こんにちは!ゴルフギアの進化にワクワクが止まらない、「19番ホール研究所」のthe19thです。
2026年モデルとして登場したテーラーメイドの新作「Qi4Dドライバー」、めちゃくちゃ話題になっていますよね。私も発表された時からずっと気になっていました。「Qi35の安定性はすごかったけど、今度はどう進化したの?」「4Dって一体何がすごいの?」なんて、疑問が尽きない方も多いのではないでしょうか。特に、実際の試打データや正直な口コミ、自分に合ったモデルの違いがどこにあるのか、価格や中古相場も含めて、購入前にしっかり把握しておきたいですよね。シャフトの選び方や競合モデルとの比較も重要なポイントですし、調整機能が複雑そう…なんて不安もあるかもしれません。
この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するために、「テーラーメイド Qi4D ドライバー」の評価を、様々な角度から徹底的に掘り下げていきます。この記事を読み終える頃には、Qi4Dドライバーの全貌がスッキリと理解でき、あなたにとって最高の武器になるかどうかが明確になっているはずですよ!
- Qi4Dの核心技術「4Dコンセプト」の全貌
- 性能が全く違う4モデルそれぞれの特徴と選び方
- プロの試打データからわかる驚異的な飛距離と安定性
- 競合モデルとの違いや購入前に知るべき注意点
テーラーメイド Qi4D ドライバーの評価と技術革新

さて、まずはQi4Dドライバーが「どう進化したのか」という核心部分から見ていきましょう。前作Qi35シリーズが慣性モーメント(MOI)の極大化、つまり「10K」という安定性の頂点を目指したのに対し、このQi4Dは、その圧倒的な安定性を維持しつつ、テーラーメイドのDNAともいえる「ボール初速」と「パーソナライズされたフィッティング性能」を劇的に向上させてきました。その秘密は、モデル名にもなっている「4D」という、全く新しい開発コンセプトに隠されています。
4Dコンセプトと新フェースの性能
Qi4Dのネーミングの由来となっている「4D」とは、単なる記号ではなく、開発における4つの重要な次元(DIMENSION)を象徴しています。これは、単にヘッド性能を高めるという一次元的な進化ではなく、ゴルファーとクラブの接点をあらゆる角度から最適化するという、多角的なアプローチの現れなんですね。
この4つの次元の中でも、私が特に「これは革命的だ」と感じたのが、FACE(フェース)の進化です。60層のカーボンを重ねて作られた第5世代のカーボンフェースは、素材自体の進化もさることながら、その「形状」に最大の秘密が隠されています。
常識を覆す「新形状フェースロールデザイン」
ゴルフの物理現象として、フェースの上部(トップ気味)で打てばスピンが減り、下部(ヒール気味)で打てばスピンが増える、というのはゴルファーなら誰でも経験があると思います。Qi4Dの新フェースは、このフェースの縦方向の丸み(ロール半径)を精密に設計し直すことで、上下の打点ブレによるスピン量の変動を、なんと約40%も抑制することに成功したんです。(出典:テーラーメイドゴルフ公式サイト)
これが何を意味するかというと、例えば「今日は少しトップ気味の当たりが多いな」という日でも、ボールがドロップしてキャリーを大幅にロスすることがなく、「ちょっと下めに当たった」と感じても、スピンが増えすぎて吹け上がるのを防いでくれるわけです。つまり、多少のミスヒットでも、弾道の高さとキャリーが驚くほど安定する。これは、特にスコアの安定を目指すアマチュアゴルファーにとって、これ以上ないほど心強い味方になるはずです。有効打点エリアが約10%も拡大したというのも、この恩恵が大きいですね。
もちろん、左右の打点ブレに対しては、引き続き「カーボンツイストフェース」がギア効果を最適化し、曲がり幅を最小限に抑えてくれます。この垂直・水平の両軸での安定性こそが、Qi4Dが「飛んで曲がらない」と言われる最大の理由なんですね。
4つのモデルの違いを徹底比較
Qi4Dシリーズの魅力は、ゴルファー一人ひとりのスイングタイプや悩みに完璧に応えるため、明確にキャラクター分けされた4つのヘッドが用意されている点です。単なるロフト角の違いではなく、重心設計や空力特性、調整機能まで全くの別物。自分にぴったりの一台を見つけるために、それぞれの特徴をじっくり比較してみましょう。
| モデル名 | ヘッド体積 | 特徴 | 対象ゴルファー | 弾道特性 |
|---|---|---|---|---|
| Qi4D (スタンダード) | 460cc | スピードと寛容性の最高バランス。4箇所のTASウェイトで調整機能が最も豊富。 | 中・上級者からアベレージまで幅広い層。弾道を自分でコントロールしたいゴルファーに最適。 | 中弾道・中スピン |
| Qi4D LS | 460cc | 低スピンと高い操作性を追求したアスリートモデル。小ぶりな洋梨型で抜けが良い。 | ヘッドスピードが速く、球の吹け上がりを抑えたいツアープロや上級者。 | 強弾道・低スピン |
| Qi4D MAX | 460cc | MOI 10Kレベルの圧倒的な寛容性。シャロー形状で球が上がりやすく、つかまりも良い。 | 安定性を最優先したい全てのアベレージゴルファー。特にスライスに悩むゴルファーの救世主。 | 高弾道・ドローバイアス |
| Qi4D MAX LITE | 460cc | 全てのパーツを軽量化したウルトラライト設計。楽に振れてヘッドスピードが向上。 | シニア、女性、力まずスムーズなスイングで飛距離を伸ばしたいゴルファー。 | 高弾道・ドローバイアス |
あなたに合うのはどのモデル?
