一日中快適に過ごせます。

シルエットに関しては、あまりダボダボしたものではなく、適度に体にフィットするテーパードストレートタイプが主流です。見た目がスマートであることはもちろん、スイング時に裾が邪魔にならないというメリットもあります。

ショートパンツと靴下の関係

近年の猛暑により、夏季のショートパンツ(半ズボン)でのプレーを許可するゴルフ場がほとんどになりました。しかし、ここにもゴルフ特有の「靴下」に関するマナーが存在します。これもコースの格式によって考え方が分かれるポイントです。

  • 伝統的なコース: ショートパンツ着用時には、膝下までのハイソックスの着用を義務付けたり、強く推奨したりする場合があります。これは、紳士のスポーツとして、過度な肌の露出を抑えるという伝統的な考え方に基づいています。
  • カジュアルなコース: 現代では、くるぶしが隠れる丈のショートソックスであれば問題ないとされることがほとんどです。

ここで注意したいのが、「くるぶしが隠れる」という点です。スニーカーソックスのように、靴を履いたときに完全に見えなくなってしまう丈のものは、場所によっては「素足」と見なされ、マナー違反になる可能性があります。どのコースに行くか分からない場合や、マナーに不安がある場合は、くるぶしがきちんと隠れる丈のソックスを選んでおくのが最も安全な選択と言えるでしょう。

ゴルフの服装に合う靴のルール

初心者の人が最も軽視しがちでありながら、実はプレーの質と安全性に直結する最も重要なギアの一つが「ゴルフシューズ」です。「靴くらい、手持ちのスニーカーでいいや」と考えてしまうと、当日プレーができない、なんてことにもなりかねません。

なぜ普通のスニーカーではダメなのでしょうか。その理由は大きく分けて2つあります。

  1. パフォーマンスと安全性の問題: ゴルフのスイングは、足元がしっかり地面を掴んでいることが大前提です。一般的なスニーカーのソールは平坦なため、傾斜のある芝生の上ではグリップ力が全く足りません。結果として、スイング中に足が滑ってしまい、パワーがボールに伝わらないばかりか、バランスを崩して転倒し、怪我をする危険性があります。
  2. 芝生保護のマナー: ゴルフ場のグリーンは、ミリ単位で管理されている非常にデリケートな場所です。ゴルフシューズは、芝生へのダメージを最小限に抑える特殊なソール形状をしています。

これらの理由から、ほとんどすべてのゴルフ場でゴルフシューズの着用が義務付けられています。シューズには大きく分けて2つのタイプがありますので、それぞれの特徴を理解して自分に合ったものを選びましょう。

シューズの種類と特徴

スパイクレスタイプ
靴底全体が凹凸のあるゴム素材でできており、地面との接触面積が広いため、歩行時の安定感と疲れにくさが魅力です。スニーカーに近い履き心地で、デザインもカジュアルなものが多く、自宅から練習場、そしてゴルフ場への往復もそのまま履いて行ける汎用性の高さが特徴。初心者の方にはまずこのタイプがおすすめです。

ソフトスパイクタイプ
交換可能な樹脂製の鋲(びょう)がいくつか付いており、地面に突き刺さることで強力なグリップ力を発揮します。特に、雨の日や朝露で濡れた芝生の上でも滑りにくいのが最大のメリット。ただし、鋲がアスファルトを傷つけるため、ゴルフ場内での履き替えが基本となります。

どちらのタイプを選ぶにせよ、最も重要なのはサイズ感です。必ず試着し、少し厚手のソックスを履いた状態で、指先に少し余裕があるか、横幅が窮屈でないかを確認してください。一日中歩き回るスポーツなので、足に合わない靴はスコアを落とすだけでなく、プレーそのものを苦痛なものにしてしまいますからね。

季節と予算で選ぶ服装 ゴルフの最適解

基本的なマナーを押さえたら、次はもっと実践的なウェア選びについて見ていきましょう。ゴルフは自然の中で行うスポーツなので、夏の暑さや冬の寒さ、突然の雨といった天候の変化にどう対応するかが、快適なプレー、ひいてはスコアアップの鍵を握ります。ここでは、アパレルを単なる「服」ではなく、環境に対応するための「ギア」として捉え、季節や予算に応じた最適な選び方を紹介しますね!

夏の服装はUV対策と速乾性が鍵

日本の夏ゴルフは、はっきり言って過酷です。35℃を超える猛暑日も珍しくなく、高い湿度と照りつける太陽光の中で5時間近くプレーすることは、熱中症との戦いでもあります。夏の服装で最も重視すべきは、見た目のおしゃれさ以上に体温をいかにコントロールし、快適性を維持するかという機能性です。

ウェアの素材選びは、その最たるもの。汗で濡れて肌に張り付く綿100%のポロシャツなどは最悪の選択です。選ぶべきは、汗を素早く吸収して生地の表面に拡散させ、気化熱で体を冷やしてくれる「吸汗速乾」機能を持つポリエステル系の素材。ユニクロの「ドライEX」シリーズなどは、プロアスリートの知見を取り入れて開発されており、非常に高い機能性を持ちながらコストパフォーマンスにも優れています。

