こんにちは!ゴルフのあんなことやこんなことを探求する「19番ホール研究所」のthe19thです。
最近、ゴルフ界を賑わせている「LIVゴルフ」。ニュースでよく目にするけど、「結局、LIVゴルフの何が問題なの?」って、正直よく分からない…と感じている方も多いんじゃないでしょうか。PGAツアーとの対立構造や、なぜか一部で強く嫌われる理由、それに「スポーツウォッシング」なんていう聞き慣れない言葉まで出てきて、話が複雑ですよね。
ブルックス・ケプカ選手をはじめとするスター選手の撤退の噂も気になりますし、我らが松山英樹選手など日本のゴルフ界への影響も知りたいところ。さらに、世界ランキングのポイントが付与されないことや、破格の賞金、テレビ放送が少ない現状など、知れば知るほど疑問が湧いてくるかもしれません。この記事では、そういったLIVゴルフにまつわる様々な「問題」を、私なりに整理して、できるだけ分かりやすく解説してみたいと思います。後半では、ちょっと視点を変えて応援グッズに関する情報にも触れていますので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
- LIVゴルフが「嫌われる理由」の核心
- PGAツアーとの対立構造が生まれた背景
- 競技面での具体的な問題点(世界ランクなど)
- 今後の展望と日本への影響
livゴルフ 何 が問題か?その背景と対立構造
さて、まずLIVゴルフの問題を理解するためには、お金やルールの話の前に、その成り立ちや政治的な背景を知ることがすごく重要かなと思います。なぜこれほどまでにゴルフ界が揺れ、ファンや選手の間でさえ意見が分かれてしまったのか。ここでは、LIVゴルフを取り巻く「なぜ?」の部分、つまり多くのファンやメディアがザワついている根本的な原因について、少し深く掘り下げていきますね。
なぜLIVゴルフは嫌われる理由があるのか
LIVゴルフに対して、特にアメリカのゴルフファンを中心に強い拒否反応や嫌悪感があるのは、その資金源に極めて大きな理由があります。これは単なる好き嫌いの話ではなく、もっと根深い歴史的、政治的な背景が絡んでいるんですね。
LIVゴルフを全面的にバックアップしているのは、サウジアラビアの政府系ファンドである「PIF(パブリック・インベストメント・ファンド)」です。これは事実上、サウジアラビアという国家が、その莫大なオイルマネーを使って運営しているリーグだということです。この国家の関与こそが、批判の的になっているんです。
9.11テロ事件の影
これがなぜアメリカで特に問題視されるかというと、2001年のアメリカ同時多発テロ事件(9.11)との関連性が指摘されているからです。あの悲劇的な事件の実行犯19人のうち15人がサウジアラビア国籍であったことから、被害者遺族団体「9/11 Justice」などは、「テロを支援した疑いのある国の資金で運営されるリーグで、アメリカのヒーローであるべきプロゴルファーがプレーするのか」と、LIVに移籍したアメリカ人選手に対して厳しい道徳的な問いを突きつけ、抗議活動を続けてきました。
これに対し、LIV擁護派や一部選手は「AppleやUber、ディズニーといった多くの米国巨大企業もPIFから多額の投資を受けている。ゴルフだけを批判するのはダブルスタンダードだ」と反論しました。確かにその通りなのですが、ゴルフという「誠実さ」や「高潔さ」を重んじる「紳士のスポーツ」のイメージと、特定の国家のイメージ戦略がここまで直接的に結びついた例は稀で、他の投資案件とは比較にならないほど強いアレルギー反応を引き起こしてしまった、というのが実情かなと思います。
選手の道徳的ジレンマ
この問題は、選手たちにも大きなジレンマを生みました。初期にLIVゴルフを擁護したフィル・ミケルソン選手が、サウジアラビアの人権問題を「恐ろしい」と認めつつも、「PGAツアーに変革を迫るためのレバレッジ(てこ)として利用する価値がある」という趣旨の発言をして大炎上した事件は、この問題の複雑さを象徴しています。