【Qi4D スタンダード】
シリーズの基幹となるモデルで、最も多くのゴルファーにマッチするであろう「ど真ん中」の存在です。前作よりも少しシャープな洋梨型の顔つきに戻ったことで、アスリートゴルファーも構えやすいデザインになっています。最大の特徴である4つの可変ウェイトを使えば、低スピン仕様からドロー・フェード仕様まで自由自在。フィッティング好きにはたまらない一台ですね。
【Qi4D LS】
LSは「Low Spin」の略。その名の通り、重心を極限まで前方に配置することでスピンを減らし、風に負けないライナー性の強弾道を生み出します。特筆すべきは、これまでのLSモデルにありがちだった「つかまりにくさ」が改善され、ヘッドのターンがスムーズになった点。左を怖がらずにしっかり叩いていきたいハードヒッターにとって、最高の武器になるでしょう。
【Qi4D MAX】
「とにかく曲げたくない」「フェアウェイキープが最優先」というゴルファーには、このMAXモデルが絶対的な答えになります。投影面積が大きく、後方に伸びたシャロー形状は、構えた瞬間に「ミスに強そう」という安心感を与えてくれます。MOI 10Kレベルの安定性は、芯を外してもヘッドがブレにくく、曲がり幅を劇的に減らしてくれます。スライスで悩んでいるなら、一度試す価値は絶対にあります。
【Qi4D MAX LITE】
「最近ヘッドスピードが落ちてきた…」「もっと楽に振りたい」と感じている方に最適なのが、このLITEモデルです。ヘッドだけでなく、シャフトやグリップまで全てを軽量化した「ウルトラライト・コンポーネント」を採用。クラブ総重量が軽いので、無理なくスイングスピードを上げることができます。MAXモデルの寛容性はそのままに、高い打ち出し角とつかまりの良さで、非力なゴルファーでもキャリーを伸ばせる設計です。
REAXシャフトの選び方と特性
Qi4Dの「4番目の次元」として、ヘッド性能と同じくらい重要な役割を担っているのが、三菱ケミカルと共同開発された純正シャフト「REAX」シリーズです。このシャフト開発で導入されたフィッティング理論が、非常に画期的で面白いんですよ。
従来のシャフト選びは「硬さ(フレックス)」や「重さ」が中心でしたが、新しいREAXシリーズでは、インパクトゾーンでの「フェースの開閉量(フェースローテーション)」という、ゴルファーそれぞれのスイング癖に着目しています。これにより、自分に最適なシャフトが驚くほど見つけやすくなりました。
あなたのスイングに合うREAXはどれ?