そして、夏の服装で多くの人が誤解しているのが、「暑いから肌を出す」という考え方です。実は、直射日光を直接肌に浴び続けることは、皮膚表面の温度を上昇させるだけでなく、紫外線によって体力をどんどん消耗させてしまいます。そこでおすすめしたいのが、UVカット機能のある薄手の長袖インナーやアームカバーの活用です。物理的に紫外線を遮断することで、肌のジリジリとした不快感を抑え、結果的に半袖一枚でいるよりも涼しく感じ、プレー後の疲労感も大きく軽減できます。

また、ウェアだけでなく、物理的な冷却アイテムの併用も必須です。首元の大動脈を冷やす「ネッククーラー」や、ラウンド中に氷を入れて使う「氷嚢(ひょうのう)」は、今や夏のゴルファーの必需品と言えるでしょう。熱中症は命に関わる危険な状態ですので、万全の対策で臨むことが大切です。(出典:環境省 熱中症予防情報サイト

冬の服装は重ね着で寒さ対策

冬のゴルフにおける最大の課題は、「防寒」と「スイングのしやすさ(可動域の確保)」という、相反する要素をいかに両立させるか、という点に尽きます。ただ厚着をして体を温めるだけでは、体が全く回らなくなり、まともなスイングができなくなってしまいます。逆に、動きやすさを重視して薄着でいると、寒さで筋肉が硬直し、これもまたパフォーマンスの低下や怪我の原因になります。

このジレンマを解決してくれるのが、アウトドアや登山の世界で確立された「レイヤリング(重ね着)」という非常に論理的な考え方です。これは、役割の異なる薄手のウェアを3層に重ねることで、衣服内に空気の層を作り、保温性を高めつつ、気温の変化に応じて脱ぎ着して体温を調整するというものです。

第1層:ベースレイヤー(肌着)

肌に直接触れる一番下の層。その最も重要な役割は、かいた汗を素早く吸い上げて拡散させ、肌をドライに保つことで「汗冷え」を防ぐことです。ユニクロのヒートテックのような吸湿発熱素材も温かいですが、運動量が多いと汗が乾きにくい場合も。速乾性に優れたスポーツ用の化学繊維インナーが、ゴルフにはより適しているかもしれません。

第2層:ミドルレイヤー(中間着)

ベースレイヤーとアウターの間に着ることで、体温で温められた空気の層(デッドエア)を作り出し、魔法瓶のように熱を保持する保温の役割を担います。薄手のセーターやフリース、ライトダウンなどがこれにあたります。特に腕の動きを一切妨げずに体の中心部(体幹)を効率的に温められる「ベスト」は、ゴルファーにとってまさに理想的なミドルレイヤーと言えるでしょう。

第3層:アウターレイヤー(上着)

一番外側で、冷たい風や雨、雪から体を守る「シェル(殻)」の役割を果たします。防風性が最も重要な機能で、風速1m/sで体感温度は約1℃下がると言われているため、冷たい風をシャットアウトするだけで体感は大きく変わります。スイング時にシャカシャカという音が気にならない、ストレッチ性の高いソフトな素材を選ぶと、プレーへの集中を妨げません。

この3層を基本に、ネックウォーマーやニット帽、ハンドウォーマーといった小物を組み合わせることで、真冬でも快適なゴルフが可能になります。

初心者が必要な服装とアイテム一覧

ゴルフを始めようと思ったとき、あまりにもたくさんのアイテムがあって、「一体、何から、どこまで揃えればいいの?」と途方に暮れてしまいますよね。ここでは、コースデビューを果たすために「これだけは絶対に必要!」というアイテムを、優先順位をつけて整理しました。最初からすべてを完璧に揃える必要はありません。まずはここにあるものを基準に準備を進めてみてください。

【初心者向け】コースデビューのための必須アイテムリスト

▼Priority A:最優先(これがないとプレーできない・マナー違反になる)

  • ゴルフシューズ: あなたのスイングの土台です。安全とマナーを守るため、必ず専用のものを準備しましょう。最初は歩きやすいスパイクレスがおすすめです。
  • ゴルフグローブ: 手とクラブを繋ぐ唯一の接点。クラブが滑るのを防ぎ、マメから手を保護します。必ず試着して、少しキツいくらいのピッタリサイズを選びましょう。雨でも滑りにくい合成皮革の全天候型が最初の1枚に最適です。
  • ウェア上下(ポロシャツ・パンツ): マナーの項目で解説した、襟付きシャツとロングパンツの基本スタイルです。最初はユニクロやワークマンの高機能ウェアで全く問題ありません。

▼Priority B:準必須(プレーの快適性とスムーズな進行に不可欠)

  • 帽子(キャップやサンバイザー): 夏は熱中症対策、冬は防寒になります。それだけでなく、万が一の打球事故から頭部を保護する安全装備としての役割が非常に大きいです。
  • カートバッグ(ラウンドバッグ): スマホ、車のキー、日焼け止め、そして予備のボールなどをまとめて持ち運ぶための小さな手提げバッグです。特に初心者はボールを失くす頻度が高いため、予備ボールをすぐに取り出せるようにしておくことは、スロープレーを防ぐという重要なマナーにも繋がります。