PGAツアーとの根深い対立の歴史
LIVゴルフが登場するまで、世界の男子プロゴルフ界は、実質的にPGAツアーの「一強」状態が何十年も続いていました。最高の選手、最高の賞金、最高のトーナメント、そして最も権威ある歴史がすべてそこにあり、世界中のゴルファーがPGAツアーで戦うことを目指すのが当たり前の世界だったんですね。スポンサー、テレビ局、そして各大会が地域に寄付するチャリティ活動まで含めた、巨大なエコシステム(生態系)を形成していました。
そこに突如として現れたのが、LIVゴルフです。長年PGAツアーの体制に不満を持っていたとされるレジェンド選手、グレッグ・ノーマンがCEOとなり、「PGAツアーの独占体制を破壊し、選手に自由と富をもたらす」という、かなり挑戦的な旗印を掲げました。そしてその武器となったのが、前述のサウジアラビアPIFが持つ、天文学的な額の資金力でした。
フィル・ミケルソン、ダスティン・ジョンソン、ブライソン・デシャンボー、ブルックス・ケプカ、そして後には前年のマスターズ王者ジョン・ラームといったメジャーチャンピオンたちが、数億ドル(数100億円規模)とも噂される破格の契約金で、次々とPGAツアーから引き抜かれていきました。
これに対してPGAツアーは「実存的脅威」とみなし、激しく反発。LIVに移籍した選手を即座にツアーから追放する(出場停止処分)という、極めて厳しい措置を取りました。ここから両者の対立は、非難の応酬から法廷闘争へとエスカレートしていきます。
お互いが訴訟を起こし合う泥沼の展開となり、ゴルフ界は「伝統と格式」を重んじるPGAツアー派と、「革新と金」を掲げるLIVゴルフ派という構図で、完全に分断されてしまったのです。2023年6月に電撃的に両者の「統合合意」が発表されましたが、その後も米司法省の介入などで交渉は難航しており、対立の火種は未だにくすぶり続けています。
批判されるスポーツウォッシングとは
LIVゴルフ問題を語る上で、どうしても避けては通れないキーワードが「スポーツウォッシング」です。最近、国際ニュースなどで耳にする機会が増えた言葉かもしれませんね。
これは、人権問題などで国際的に芳しくない評判を持つ国家が、スポーツの持つクリーンで、健康的で、華やかなイメージを利用して、自国のネガティブな評判を洗い流し(=ウォッシング)、国際社会におけるイメージアップを図る戦略のことを指します。要するに、スポーツを一種の広告塔として利用するわけですね。
サウジアラビアの国家戦略「ビジョン2030」
サウジアラビアは、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が主導する国家改革計画「ビジョン2030」を推進しています。これは、石油に依存した経済から脱却し、観光やエンターテイメントなど、新たな産業を育成することを目指す壮大な計画です。そして、その中核的なプロジェクトの一つとして、スポーツへの巨額投資が位置づけられています。
サッカーではクリスティアーノ・ロナウド選手などを獲得して国内リーグを盛り上げ、F1グランプリの開催、eスポーツの世界大会誘致、そしてこのLIVゴルフの設立も、すべてこの国家戦略の一環と見られています。
こうした背景から、人権団体や多くのメディアは、LIVゴルフはまさにこのスポーツウォッシングの典型例であり、サウジアラビア政府が巨額の資金でゴルフ界のスーパースターたちを雇い、彼らの輝きを利用して自国の深刻な人権侵害から世界の目を逸らすための「豪華な隠れ蓑」として機能している、と強く非難しているんですね。この倫理的な問題が、多くの良識あるゴルフファンがLIVゴルフに素直に声援を送れない、非常に大きな要因になっていると言えるでしょう。