この考え方、すごく合理的だと思いませんか?クラブに仕事をさせるのではなく、自分のスイング特性に合わせてシャフトが最適に動いてくれる。これにより、無理なリストワークを使わなくても、自然と理想的なインパクトを迎えられるようになります。
以下はコアモデルに装着される「REAX MR50」のスペック例です。純正シャフトとはいえ、トルクが絞られており、カスタムシャフトに近いしっかり感があるのがわかりますね。
| フレックス | 長さ(inch) | 重量(g) | トルク | キックポイント | 総重量(g) | バランス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SR | 45.5 | 50.5 | 4.6 | 中 | 301 | D1.5 |
| S | 45.5 | 53.5 | 4.6 | 中 | 304 | D1.5 |
もちろん、これはあくまで目安です。自分のスイングタイプがわからない方や、最適な一本を確実に見つけたい方は、ぜひ専門のフィッターさんがいるショップで弾道を計測してもらうことを強くおすすめします。
驚異的な飛距離と安定性の秘密

「で、結局のところ、どれくらい飛ぶの?」ゴルファーにとって、これが一番の関心事ですよね。その答えは、世界のトッププレーヤーたちが残した驚異的な実績が、何よりも雄弁に物語っています。
特に衝撃的だったのが、ロリー・マキロイのエピソードです。彼はアブダビでの大会の練習日にQi4Dを手に取り、なんと、わずか3球試打しただけで「これだ、ランチに行こう」と言って、即座に実戦投入を決めたそうです。長年クラブにこだわり続けてきたトッププロが、史上最速で下したこの決断は、Qi4Dの性能がいかに圧倒的であるかを物語っています。
そして、その効果は実際のデータにも如実に表れています。
- 飛距離の向上: ロリー・マキロイは約17ヤード、トミー・フリートウッドは約20ヤードもの平均飛距離アップを達成。
- 安定性の向上: フリートウッドのフェアウェイキープ率は、なんと16.7ポイントも向上し、72.35%という驚異的な数値を記録。ある日のラウンドでは、ドライバーを使ったホールでフェアウェイを外したのは、たったの1回だったそうです。
この「飛んで曲がらない」という、ゴルファーの夢を両立させている秘密は、ヘッドの設計思想にあります。
テクノロジーが支える「飛んで曲がらない」性能
【4Dエアロダイナミクス】
ヘッド全体の空力性能を、計算流体力学(CFD)解析に基づいて極限まで高めています。特にクラウンのフェース側がわずかに丸みを帯びたデザインに変更されたことで、ダウンスイング時の空気抵抗を最小限に抑制。ゴルファーが意識することなく、自然とヘッドスピードが1〜2m/s向上する効果が期待できます。
【インフィニティカーボンクラウンとマルチマテリアル構造】
ヘッド上部のクラウン面積の実に97%を軽量なカーボン素材にすることで、大量の「余剰重量」を生み出しています。この浮いた重さを、ヘッド内部の最も効果的な位置(低く、深い位置)に再配分。これにより、ボール初速を上げる「低重心化」と、ミスヒットに強い「高慣性モーメント」という、本来であれば相反する性能を、非常に高い次元で両立することに成功しているのです。
つまり、Qi4Dは、ただ速く振れるだけでなく、生まれたパワーを効率的にボールに伝え、さらに芯を外してもエネルギーロスと方向性のブレが少ない、という理想的な構造になっているわけですね。
リアルな口コミと気になる打感

プロの評価がいくら高くても、私たちアマチュアゴルファーにとっては、実際に打った時のフィーリング、つまり「打感」や「打音」、そしてターゲットに対して構えた時の「顔つき」が非常に重要ですよね。市場に出回っている初期の口コミやレビューをリサーチしてみると、このフィーリング面でも非常に高い評価を得ていることがわかります。
特に多くのユーザーが指摘しているのが、「打感がこれまでのカーボンウッドと比べて格段に柔らかくなった」という点です。これまでのモデルは、カーボンフェース特有の「パキン!」という少し硬質で弾きの良い打音が特徴的でした。しかし、Qi4Dは、フェース内部に組み込まれたPUカバーなどの影響か、「ボスッ」という落ち着いた打音とともに、ボールがフェースに長く乗っているような、食いつきの良い柔らかい打感を実現しています。
この「乗り感」のある打感は、ボールを自分の意図通りにコントロールしたい上級者から特に好まれるフィーリングです。自分でボールを潰して運んでいる感覚が得られるため、ドローやフェードといった球筋の打ち分けもしやすいと感じる人が多いようですね。
見た目の進化も所有感を満たす
フィーリングの向上は、性能面だけではありません。構えやすさ、つまり「顔つき」も大きく進化しています。