▼Priority C:消耗品・小物(事前に準備しておくべきもの)

  • ゴルフボール: 最初は1ラウンドで10球以上失くすこともザラです。高価な新品ボールは精神的なプレッシャーにもなるので、1球数十円で買える中古の「ロストボール」を多めに(1ダース以上)用意するのが賢明です。
  • ティー、マーカー: ティーショットで使う「ティー」は、ドライバー用のロングティーと、アイアンやフェアウェイウッドで使うショートティーの両方が必要。グリーン上で自分のボール位置を示す「マーカー」は、帽子のつばに付けられるクリップタイプが紛失しにくく、ポケットを探る手間も省けて便利です。

安い服装はワークマンで揃える

「ゴルフはお金がかかるスポーツ」というイメージは、今も根強く残っています。特に、有名ブランドのゴルフウェアは、ポロシャツ1枚で1万円以上、パンツは2万円近くすることも珍しくありません。これからゴルフを始める初心者にとって、この初期投資は大きなハードルになりますよね。しかし、その常識を根底から覆し、ゴルフウェア市場に革命を起こしたのが「ワークマン」の存在です。

もともとプロの職人向けの作業服で培ってきた、過酷な環境に耐えるための高機能性、高耐久性、そして低価格のノウハウ。これをゴルフやアウトドアといった分野に応用したことで、多くのユーザーから絶大な支持を得ることに成功しました。ワークマンがゴルフ市場に与えたインパクトは、単に「安いウェアが登場した」ということではありません。「プロが求める高い機能性を、誰もが手に入れられる価格で提供する」という「機能性の民主化」を引き起こした点にあります。

例えば、1,900円で販売されている「AERO STRETCH(エアロストレッチ)ゴルフパンツ」を見てみましょう。この価格でありながら、

  • 膝の曲げ伸ばしやスイングの捻転を妨げない3Dパターン(立体裁断)
  • ポケットの中でティーがごちゃごちゃにならないよう、外側に差しておけるティーホルダー
  • タックインしたシャツの裾がずり上がってくるのを防ぐ、ウエスト内側の滑り止め加工

といった、従来であれば1万円以上するゴルフ専門ブランドのパンツにしか搭載されていなかったような機能が、惜しげもなく盛り込まれています。これは「安かろう悪かろう」とは全く次元の違う、驚異的なコストパフォーマンスです。

もちろん、ワークマンだけでなく、ユニクロのスポーツウェア(ドライEXポロ、感動パンツなど)や、GUのスポーツラインも、ゴルフウェアとして十分に活用できます。初心者がまず一式揃えるなら、こうしたブランドを賢く活用することで、初期費用を劇的に抑えることが可能です。まずは練習や、気心の知れた仲間とのカジュアルなラウンドから試してみてはいかがでしょうか。

マナーを守り服装 ゴルフを楽しもう

ここまで、ゴルフの服装に関する様々なルールや選び方について、かなり詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

振り返ってみると、ゴルフの服装は、単なる見た目のおしゃれやファッションの問題ではない、ということがお分かりいただけたかと思います。そこには、同伴者や後続の組、そしてコースそのものへの敬意を示す「マナー(社会性)」の側面。夏の暑さや冬の寒さといった厳しい自然環境の中で、自身のパフォーマンスを最大限に引き出すための「機能(科学)」の側面。そして、自分の価値観や予算に合わせて、賢くアイテムを揃えていく「経済性(市場)」の側面。この三つの要素が、三位一体となって成り立っているのです。

この記事を読んでくださっているあなたは、きっと「ゴルフ場でマナー違反をして恥をかきたくない」という、誠実な不安を抱えているのだと思います。でも、もう大丈夫です。ここで解説した基本的なポイントさえ押さえておけば、自信を持ってクラブハウスの門をくぐることができます。

服装は、あなたを守り、プレーを助けてくれる、最も身近な「ギア」です。そして、どんなウェアを選ぶか、どう着こなすかというプロセス自体も、ゴルフという奥深い趣味の大きな楽しみの一つです。
一番大切なのは、周りの人へのリスペクトを忘れずに、あなた自身が心からゴルフを楽しむこと。この記事が、あなたの「服装 ゴルフ」に関する不安を解消し、素晴らしいゴルフライフの第一歩を踏み出すための一助となれたなら、私にとってこれ以上嬉しいことはありません。

さあ、お気に入りのウェアを見つけて、緑の芝生へ出かけましょう!

 

the19th

40代、ゴルフ歴20年の「ギアオタク」サラリーマンです。ベストスコアは73( HC10)。「シングル」の称号まであと一歩のところで、長年足踏みしています。
「その1打は、ギアで縮まる」を信念に、これまで試打してきたクラブは数知れず。給料のほとんどは最新ギアに消えていきます。
このブログは、20年間こだわり続けた「ギア選び」の記録です。

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