ケプカなど撤退選手のインパクト
設立当初の勢いとは裏腹に、LIVゴルフは最近、大きな転換点を迎えているように見えます。その最も象徴的な出来事が、メジャー5勝を誇るスーパースター、ブルックス・ケプカ選手の離脱報道です。
ケプカ選手は、LIVに移籍した後もその強さを発揮し、2023年の全米プロゴルフ選手権で優勝しました。これはLIV所属選手として初のメジャー制覇であり、LIVの競技レベルが決して低くないことを証明する、リーグにとって非常に価値のある勝利でした。まさにLIVの「顔」であり、その正当性を担保する存在だったと言えます。だからこそ、彼の離脱が確実視されているというニュースは、LIVゴルフにとって計り知れないほどの大きな打撃になると言われています。
スター選手が離脱を選ぶ理由
なぜ彼が離脱を決意したのか、公式な発表はまだありませんが、いくつかの理由が複合的に絡んでいると推測されています。
- アスリートとしての渇望:LIVの試合形式や限られたフィールドでは、PGAツアーのような毎週続く厳しい競争環境や緊張感は得られにくいのかもしれません。メジャー大会で勝つことこそが自らの価値証明だと考える彼にとって、より高いレベルでの競争を求めた、というのは自然な理由かなと思います。
- LIVの将来性への不安:後述する世界ランキングの問題が解決せず、メジャーへの出場資格を維持しにくくなっていることや、リーグ自体が巨額の赤字を垂れ流し続けている現状に、ビジネスとしての持続可能性への疑問を感じた可能性もあります。
- 契約満了のタイミング:2022年の設立当初に大型契約を結んだ選手の多くが、2025年から2026年にかけて契約の満了時期を迎えます。ケプカ選手の離脱が、他のスター選手の「LIV離れ」の引き金になるのではないかと懸念されています。
ケプカ選手のようなトッププレイヤーの離脱は、「やはりLIVゴルフは本物の競技の場ではなく、一時的な金儲けの場所だったのか?」という世間の印象を決定づけてしまう危険性をはらんでいます。
日本のゴルフ界への影響と松山英樹
私たち日本のゴルフファンにとって最も気になるのは、やはりこの世界的なゴルフ界の地殻変動が、日本の選手たちにどのような影響を与えるのか、という点ですよね。
その点で、日本中のゴルフファンが固唾をのんで見守ったのが、日本のエース、松山英樹選手の動向でした。彼の元にもLIVゴルフから数億ドル(一説には3〜4億ドルとも)という、想像を絶するような巨額のオファーがあったと繰り返し報じられました。もし松山選手が移籍していれば、日本のゴルフ界の景色は一変していたかもしれません。
しかし、熟慮の末に松山選手はこれを固辞し、PGAツアーに残留する道を選びました。彼はその理由として、PGAツアーの歴史と、タイガー・ウッズが築き上げてきた舞台で戦い続けることの価値を語りました。そして、その決断が正しかったことを自らのプレーで証明するかのように、2025年シーズンの開幕戦「ザ・セントリー」で見事に優勝。この勝利は、日本のファンに大きな感動と、彼の決断への深い納得感を与えてくれました。
一方で、LIVゴルフが提供するもう一つのルートも確実に存在します。香妻陣一朗選手などがLIVのグローバル予選会である「プロモーションズ」に挑戦しているように、LIVを経由して高額賞金と、提携するアジアンツアーでの活躍の場を狙うというのも、一つの現実的なキャリアパスになりつつあります。日本のゴルフ界も、このPGAとLIVの綱引きの中で、選手それぞれが自身のキャリアをどう築いていくのか、大きな選択を迫られる時代になったと言えそうです。
競技面でlivゴルフ 何 が問題かを徹底分析
さて、ここからは視点を変えて、もっと具体的な、ゴルフの試合そのものに関わる「問題」を分析していきましょう。倫理的な背景も非常に重要ですが、選手のキャリアや競技の正当性に直結するこれらの課題も、LIVゴルフが「何が問題か」と問われる上で欠かせない要素です。世界ランキング、賞金、ルール、そして放送体制など、シビアな話を掘り下げてみます。