- クラウンデザイン: 深いグレーのマット調仕上げに変更されたことで、太陽光の反射が劇的に抑えられています。これにより、アドレス時に非常に落ち着いた印象を与え、ターゲットに集中しやすくなっています。
- ヘッドシェイプ: スタンダードモデルは、多くのゴルファーが美しいと感じる伝統的な「洋梨型」へと回帰しました。アスリートテイストのシャープさと、ミスヒットに強そうな安心感が絶妙にブレンドされており、所有感を満たしてくれるデザインと言えるでしょう。
もちろん、中には「打感がマイルドすぎて、どこに当たったかのフィードバックが少し分かりにくい」といった、高性能ゆえの意見も一部にはあります。しかし、それ以上に「プッシュも引っかけも出ず、とにかく曲がらない安心感がすごい」という直進性を評価する声が圧倒的に多く、総合的な満足度は非常に高いドライバーであることは間違いないようです。
試打でわかるテーラーメイド Qi4D ドライバーの評価

ここからは、より具体的な試打データやライバル製品との徹底比較、そして購入を検討する上で絶対に知っておきたい価格や調整機能の注意点について、さらに深く掘り下げていきましょう。カタログスペックだけでは見えてこない、Qi4Dのリアルな実力が明らかになります。
プロの試打データが示す実力
様々なメディアや熟練フィッターが行った試打テストの結果は、Qi4Dのポテンシャルの高さを客観的な数値で示しています。ここでは、ヘッドスピードが比較速め(約50m/s、112mph前後)のテスターがスタンダードモデルを打った際の、一般的なデータを参考に見てみましょう。
これらのデータの中で特に注目すべきは、スマッシュファクター(ミート率)の安定した高さです。理論上の最大値が1.50とされる中で、コンスタントに1.48近い数値を叩き出すのは、フェースの反発性能とエネルギー伝達効率がいかに優れているかの証明です。
そして、データ以上にテスターたちが口を揃えて絶賛するのが、オフセンターヒット(芯を外した打撃)に対する驚異的な強さです。特に、アマチュアゴルファーがミスしやすいトウ側(ヘッドの先っぽ側)でヒットしてしまっても、飛距離のロスが非常に少なく、サイドスピンの増加も最小限に抑えられるとのこと。「異常なほど」「信じられない」といった言葉でその寛容性が表現されるほどです。この「大ケガをしない」という絶対的な安心感こそが、平均スコアを縮める上で最も重要な要素かもしれませんね。
競合モデルとのスペック比較

2026年のドライバー市場は、Qi4Dだけでなく、キャロウェイの「Quantum」やピンの「G440」といった強力なライバルたちがしのぎを削っています。ゴルファーとしては、これらのモデルと比べてQi4Dがどんな立ち位置にいるのか、気になるところですよね。それぞれの特徴を比較し、Qi4Dの優位性を探ってみましょう。
| 比較項目 | テーラーメイド Qi4D | Callaway Quantum | PING G440 |
|---|---|---|---|
| キーテクノロジー | 第5世代カーボンフェース 新ロールラジアス設計 |
Tri-Forceフェース (チタン,ポリメッシュ,カーボン) |
鍛造フェース カーボンフライ・ラップ |
| 初速性能 | ◎ (乗り感の強い初速) | ◎ (弾き感の強い初速) | ○ (安定した初速) |
| 寛容性(左右) | ◎ | ○ | ◎ (特にG440 Kが秀逸) |
| 寛容性(上下) | ◎ (スピンの安定性が抜群) | ○ | ○ |
| 打感・打音 | 柔らかく食いつく感じ | 力強く弾く感じ | 締まった金属音 |
| 調整機能 | ◎ (4点ウェイトで多彩) | △ (後方1点のみ) | ○ (3ポジションウェイト) |
| 価格帯 | 標準的 | やや高め | 標準的 |
ライバルと比較したQi4Dの強み
vs Callaway Quantum
Quantumは、チタンやカーボンなどを積層したフェースが生み出す、力強い弾き感と高いボール初速が魅力です。スピード性能では甲乙つけがたいライバルですが、フィーリングの好みが分かれるところでしょう。「弾き感」のキャロウェイか、「乗り感」のテーラーメイドか。しかし、弾道を細かくチューニングしたいゴルファーにとっては、4箇所のウェイト調整が可能なQi4Dの方が、より自分好みに仕上げられるという明確なメリットがあります。
vs PING G440
「安定性」という点において、PINGのGシリーズは絶対的な評価を得ています。特に左右の打点ブレに対する直進性は、G440がわずかに勝るかもしれません。しかし、Qi4Dは「上下の打点ブレに対する飛距離の安定性」で優位に立ちます。新ロールラジアス設計によるスピンコントロール性能は、PINGにはない独自の強みです。また、純粋なヘッドスピードの出しやすさという点では、空力設計に優れたQi4Dに分があるというデータも見られます。
結論として、Qi4Dは、キャロウェイが誇る「スピード」と、ピンが誇る「安定性」を、独自のテクノロジーで高次元に融合させ、さらに最高の「調整機能」を加えた、まさに”良いとこ取り”のポジションを築いているドライバーだと言えるでしょう。
賢い調整機能とスリーブ互換性
Qi4Dの性能を120%引き出すために欠かせないのが、多彩な調整機能の正しい理解と活用です。特にスタンダードモデルに搭載された4箇所の「TAS(テーラーメイド・アジャスタブル・システム)ウェイト」は、いじり始めると奥が深くて時間を忘れてしまうほどです。
TASウェイトで弾道をデザインする
標準では前方に4g×2個、後方に9g×2個のウェイトが配置されていますが、この配置を変えることで、弾道を劇的に変化させることができます。
- ニュートラル(標準): バランスの取れた設定。
- ドロー設定: 重いウェイト(9g)をヒール側(シャフト側)の後方に配置。重心がヒール寄りになり、ヘッドが返りやすくなるため、球のつかまりが向上しスライスを抑制します。
- フェード設定: 重いウェイトをトウ側(ヘッド先端側)の後方に配置。重心がトウ寄りになり、ヘッドの返りが緩やかになるため、つかまり過ぎや左への引っかけを抑制します。
- 低スピン設定: 重いウェイト2つを前方のスロットに配置。重心が浅く低くなり、スピン量を減らして打ち出し角を抑えた強弾道になります。
- 高弾道・高MOI設定: 重いウェイト2つを後方のスロットに配置。重心が深く低くなり、打ち出し角が上がるとともに慣性モーメントが最大化され、安定性が向上します。
これらを組み合わせることで、その日の自分のスイングの調子や、コースのレイアウト(右ドッグレッグが多いなど)に合わせて、最適なセッティングを見つけ出すことができます。まさに自分だけのドライバーを育てていく感覚ですね。
スリーブ互換性と知っておくべきリスク
テーラーメイドユーザーにとって長年のメリットである「スリーブの互換性」。過去のステルス、SIM、Mシリーズなどのシャフトが、Qi4Dのヘッドにも物理的に装着することは可能です。しかし、これにはいくつかの注意点があります。
過去のエースシャフトを試してみたい気持ちはよく分かりますが、これらのリスクを十分に理解した上で活用することが重要です。Qi4Dのポテンシャルを最大限に引き出すためには、やはり最新のヘッドに合わせて設計されたシャフトでフィッティングを行うのが最も確実な方法と言えるでしょう。
最新の価格と中古相場を調査
最高の性能を誇るQi4Dドライバーですが、購入を検討する上で最も現実的な問題となるのが価格です。最新のプレミアムモデルとして、それ相応の価格設定となっていますが、購入方法やタイミングを工夫することで、賢く手に入れることが可能です。
新品価格とカスタムオプション
まず、メーカー希望小売価格の目安を見てみましょう。
- 標準シャフト (REAXシリーズ) 装着モデル: 107,800円(税込)~
- カスタムシャフト (Tour AD / Speeder系) 装着モデル: 121,000円 ~ 124,300円(税込)
- ハイエンドカスタム (Ventus系) 装着モデル: 129,800円(税込)~
やはり10万円を超える価格帯となっており、決して気軽に購入できる金額ではありませんね。しかし、新製品発売時には、多くの販売店で「下取り額アップキャンペーン」などが実施されます。現在使用しているクラブを下取りに出すことで、実質的な負担額を大きく減らすことができるので、こうしたキャンペーンは積極的に活用したいところです。
中古相場とリセールバリューの予測
「新品は手が出ないけど、少しでも安く手に入れたい…」という方は、中古市場の動向が気になりますよね。Qi4Dの中古価格を予測する上で、前作モデルの価格推移が非常に参考になります。
- Qi10シリーズ: 発売から約2年が経過した時点でも、状態の良いものは5万円前後、人気カスタムシャフト装着モデルはそれ以上の価格で取引されており、高い人気と価値を維持しています。
- Qi35シリーズ: 比較的新しいモデルですが、こちらも4万円台からと、値崩れは緩やかです。
Qi4Dは、ロリー・マキロイをはじめとするトッププロがこぞってスイッチし、市場での評価も非常に高いため、前作同様、あるいはそれ以上に高いリセールバリューを維持することが確実視されています。これは、購入時の価格は高くても、将来的に売却する際の価値が下がりにくいことを意味します。
まずは「試打感覚」で探してみませんか?