世界ランキングから除外された理由
LIVゴルフにとって、そして所属する選手たちにとって、設立以来ずっとアキレス腱となっている最も深刻な問題が、公式世界ゴルフランキング(OWGR)のポイントが付与されないことです。
この世界ランキングは、プロゴルファーにとって単なる順位表以上の、まさに「命綱」とも言える極めて重要な指標です。なぜなら、ゴルフ界で最も権威のある4大メジャー大会(マスターズ、全米プロ、全米オープン、全英オープン)への出場資格の多くが、このランキングに基づいて決定されるからです。ポイントがもらえなければ、ランキングは下がる一方。どれだけ強い選手でも、過去の実績による出場資格が切れてしまえば、いずれは夢の舞台であるメジャーに出られなくなってしまいます。
LIVゴルフは発足当初からOWGRへのポイント付与を申請していましたが、長らく審査が続いた末、2023年10月にOWGR理事会によって正式に申請が却下されました。OWGRのピーター・ドーソン会長がLIV側に送った書簡によれば、その却下理由は政治的なものではなく、あくまで「競技フォーマットが既存のツアーと比較して公平性を担保できない」という技術的な問題点によるものでした。(出典:OWGR公式サイト NEWS)
この決定は、LIVが掲げる「世界最高峰の選手が集うリーグ」という看板の正当性を、根底から揺るがすものとなりました。この危機的状況を打開するため、LIVゴルフは2026年シーズンから全試合を従来の54ホールから72ホール形式へ変更するという、歴史的な方針転換を発表しました。これは自らのアイデンティティを一部捨てる苦渋の決断とも言えますが、OWGRポイント獲得に向けた最大の障壁を取り除くための、避けては通れない道だったのでしょう。今後のOWGRの再審査の行方が、リーグの将来を大きく左右することになります。
高額賞金と独自のルールは是か非か
LIVゴルフの最大の魅力であり、同時に批判の的にもなっているのが、その桁外れの賞金額と、これまでのゴルフの常識を覆すような独自の競技ルールです。
破格のマネーと「功罪」
まず賞金ですが、これは本当に規格外です。個人戦の優勝賞金は400万ドル(約6億円)、そしてLIVの大きな特徴ですが、予選落ちがないため最下位の選手でさえ10万ドル以上の賞金が保証されています。さらに、個人戦と同時に行われるチーム戦にも高額な賞金が設定されており、年間を通じてトップ選手は契約金とは別に数千万ドルを稼ぐことが可能です。
この「濡れ手に粟」とも言える賞金体系は、「ゴルフの真剣勝負をカネで汚すものだ」という批判がある一方で、選手の待遇を劇的に向上させ、結果的にPGAツアーも賞金増額を余儀なくされたという「功績」があることも事実です。選手の価値を高めた、という見方もできるかもしれませんね。
革新的か、邪道か。独自のルール
ルール面でも、LIVはPGAツアーとは一線を画しています。
「短時間で終わり、好きな選手を3日間ずっと応援できる」というLIVのフォーマットは、特に若年層やライトなファン層には魅力的に映るかもしれません。会場では大音量の音楽が流れ、チームウェアを着たファンが盛り上がるなど、これまでのゴルフ観戦のイメージとは全く違う「フェス」のような雰囲気を作り出しています。
しかし、長年のゴルフファン、特にゴルフという競技の奥深さを愛するコアなファンからは、「予選カットのプレッシャーこそがプロの戦いだ」「個人競技であるゴルフに、後付けのチーム戦は馴染まない」「個人の戦いの最終盤にチームスコアを気にするのはおかしい」といった、競技の本質を損なうものだという批判が根強くあります。革新的と捉えるか、邪道と捉えるか、まさに評価が真っ二つに分かれている点ですね。
テレビ放送が少ないという課題
どれだけスター選手を集め、どれだけ高額な賞金を用意しても、それを見てくれるファン、特にテレビの前の視聴者がいなければ、スポーツビジネスとして成立させるのは非常に困難です。LIVゴルフが設立以来ずっと抱えている深刻な問題の一つが、この視聴者数の伸び悩み、とりわけ主要なテレビ放送での苦戦です。
アメリカでの2025年のデータを比較すると、その差は歴然としています。伝統あるPGAツアーのトーナメント最終日の平均視聴者数が約310万人に達するのに対し、LIVゴルフの平均視聴者数は約17万5000人。これは驚くべきことに、PGAツアーの約17分の1という水準であり、メジャースポーツの視聴者数とは到底言えない厳しい数字です。
なぜ視聴率が取れないのか
この低迷にはいくつかの原因が考えられます。
- 放送パートナーの問題:LIVは設立当初、大手ネットワークとの契約ができず、YouTubeでの無料配信からスタートしました。その後、アメリカのローカル局中心のCWネットワークや、スポーツ専門チャンネルのFOX Sportsと契約を結びましたが、PGAツアーが長年かけて築き上げてきたCBSやNBCといった三大ネットワークのプライムタイム枠を確保するには至っていません。露出の「質」と「量」で、圧倒的な差があるのです。
- イメージの問題:前述した「スポーツウォッシング」などのネガティブなイメージが、大手企業がスポンサーにつくことを躊躇させ、結果としてテレビ局も大型契約を結びにくい、という悪循環に陥っている可能性があります。
- ファンの関心:そもそも、新しいフォーマットやチーム戦が、既存のゴルフファンにまだ十分に受け入れられていない、という根本的な問題もあるかもしれません。
LIVの支持者は「YouTubeなどストリーミング配信の視聴者数を加えれば、数字はもっと良いはずだ」と主張しますが、テレビCMを出稿する広告主にとって、従来のテレビ視聴率はいまだに広告媒体としての価値を測る最も重要な指標です。この数字が低いままでは、PIFからの資金援助なしにリーグが財政的に自立する道筋は見えてきません。この視聴率低迷が、経営の行き詰まりやグレッグ・ノーマンCEO退任の遠因になったとも言われています。
LIVゴルフの応援グッズはどこで買う
ここまでLIVゴルフが抱える様々な問題について解説してきましたが、それでも「純粋に好きな選手がいるから応援したい!」「チームのグッズが欲しい!」というファンの方ももちろんたくさんいると思います。特にLIVゴルフはチーム戦が大きな特徴なので、各チームのユニークなロゴが入ったキャップやポロシャツ、パーカーなどのアパレルグッズは魅力的ですよね。
これらの公式応援グッズは、現在、主に「LIV Golfの公式サイト(livgolf.com)内の公式ショップ」で購入することができます。
公式サイトでの購入手順
- 公式サイトにアクセスし、メニューから「SHOP」を選びます。
- チーム一覧から、応援したいチーム(例えば、ジョン・ラーム率いる「Legion XIII GC」や、ブライソン・デシャンボーの「Crushers GC」など)を選択します。
- キャップ、ウェア、アクセサリーなど、欲しい商品のカテゴリーを選び、商品詳細ページでサイズや色を確認します。
- 商品をカートに入れ、購入手続きに進みます。配送先住所や支払い情報(クレジットカードなど)を入力して完了です。
中古グッズ探しはメルカリがおすすめ
「公式サイトでの英語でのやり取りや、海外からの発送はちょっとハードルが高いな…」と感じる方も少なくないと思います。送料や関税を考えると、思ったより高くついてしまうこともありますしね。
そんな時に、もう一つの選択肢としてぜひチェックしてみてほしいのが、日本最大のフリマアプリ「メルカリ」です。