メルカリなら、買ったクラブが合わなくてもすぐに再出品が可能。実質「試打」をする感覚で、気になるあのギアを試せます。
FAQ:よくある質問
最後に、Qi4Dドライバーの購入を検討している方から寄せられそうな、細かな疑問についてQ&A形式でまとめてみました。あなたの最後の不安をここで解消できれば幸いです。
- QQi35やQi10から買い換える決定的な価値はありますか?
- A
もし現在のドライバーに全く不満がないのであれば、急いで買い換える必要はないかもしれません。しかし、Qi4Dは特に「上下の打点ブレに対するキャリーの安定性」と「空力性能によるヘッドスピードの向上」という点で、前作から明確な進化を遂げています。「もう少し飛距離が欲しい」「ミスヒットしても飛距離が落ちない安心感が欲しい」と感じているのであれば、買い換える価値は間違いなくあります。試打すれば、その違いはすぐに体感できるレベルだと思います。
- QLSモデルはアベレージゴルファーには難しいですか?
- A
一概に「難しい」とは言えなくなってきているのが、最近のLSモデルの特徴です。確かにスピン量が少ないため、ある程度のヘッドスピードがないとボールがドロップしてしまう可能性はあります。しかし、今作のQi4D LSは、従来のLSモデルよりもつかまりが改善されています。ヘッドスピードが43m/s以上あり、スピンが多くて吹け上がりに悩んでいる方であれば、むしろスタンダードモデルよりも安
- Qヘッドのガラスコーティングは本当に効果がありますか?
- A
はい、効果は大きいと私は考えています。特にテーラーメイドのカーボンクラウンは、その美しいデザインゆえに、ティーアップ時の擦り傷などが目立ちやすいという側面があります。有料(3,000円~5,000円程度)にはなりますが、購入時にガラスコーティングを施工しておくことで、細かい傷や汚れからヘッドを守り、撥水効果で雨の日のプレーも快適になります。何より、クラブを綺麗に保つことは、愛着を深め、将来的なリセールバリューを維持するためにも有効な投資と言えるでしょう。
- Q左へのミス(引っかけ、チーピン)が怖いのですが、どのモデルが合いますか?
- A
左へのミスを恐れているゴルファーには、2つの選択肢があります。一つは、フェードバイアスに調整しやすい「スタンダードモデル」です。重いウェイトをトウ側に配置することで、ヘッドの返りすぎを抑制できます。もう一つの選択肢は、「LSモデル」と先端の硬い「REAX LRシャフト」の組み合わせです。元々重心距離が長く、ヘッドが返りにくいLSモデルと、シャフトでさらに返りを抑えることで、左を気にすることなく思い切り叩いていけるセッティングになります。
最終結論:テーラーメイド Qi4D ドライバー 評価

さて、ここまで本当に長い時間お付き合いいただき、ありがとうございました。様々な角度からテーラーメイド Qi4D ドライバーの評価を徹底的に掘り下げてきましたが、その凄まじいポテンシャルを感じていただけたのではないでしょうか。
最後に、この記事の総括として、Qi4Dがどのようなゴルファーにとって「最高の選択肢」となり得るのかを、改めてまとめてみたいと思います。
前作Qi10やQi35が「10K」という圧倒的な慣性モーメントで「安定性」の極致を見せてくれたのに対し、このQi4Dは、その安定性を土台としながら、テーラーメイドのDNAである「圧倒的なボール初速」と、ゴルファー一人ひとりに寄り添う「究極のフィッティング性能」を再びその手に取り戻しました。
これは単なる1年ごとのモデルチェンジではありません。ドライバーというクラブが、また一つ新しい次元へと進化したことを示す、まさにゲームチェンジャーと呼ぶにふさわしいプロダクトだと私は断言します。
もちろん、最終的な判断は、あなた自身が実際にボールを打ってフィーリングを確かめるのが一番です。この記事が、あなたのドライバー選びの羅針盤となり、最高の相棒と出会うための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。ぜひお近くのゴルフショップで、その異次元の性能を体感してみてください!