「え、LIVゴルフのグッズなんて出品されてるの?」と思うかもしれませんが、意外と見つかることがあるんです。日本国内のファンが購入したもののサイズが合わなかったものや、応援するチームが変わったなどの理由で手放したキャップやウェアなどが出品されている可能性があります。
メルカリで探すメリット
- 手軽さ:日本語で簡単に検索・購入でき、出品者とのやり取りもスムーズです。
- 国内発送:海外通販に比べて送料が安く済み、商品が届くまでの時間も短いのが魅力です。
- 価格交渉:出品者によっては、価格交渉に応じてくれる場合もあります。
- 掘り出し物:今では公式サイトでは手に入りにくい、過去のシーズンのグッズや限定品など、思わぬお宝が見つかる可能性もゼロではありません。
これらの点にさえ気をつければ、メルカリはLIVゴルフのグッズをお得に、そして手軽に手に入れるための非常に有効な手段になるかなと思います。まずは一度、「LIVゴルフ キャップ」や応援したいチーム名などで検索してみてはいかがでしょうか。
総括:結局livゴルフ 何 が問題だったのか
ここまで、LIVゴルフを取り巻く様々な「問題」について、その背景から競技面に至るまで、多角的に見てきました。最後に、私なりに「結局、LIVゴルフの何が一番の問題だったのか」を総括してみたいと思います。
様々な要素が複雑に絡み合っていますが、突き詰めると、その問題の核心は以下の4つのキーワードに集約されるのではないでしょうか。
第一に「正当性(Legitimacy)」の欠如
これは倫理面と競技面の両方を含みます。人権問題を抱えるサウジアラビアの国家資金という出自に対する、拭い去れない倫理的な拒否感。そして、世界のゴルフ界の基準である公式世界ゴルフランキングシステムから排除されたことによる、競技的な価値の毀損。この二つが、LIVゴルフが「本物」として認められる上での最大の障壁となりました。
第二に「分断(Division)」という罪
LIVゴルフがゴルフ界にもたらした最大級のダメージは、この「分断」かもしれません。お金の力でスター選手を引き抜いた結果、ファンが長年愛してきた「その時代最強の選手たちが、毎週同じ舞台で競い合う」という、当たり前だった光景を破壊してしまいました。選手間にも、ファン同士の間にも深い溝を作り、ゴルフ界全体を弱体化させたことは、大きな問題だったと言わざるを得ません。
第三に「持続可能性(Sustainability)」への疑問
テレビ視聴率の低迷が示す通り、LIVゴルフは純粋な興行ビジネスとしては全く自立できていません。巨額の赤字をサウジアラビアの国家資金で補填し続けるという、極めて歪な経営構造をしています。これは、サウジ政府の政治的な意向一つで、リーグの存続が左右されるという不安定さを常に内包していることを意味します。
そして最後に「ファン不在(Fan Absence)」の対立
訴訟合戦、罵り合い、天文学的な金額の話ばかりがメディアを賑わせ、主役であるべき選手たちのスーパープレーや、トーナメントの興奮といった、スポーツ本来の魅力が二の次になってしまったこと。これは、純粋にゴルフを楽しみたいと願う多くのファンを置き去りにした、悲しい現実でした。
グレッグ・ノーマンCEOの退任や、2026年からの72ホール化への移行は、LIVゴルフがこれまでの過激な「革命軍」から、「既存秩序への適応」へと現実路線に舵を切った証拠かもしれません。PGAツアーとの統合交渉がまとまれば、LIVはPGAツアー傘下の「秋季に行われる国際的なチーム戦シリーズ」といった形で生き残る道もあるでしょう。しかし、一度貼られてしまったネガティブなレッテルを剥がし、破壊されてしまったゴルフ界の一体感を取り戻すには、まだ長い時間と、ファンに対する誠実な変革の努力が必要になるだろうな、と私は思います。この記事が、複雑なLIVゴルフ問題を理解する一助となれば、とても嬉しく思います。



